後半は、座談会を行いました。
過去の参加者に来ていただいて、体験談を聞きました。
15期生のまーちゃんと、28期生のむっくんとくまさんでした。
参加した年によってメンバー構成はもちろん、
上演作品や演出家も違うのでエピソードもいろいろ。
15期の頃は、スマホが主流じゃない時代で、メンバー間での連絡の取り方や
公演の情報発信の仕方の違いなども話されていました。
28期はコロナ禍でもあり、マスクでずっと稽古していて、
本番前日のゲネプロで初めて全員がマスクを外したことなど。
今に繋がっていることについて聞いてみると、
・参加したときは内気で、参加してみてわかったこととして、
自分の言うことは意外と伝わっていないし、自分が思っているより
1.5倍増しで伝えないと伝わらないことが分かり実践している。
・人との繋がり。出会ったメンバーとはまだ繋がっているし、
講師の人との縁、演劇外でも年代をまたいで繋がっていると
実感することがある。
・声が通る。仕事でも、相手の状況を探りながら話すことが
出来るようになっている。
ビギナーズユニットでの共同創作を通して、
相手があって自分がつくられていくことを体験し、
参加後にその体験から何かしら今の自分と繋がっていることが
それぞれの言葉から聞くことができました。
終わりに、30期のみんなへと、
「楽しんで熱出さないように」
「初めてのことが多いけれど、踏み出す勇気をもって頑張って」
「やれることは思っているより多いし、自分次第でどこまでもいけるよ」
という言葉とともに、影響の受けあいから生まれる、自分たちにしか
できないものを前向きに1回1回大事にしてといったエールが送られました。