12/4(土)に、創活番ボランティア養成講座の制作講座を開催しました。
公演をうつにあたっては欠かせない「制作」の仕事や役割について、
渡邉 裕史さん(演劇制作者/俳優/ワークショップデザイナー)と
丸井 重樹さん(演劇制作者)にレクチャーしていただきました。
学生劇団などに所属して活動している10名が参加。
まずは、自分たちが知っている制作のイメージや知識を共有したあと、
渡邉さんと丸井さんのトーク形式で、制作の役割について深めていきました。
公演の企画の段階から公演終了後まで、多岐にわたる業務があることが分かり、
中には、その劇団独自の役割の振り方があることに気づいた人も多かったです。

後半は、3グループに分かれて、ワーク形式でのプチ実践。
制作の担当者となったと仮定し、公演までのスケジュール組みや
タスク整理などグループごとに考えて発表しました。
会場費や入場料などの予算面、キャストやスタッフをどう集めるか、
稽古スケジュール、まずは公演演目を決める・・・など、
グループによって着眼点は様々でした。
渡邉さん、丸井さんからのフィードバックを交えながら、
新たな発見や学びがあったようです。
仕事内容についてはもちろん、その専門として活躍されている渡邉さん、
丸井さんの、制作の仕事をする上で大切にしている
想いなども話していただきました。
参加者からも「舞台のクオリティをあげる上で、
制作を専門にした、制作者の創造的な仕事も大事だと思った」
「役割の再編が必要だと思った」などの感想が寄せられ、
制作について捉えなおす貴重な機会となりました。
※次回の創活番ボランティア養成講座は、12/18(土)「舞台・照明講座」ですが、 すでに定員に達しているため募集は終了しております。