2005年12月22日

こころ箱、作りました

東山アートスペースイベント、ドキドキ一杯つめこもう!
「こころ箱」を開催しました。
東山アートスペースは知的な障害のある青少年の余暇活動の充実を目的として
月2回、定期的に開催しているアトリエ活動です。
「ものづくり」を通して、障害のある人もそうでない人も、
大人も子どもも一緒に楽しめる空間をつくりたいとの思いから、
年に1〜2回のイベントを開催しています。
今回のイベントでは、誰かにプレゼントする「びっくり箱」をつくりました。
このイベントを企画したのはアートスペースのボランティアスタッフ。
「大切な人にあげるこころをこめた箱をつくりたい」との思いから、
イベントタイトルを「こころ箱」にしました。
テーマは「あそび心」「冬」「プレゼント」。

kbox2.JPG kbox1.jpg kbox3.JPG


参加者は延べ34名。スタッフは9名。
京都では珍しく雪の降り積もる中、多くの方がこのイベントに参加してくれました。

こころ箱の作り方は、まず飛び出すバネをつくり、
飛び出す部分の土台にかざりをつけます。
その後、箱とバネをくっつけて完成。
「クリスマスの動物と言えばトナカイやろ」「サンタさんをつくりたい」
参加者の思いはさまざまです。
綿やビーズ、毛糸、モール、発泡スチロールなど、様々な素材を使って、
思い思いのこころ箱ができあがりました。
そしてプログラムの終わりには、それぞれの「こころ箱」を見せ合いました。

イベントが終了してからのスタッフの感想としては、
「子どもたちが嬉しそうに完成した箱を持って帰るのを見ると、
楽しかったーっ! やってよかった!と思った」、
「想像していた以上にステキな作品が多くてびっくりした」、
「カードに「お母さんいつもありがとう」って書いたメッセージを見て、
こっちが暖かい気持ちになった」などの声が聞かれました。

「びっくり箱なだけに飛び出さないと意味がない」
スタッフは、イベントぎりぎりまで試作をくり返していました。
当日、参加者の「こころ箱」から飛び出る作品を見るたびに、
参加者とスタッフから笑顔がこぼれていました。
posted by ひがせい at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ▼アートスペース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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