2006年12月15日

高杉さんの分岐点アップです

久々の分岐点です。
今回は、10月に行なわれたWANDERING PARTY公演「レオナール・F」で
画家の藤田嗣治役を熱演された、俳優の高杉征司さんに
書いていただきました。

それでは、例によってさわりの部分を。
 
  今から10年前、大学三回生の終わり頃、さすがに就職について考えた。
 まわりのみんなはとっくに就職活動を始めていて、だからといって焦りは
 なかったけど、なんだか落ち着かない。俳優業をなりわいとするつもりで
 はいたが、具体的な方策が見当たらないからだ。
 そんな折り、電話、応答、出演依頼、汗、イヤな汗、思考三秒、快諾、動
 悸、息切れ、でも根拠のない安堵。わずかに残っていた一般就職の可能性
 を捨て去り、一本の芝居に参加することを決めた。まさに一瞬のうちに何
 の方策も無いまま覚悟だけが決まった。

続きは、ホームページでご覧ください。
posted by ひがせい at 15:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 分岐点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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