影絵の2日目の報告です。
今回は、最終日の発表に向けて、話づくりの体験を行いました。
1つ目は、「大障害物レース」。
2つのグループに分かれて、OHPを使いながら
「障害を3つ作り出し、それを切り抜ける」というものです。
各グループに与えられた時間は、20分。
決まりがあるわけではないので、障害の切り抜け方も自由です。
ちょっとしたアイデアから話が膨らみます。
梱包用に使うプチプチをプロジェクターで写してみたところ、
「ハチの巣」に見えたことから、
ハチに刺されないように池に入って切り抜ける設定にしてみたり、
襲ってくる大きな怪獣に対して、握手をして仲良くなる
といった切り抜け方もありました。
次は、基本的な人形の動かし方について。
歩き方(地面に足が埋もれていないか、宙に浮いていないか)や、
目線(どこを見ているのかを体で表現することで、
本当に見ているように見える)の大切さなどを知りました。
その後、話をつくるインプロゲーム。
これは、参加者が一文ずつ順番に話を考え、全員で1つの話をつくるというもの。
「山奥に靴をつくる職人が住んでいました。」がはじまりなら、
前者のお話を受けて、話を進めていきます。
「とっても有名な俳優さんがファンに見つからないように自由に
空を飛べる靴が欲しいとお願いしました。」
とくると、「靴職人は困り果て、ドラえもんを呼びました。」
そこで靴職人が助かるのかと思いきや「ドラミちゃんのことで
頭がいっぱいでドラエもんは役立たずでした…。」
と続いたり…。終わりを考える人も大変です。
起承転結の中でも、人によって得意な部分が違うことが興味深かったです。
今度はその話の一部分を人形の動かし方に注意しながら影絵で表現してみました。
参加者は徐々に、自分たちの言葉で、お互いの感想や意見を
言い合えるようになってきました。
2006年02月13日
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