活動を知ってもらう機会が得られないことで
新入部員が入らず、劇団存続の危機に。
そういう状況下の学生劇団が多いと思われますが、
復活公演に向け、劇団愉快犯の練習が進められています。
その1つ。先日(6/12)は、現場経験の少ない部員向けの、
照明について学ぶ機会を提供しました。
コロナ禍前からの経験のある上回生は、
この機会に一緒に作業しながら、自分の経験を伝えたり、
細々と思いつくことを後輩に伝えていました。



まずは、基礎知識として、レンズの違いによる灯体の種類と
種類の違いによる用途の違いの説明、灯体の持ち方、吊り方、
延長ケーブルの使い方、地明り、シーリング、ななめ、サスなど
舞台照明の最低限必要な明り(吊り位置)の説明、
その後、脚立を使う時の注意説明を行って、
実際に、照明を吊って、点けてみました。
今回は地明かりをつくる練習だけでしたが、
7月初めの復活公演で、実際の舞台の一部として考えられている、
六畳間の大きさの地明りをつくってみました。
最後に、調光卓の使い方も簡単に説明させていただきました。
次回は、平台と箱馬の使い方の実際を学ぶ予定です。