2009年11月06日

河合さんのビギナーズ体験(S31)

昨日の高田さんのココロ体験に続いて
久々にお届けする、【特集】Beginners' Unit Revisited!。
第31弾は、河合さん(WANDERING PARTY)のビギナーズ体験です。
河合さんは14期(2007年)から16期(2009年)の3年間
演出補助として演劇ビギナーズユニットにかかわっていただきました。


私はビギナーズユニット2007から2008、2009と続けて三度、
演出補助として参加させていただきました。
二十歳の頃にお芝居を始め、演じる側しか経験がなかったものですから、
お話を頂いた時は、演出? 補助? できる? と少し身構えた感じもありました。
しかし、この公演は見ず知らずの10数名の参加者が3ヶ月間の芝居作りを通して、
コミュニケーションとは何なのか、どうすれば良いのか、
また集団が一つにまとまるために何をすべきなのかなどを体験する、
他にはない企画であり、このような集団のお手伝いができるなら
自分自身もとても良い経験ができると思い参加いたしました。
1年目のビギナーズユニット2007の講座がスタートすると、
自分の立場に非常に困惑したというか、
ふわふわとしたどこにも足が付いていないような
微妙な感じでしばらく過ぎて行きました。

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それは、自分がどのポジションに付いて
何をすればこの集団の役に立てるのかつかめなかったからです。
自分は出しゃばらず、演出と参加者の意思疎通の潤滑油になれたら。
お芝居をするのが初めての参加者には、
演出が言う意図が分からないとか、
どう稽古すればいいのか分からない、
それ以外でもいっぱい分からない事が出てくると思い、
そういうところを自分が見つけ、
少しでもみんなの止まっている時間を短くできたらと考えました。
そして、参加者と世間話やお芝居の話をいっぱいしようと
たくさんコミュニケーションを取る事を心がけました。

溶け込むのに時間はかかりませんでした。
そして、みんなからもどんどん来てくれるようになり、
ようやく1つの役割ができたと感じました。
そこで、もし1年で演出や演出補助が終わっていたとすると、
これがビギナーズユニットの1つの集団の経験で終わっていましたが、
3年間経験すると、年によって参加者それぞれの集団の色
というものがはっきり違うことを体験し、
より凝縮された私の経験となりました。
私自身もコミュニケーションは得意ではありません。
毎年、本番が近づくにつれ、参加者の顔つきが真剣になり、
参加者同士がお互い思っていることを言い合ったり、
また言えなかったり、すごい葛藤があったり、
様々な表情を見てきました。
私は、この3回のビギナーズユニットで共通して感じた、
意見を発言する勇気、というものを自分に足りなかったものとして
皆さんに教えていただきました。

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