私たちの空間体験、シリーズ第7弾は辻野さんの「私たち」です。
辻野さんには、二口さんと共にナビゲーターを務めていただきました。
すごく楽しみました。
自分が講師だということを忘れている瞬間が多々ありました。
純粋にそこに居会わせる人間として毎回楽しませてもらい教えてもらいました。
「次はみんなどんなことをしてくれるのだろう」と帰り道
毎回二口さんとワクワクしていました。
私は2歳の子供がいてどうしても連れて行かねばならない時があり、
はじめは無理して連れていっていたのですが、
みんながとても暖かく迎えてくれるので私も子供も居心地がよく、
子供も行くのを楽しみにしだした(というか当然と思い出した?)ので、
最後の方はほぼ毎回連れていっていました。
私がいなくても泣かなかったり、ストレッチやチアをまねしていました。
完全にメンバーのつもりだったようです。
子供がいても成立する空気が「私たちの空間」にはふさわしく
素敵に感じとても嬉しく思いました。
ってみんな思ってくれているといいのだけど。
皆さんありがとうございました。ほんとにお世話になりました。
発表会当日はバタバタで、リハーサルが本番ぎりぎりに一度やれただけだった
ので、間際までみんなちょっと力が入って硬い感じでしたが、
お客さんが来るとうってかわっていきいきしてびっくりしました。
目の前にいる人達とちゃんとコミュニケーションがとれていました。
それまでみんなの積み重ねた時間の重みを感じました。
今回もうひとつ感激したことは、事務局の方々にほんとに
大大協力していただいたことでした。
会場には毎回西田さんが書いてくださっていたブログの「今日の私たち」が
いろんなところに展示され、みんなの様子を撮っていただいていた
ビデオを活用して参加者の中村さんがお客さんにみせました。
照明や音響までもお願いし、リハーサルや本番には職員の方々(所長さんまで!)が
見に来てくださいました。本当にセンター全体で応援していただきました。
特に担当の西田さんはおしつけがましくなくいつも大きく見守ってくれる
「私たちの空間のおとうさん」でありました。
おとうさんありがとうございました。
こんな風に事務局の方が関わってくださったことも、私には「私たちの空間」で
目指していたことのように感じられとてもうれしく思いました。
いろんな人と会う機会をこういう場でもつたびに、
みんななんて面白いんだろうと実感します。
面白くない人に会ったことがありません。それぞれがほんとに個性的で素敵です。
そんな素敵な人達の価値観が、それぞれ独立していながらも
ひとつのものをつくっていくというのは、とても奇跡的なことだとおもいます。
今回は奇跡が起こったんじゃないでしょうか。
でもリハーサルと本番の違いのように、奇跡が起こるか否かは
ほんの少しの違いです。
たとえ起こらなかったとしてもみんなが素敵なことには変わりはありません。
今回もまたそう再確認しました。人間万歳!
辻野 恵子
2006年01月10日
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