第7回となる6/10は、「脚本の読み方ワークショップ@」ということで、
高杉征司さん(俳優)に講師としてお越しいただきました。
まずは、ウォーミングアップから始まりました。
2チームに分かれて、メンバーで「行きたい国」や「夏に聞きたい曲」を
話し合いで意見を出すというワークでした。
とてもテンポよく、意見が出ることで他の人との合意形成をして
回答を1つに絞る事が必要になってくる為、譲り合うのではなく、
主体性をもって話し合う事が大切という事を高杉さんからの助言のもと、
チーム毎に話し合いが始まりました。
各チーム内で先導切って話す人がスムーズに出たり、
他者の意見を聞くために話を振ったりと、テーマについて盛り上がったり、
全員が自身の意見を言える機会になっていました。
「夏に聞きたい曲」に関しては、両チームともに偶然にも、
ゆずの(夏色)でした。
参加者たちの世代ではない曲が、偶然にも両チームから出る感性や思考に
逆に驚かされました。
ここから、今回の上演作品候補の脚本3つを読み解いていくワークに入りました。
皆、読み込んでいる脚本もあれば、まだ読んでいない脚本などもあり、
解説を含め1人1人の意見や解釈の違いなどが出てきたり、
今まで1人で読んでいたより、皆で意見交換をすることで、
新たな発見ができたようです。
各脚本に対しての印象や思いが違う分、大勢の話し合いの場で、
なかなか自身が思うことを言い出しづらいという場面があったり、
他の人の話を聞くことに意識が行き過ぎてしまい、
理解することに精一杯になってしまう参加者もいましたが、
自分自身を再確認出来た時間にもなりました。
次回も高杉さんにお越しいただき「脚本の読み方ワークショップA」を行います。