Bコース最後のプログラムと、保護者会を実施しました。
この日はメンバー15名とボランティア17名、
ナビゲーター、アシスタント、全部で34名となり、
とても賑やかな活動になりました。
今まで「作品づくり」というよりは、
ボランティアとのおしゃべりを楽しんでいたメンバー。
この日は、初めてアートスペースに参加するボランティアが隣に座り、
おしゃべりを楽しみながら、熱心に制作に打ち込み、
すてきな貼り絵を完成させました。
完成したものを見てメンバーもボランティアも、とても嬉しそうな様子。
この人はものづくりが好き、嫌い、
この人は人と話すのが好き、嫌い、と、
今までなんとなく決めて関わってしまっていたのかなと、
後の振り返りでボランティアから話されました。
一緒にいる人や関わり方によってメンバーの見せる顔も違う。
それは誰でも同じということを改めて感じることができました。
並行して行われた保護者会には、
Bコースの保護者、ヘルパー合わせて9名の方が参加してくださり、
ナビゲーターからの活動報告と、
メンバーの日頃の様子をうかがうことができました。
保護者の方から、「実はメンバー自身がこの時間をとても楽しみにしている」、
毎月ボランティアが発行している活動報告、
「『アートスペース通信』で掲載している写真に
家では見たことのない笑顔が載っていて驚いた。」、
「継続して参加していくなかで、
明らかに外に出る恐怖心が無くなってきている」
などの話を聞くことができました。
保護者会に参加していたボランティアは、
「感情を表情から感じとりにくかったメンバーもいて、
不安を感じたり、悩みながらも楽しんで活動してきた。
自分の知らない家でのメンバーの姿や、保護者の方の期待を知れて嬉しい」
と、今後の活動への励みになったようです。
4/1〜4/16の期間中、東山青少年活動センターロビーにて、
アートスペース作品展を開催します。是非、ご覧ください。
2011年04月04日
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