表現活動へのお誘いC影絵の発表会が終了しました。
当日発表を見に来てくださったのは、
児童館の子どもたち大勢と職員さん、
プログラムには参加できなかったのですが、
興味を持ってくれた青少年の人たち計34名。
まずはシルエットクイズ。
モノの影を見て、それが「何か」を当てるクイズです。
緊張をほぐすためにも、お話を発表する前に、スクリーンの前に立ってみては?
講師の提案で、参加者それぞれが傘や扇子、
剣玉などを開けたり傾けたりしながらスクリーンの後ろに立ちました。
「ボール!」「りんご!」
観客の反応も上々です。
いよいよお話しの発表。
まずは、ワカメチーム。
簡単にストーリーを紹介します。
あるとき巨人が海の中の生き物をいっぱい取ってしまいました。
仲間がいなくなった海の生き物(タコ・カニ・魚)は
これ以上仲間を減らさないためにも陸にいる巨人を退治しに行くことにしました。
タコたちは陸に上がったことがありません。
魚の話によると、北の海に巨大なワカメがあり、それが陸まで伸びているとのこと。
タコたちは、その巨大なワカメを見つけ出し、陸に上がたどりつきます。
巨人の家に行くために、陸の生き物に話しを聞き、巨人を見つけました。
巨人は強く、なかなか倒せません。カニもカメもやられてしまいます。
最後の攻撃でタコが墨を吐き、巨人は目に墨が入り痛くて大泣きしました。
大粒の涙はどんどんたまり、やがて海になり、
カナヅチの巨人はおぼれてしまいます。
見かねたカニたちは巨人に泳ぎ方を教え、
ワカメの場所を教えてあげ、陸に帰らせてあげました。
最後には、巨人も悪いことをしたとあやまりみんな仲良くなりました。
というお話でした。
少人数のグループのため、色々な役を持ちまわりで演じていきます。
巨人を3人(目×2人、口×1人)で表現したり、
少ない人数で切り絵、手、人物など様々な影を取り入れていました。
巨大なワカメを登っているときにアドリブで
「誰かに応援してもらわな、すべって登れへん」とカニが言うと、
「がんばれ〜!!」と子どもたちの大きな声が返ってくる。
参加者はその反応が嬉しくて必死で演じていたそうです。
(つづく)
2006年02月28日
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