9月に入って、東山フェスタもいよいよ終盤。
今年は20+1個(追加)のプログラムを企画し、残すところあと5つ。
これまで、小学生からご年配の方まで
多くの市民の皆様にご参加いただきました。
9月3日、切り絵のプログラムは、フェスタでも初めての実施です。
参加者は、女性ばかり6名。
和気あいあいとした雰囲気が感じられました。
ナビゲーターの谷田有似さんは、中国への留学中に切り絵(剪紙)を勉強し、
現在は、切り絵芸術家として京都や大阪でもワークショップを開催されています。
今回のような(中国の)切り絵は全員が初体験で、
ナビゲーター考案の「仲良しうさぎ」を作りました。
ハサミもナビゲーターが持参した、
中国製の先のとがったものを使いました。
完成見本を前に、最初は基本的な練習から行います。
色紙を使った直線切りや半紙を使った様々な曲線切りなど、
ポイントは手を動かすのではなく、紙を動かすこと。
さらに、円を切り抜く練習やうさぎの細かいパーツ部分の練習です。
思った以上に皆さん器用に作業しているように感じました。
残り1時間でいよいよ本番。
まず、手本の絵を薄い半紙に写し、
4つ折りした中国製の赤色半紙をホッチキスで固定します。
ハサミが動き出すと、緊張と集中しているせいか皆無言に・・・。
(ワーカーは、緊張をほぐそうと
邪魔をしない程度に話しかけてはいましたが・・・)
出来上がりは写真のとおり、皆さん満足できるものになりました。
今回は、センターでインターン中の吉澤さんも特別参加。
彼女は左利きということもあって、
ハサミを使うのに少し苦労があったようです。
そんな、吉澤さんに参加した感想を聞いてみました。
今回のワークショップに参加させていただき、
初めて切り絵を体験しました。
左利きと不器用さが手伝い切り口がガタガタに・・・。
ナビゲーターの谷田さんや参加者の方にもアドバイスをいただきながら、
ハサミで半紙と格闘すること1時間強・・・。
個性的な作品に仕上がりました。
皆さんのウサギは2羽いるのに、なぜか私のウサギだけ
1羽になっていしまいました。
真剣に半紙と向き合い、黙々と集中してハサミを動かして、
切り終った紙を開けたとき、思った以上にきれいに
模様が出ていて感動しました。
2010年09月05日
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