パフォーマンス終了後、参加者のみなさんに体験談を
書いていただくようにお願いしました。
第1弾は澤田さんの「私たち」体験です。
とてもシャイな澤田さんは、人前で自分自身を落ち着かせる
ために始めた「ガマの油売りの口上」と、それに続く小芝居を
していただきました。
※パフォーマンスの模様は、また別の機会にレポートします。



火曜講座の終わりに、何気に貰った「私たちの空間」のチラシ。
講師の二口大学さん、辻野恵子さんの別のワークショップを
説明会まで出といてキャンセルした経験のある僕は、
「罪滅ぼし」の意味もこめて参加した。
企画が始まってからも、「何ができるのか。」、「何をするのか。」
手探り状態で正直不安だった。
だが、ワークショップを通じて参加者のみんなと心を通わせるうちに、
「自分のしたい事を表現しよう。」という方向性が見えてきた。
「構えた自分ではなく、素の自分、戸惑ってる自分でもOKなのだ。
自分を解放しよう。」
そう思ったら不安が吹き飛んだ。本番でも、素の自分で表現できたと思う。
もちろんお客さんの雰囲気も背中を押してくれた。
僕にとっては、二口さん、辻野さん、参加者のみんな、お客さん、
東山の職員さんとの「出会い」が大きな財産だし、
もう一人の自分を「発見」できる場だった。
澤田 幸嗣