次のお話発表は神様チーム。
こちらも簡単にストーリーを紹介します。
神様が空を泳いで旅に出ました。
神様はキレイな星を見つけたので、降りてみることにしました。
そのキレイな星は、地球でした。
神様は何でも創り出すことができます。
一人で暇だったので子分をつくり、しりとりをして遊ぶことにしました。
「だちょう」→「うさぎ」→「きゅうす」→「スリッパ」
→「ハト」→「トナカイ」→「イカ」「カニ」……
神様と子分はさまざまなものを創り出していきます。
日もだんだん暮れてきました。
最後に「カニ」に続く「虹」を地球の子どもたちにプレゼントして
神様は帰ることにしました。というお話でした。
しりとりに出てくるものは、切り絵ではなく、体や手で作れるものが基本。
「うさぎ」「カニ」などの手影絵以外に、からだ全体を使ってスリッパを表現したり、
二人がかりでトナカイを作ってみたり。
練習中はまわりの人にちゃんと見えているかを確認しながら
発表ぎりぎりまで「影チェック」をしていました。
また、観客と一緒に作っていくような話にしたいとの思いがありました。
「「ス」のつくあったかいものは何だ?」と神様が言うと
「ストーブ!」と子どもたち。
「違うぞ、足にはくものだ。残念だったな。これだ。「スリッパ」だ。」
観客とのかけあいの中でセリフが生まれてくることもあり、アドリブを効かせながら
発表者も一緒に楽しんでいる様子が伺えました。
最後は「障害物競走です。」
OHPを使って、障害をつくり出し、切り抜けるというもの。
これは、観客の子どもたちにも参加してもらいました。
はじめは、モジモジ照れくさそうにスクリーンの前に立っていた子どもも、
障害を切り抜けるために必死で戦い、スクリーンが破れそうになるハプニングもありました。
また、見ている子どもたちも、スクリーンで戦っている友達を必死で応援し、
会場は、かなりにぎやかで、興奮冷めやらぬうちに発表会は終了しました。
「先生、うちのとこでも影絵やろう!」
と言いながら嬉しそうに帰っていく子どもたちの姿は、
参加者にとって、何よりの充実感・達成感になったのではないかと思います。
2006年03月02日
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