2010年01月07日

ココロ@特別講師1(09S3)

5回目を迎えるココロからだンスWSでは、新たな試みとして、
ナビゲーター以外に特別講師を数回お招きし、
その方々のワークショップを通して、様々な創作の場に
出会える機会を設けています。

初めの特別講師は砂連尾 理さん(2009年12月24日)です。
まず自己紹介とダンスとのつながり、今どういうことに
注目して活動しているのかを聞かせていただきました。
いつも参加者は名札をしていますが、
今回はしないでくださいという砂連尾さんからの一言。
このワークを通して、それぞれの名前を砂連尾さんが
当てるということでした。

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一体どんなワークを??と聞きたいところでしたが、
まずはストレッチから始まりました。
次に2人組でお互いの距離間や感覚、呼吸を意識したワークを
いくつか行いました。
その後で、始まった名前当て。時間内に色々なワークの途中で
計3回名前を書いて砂連尾さんに見せるということをしました。
名前を書くといっても、そこはもちろん身体でです。
1回目は仰向けになって寝ます。
手足をそれぞれ違う人に持ってもらい引っ張ってもらいながら、
その状態で自分の名前を身体の中心を使って書きます。
それを見た砂連尾さんがホワイトボードに伝わった動きや文字を
書いていきます。

2回目は2人組で一人が相手の背中の上に背中合わせで乗り、
そのまま足を使って名前を書きます。
これはかなり支えている方の人がしっかりしてないと
上に乗って名前を書く人は安定しないので、
どちらの人にとっても難しいものでした。
また、それを見た砂連尾さんがホワイトボードに
伝わった動きや文字を書いていきます。
この時点で数名の人の名前が当たりました。
3回目は全員の前で自分の自由に身体を使って名前を書きます。
みんな、見ている人に身体で伝えるということに集中していました。
これもパフォーマンスであり、大事なのは、人に伝えたいと
いうことを強く意識し、身体で伝えるということだということが、
他の人を見ていてよくわかったようです。
技術的に高いから見ている人に伝えることができるのではなく、
伝えたいことを明確にし、集中してそのことに向かうことが、
これから観客の前でパフォーマンスを行うために必要なことだと
いうことが伝わってきたワークでした。
参加者にとってはとても集中し、かなり疲れた様子でしたが、
それと同時にとてもいい笑顔を見ることができました。
ワークを終えてから、クリスマスイヴ&忘年会(?)のようなお食事会。
「よいお年を」ということで2009年のココロは終了しました。
砂連尾さんは2月にもまた来ていただきます。

posted by ひがせい at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | △ココロからだンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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