2023年01月20日

ダンススタディーズ2 2回目

全日程の序盤は、自分や他者の身体を知る“からだづくり”を行います。
今回のテーマは、「転がる」です。

まずは、横座りの状態から、「転がる」へ動きをつなげていきます。
「歩く」と比べると、「転がる」はそんなに日常的な動きではないですが、
「転がる」ための動作の一つ一つは、日常的な動きの連続です。
ナビゲーターの小倉さんは、これらの動きを言葉にしながら、
参加者へ伝えていきます。
ただ、コロコロと床を転がるのではなく、
意識していたのは、「体重の移動」と「床を押している」ということ。
今、自分の重心はどこにあるのか、どこに体重が移動するのか、
また、床からの押し返しを、床に接している様々な部位で感じることでした。
続いて、全員で同じ向きに回り、動作に慣れてきたら、自分の赴くままに回る。
途中、半分に分かれて、見せ合いっこをしました。

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後半は、前回体験した、誰かが止まったら、止まる。動いたら、動き出す。を、
今回の動きに取り入れながら全員で行います。
「腰の位置を高くして回ってみよう」
「止まるときは、無理な姿勢で止まるのではなく、ポーズを意識してみて」
「1人で動いてもいいし、目が合ったら、誰かと一緒に動いてもいいかもしれない」
参加者と一緒に動きながら、時折投げかけられる小倉さんの言葉に、
参加者は耳を傾けながら、自分の動きに取り入れていました。

参加者からは、
・自然体の中でからだを通した気付きが多かった。
・前回よりも動きやすくなった気がする。
・まだまだ体より気持ちが先行するので、もっと何も考えずに、
 動けるようになりたいです。
・体のいろいろなところで押すことができると分かり、その分床から
 返ってくる感じで、エネルギーが返ってきたのがおもしろかった。
・つめたかった床がだんだんあたたかくなった。
といった感想が寄せられました。

次回は1/22(日)です。

※この空間では、お互いに日常の役割(20代だから、大学生だから、まだ○歳だから)
から解き放たれ、メンバー間で寄り添いながら人と何かする人になることで、
居心地よく過ごせることができるようになることも目指しています。

まだ定員に達していないので、若干名追加募集中です。
まだ作品創作には入っていないので、今からの参加でも大丈夫です。
ぜひ、この機会に踊ってみませんか? 先着順にて1/22まで受け付けています。
詳細や申し込みはこちらから

posted by ひがせい at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ▼ダンススタディーズ2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

演劇創りのワークショップ、始めます!

現在参加者募集中!

脚本ってどうやって書くの? てゆーか、わたしにも書けるの?
演技ってうまくなるの? てゆーか、「いい演技」ってなに?
演出ってコツがあるの? てゆーか、「演出」って何?
といったことが気になる中高生に向けた基礎講座です。

【戯曲】※通し参加のみ
 日時:令和5年2月12日(日)・3月12日(日)
    いずれも10:30〜12;30
 定員:5名
 講師:村上 慎太郎(劇作家・演出家 夕暮れ社 弱男ユニット)


【演技】※どちらか選んで参加
 日時:令和5年2月12日(日)又は2月18日(土)
    いずれも14:00〜17:00
 定員:各10名
 講師:大熊ねこ(俳優 遊劇体)

【演出】※通し参加優先
 日時:令和5年3月18日(土)14:00〜17:00
       3月19日(日)10:30〜13:30
 定員:10名
 講師:筒井 加寿子(劇作家・演出家 ルドルフ)

参加費:いずれも1回 500円
対 象:京都市内に在住または通学されている中学生及び高校生年齢の方
受 付:先着順にて受付中!
申し込みはこちらから。返信は3日以内にさせていただきます。



posted by ひがせい at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 参加者募集中! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

冬劇祭2023 リハ4日目

リハーサル最終日は、同志社高校と京都産業大附属高校の2校です。

2校とも、音の演出がポイントのお芝居で、
演出担当の生徒を中心に、音響担当と役者とコミュニケーションをとりながら、
きっかけ合せが行われました。

音量にもこだわりを持って、何度も調整しながら、
効果的に音響がお芝居に入るよう、納得がいくまで、くり返し確認します。
また、役者の動きに合わせて効果音が入る場面では、
役者と音響の息を合わせて、緊張感のある時間になりました。

いよいよ、21日から本番です。
これまでの成果を発揮できるよう、
緊張感も楽しみながら本番を迎えてほしいと思います。

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