昨日(4/6)、虹色結社×脇田友「トランス」の
公開ゲネプロ(General Probe)が行われました。
(虹色結社は、ほぼ演劇ビギナーズユニットの
19期メンバーで構成されています)
「トランス」という戯曲はなぜか高校演劇で人気があり、
創造活動室の公演でも高校の演劇部や大学生が演じる
「トランス」をよく見かけました。
理由は定かではありませんが、登場人物が3人なので
集まりやすいということがあるのかもしれませんが、
発端の高校の同級生同士が再会する、ということはあまり関係がなく、
登場人物たちの再会は、高校卒業後10年近くは経っていそうなので・・・。
舞台は数脚の椅子と台だけが置かれたシンプルなものでしたが、
創造活動室を横使いにし、客席は舞台を囲むように、
球場のスタンドのような感じで左右対称に配置されていました。
今まで数多くの「トランス」を観た経験がありますが、
妄想なのか現実なのか、正常なのか異常なのか、
といった存在様態が、3人の立場が入れ替わりながら
何が本当なのかわからないように変化して進んでいく、
その構造がうまく描けていたと思います。
本番は8日(土)と9日(日)です。
今日(4/7)は、昨日のゲネプロのアンケートの意見を参考に、
修正、ブラッシュアップが行われる予定です。
公開ゲネプロでの貴重な意見が本番に生かされる、ということです。
虹色結社の「トランス」、ぜひ、足をお運び下さい。