今回のテーマは、「転がる」です。
まずは、横座りの状態から、「転がる」へ動きをつなげていきます。
「歩く」と比べると、「転がる」はそんなに日常的な動きではないですが、
「転がる」ための動作の一つ一つは、日常的な動きの連続です。
ナビゲーターの小倉さんは、これらの動きを言葉にしながら、
参加者へ伝えていきます。
ただ、コロコロと床を転がるのではなく、
意識していたのは、「体重の移動」と「床を押している」ということ。
今、自分の重心はどこにあるのか、どこに体重が移動するのか、
また、床からの押し返しを、床に接している様々な部位で感じることでした。
続いて、全員で同じ向きに回り、動作に慣れてきたら、自分の赴くままに回る。
途中、半分に分かれて、見せ合いっこをしました。



後半は、前回体験した、誰かが止まったら、止まる。動いたら、動き出す。を、
今回の動きに取り入れながら全員で行います。
「腰の位置を高くして回ってみよう」
「止まるときは、無理な姿勢で止まるのではなく、ポーズを意識してみて」
「1人で動いてもいいし、目が合ったら、誰かと一緒に動いてもいいかもしれない」
参加者と一緒に動きながら、時折投げかけられる小倉さんの言葉に、
参加者は耳を傾けながら、自分の動きに取り入れていました。
参加者からは、
・自然体の中でからだを通した気付きが多かった。
・前回よりも動きやすくなった気がする。
・まだまだ体より気持ちが先行するので、もっと何も考えずに、
動けるようになりたいです。
・体のいろいろなところで押すことができると分かり、その分床から
返ってくる感じで、エネルギーが返ってきたのがおもしろかった。
・つめたかった床がだんだんあたたかくなった。
といった感想が寄せられました。
次回は1/22(日)です。
※この空間では、お互いに日常の役割(20代だから、大学生だから、まだ○歳だから)
から解き放たれ、メンバー間で寄り添いながら人と何かする人になることで、
居心地よく過ごせることができるようになることも目指しています。
まだ定員に達していないので、若干名追加募集中です。
まだ作品創作には入っていないので、今からの参加でも大丈夫です。
ぜひ、この機会に踊ってみませんか? 先着順にて1/22まで受け付けています。
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