成形の1日目〜3日目が終了しました。
参加者は3台の電動ろくろに3名が、30分ずつ、電動ろくろを行います。
成形の1日目は「土殺し」に苦戦し、
基本的の形である、小さめの湯のみを。
2日目は少し大きめの、お茶碗を。
3日目は、ラーメン鉢のような大きなものや、ビアグラスなど、
自由に成形を行いました。
電動ろくろの成形は、力のかけかた次第ですぐにゆがんだり、
厚さが均等にならなかったりと、思い通りにはなかなかなりません。
それでもナビゲーターの涌波さんに力を借りながら、
真剣な表情で作陶を行いました。
3人が電動ろくろを行っている間、
その他の方は別のテーブルで輪になって、
手びねりを行います。
電動ろくろで使う土が信楽土(白色)に対し、
手びねりでは赤土(赤色)を使用しました。
手びねりは水を多く含ませて行う電動ろくろよりも、
土が柔らかく、扱いやすい方法です。
大きめのお皿や、竹串などで絵を彫った小皿、レンゲ、湯のみなど、
より複雑な物を具体的なイメージをもって作る方が多くみられました。
1日目と2日目に作った作品は、
涌波さんが板に乗せ、家に持ち帰り、ほどよく乾燥させて、
削って、高台をつくってくれています。
次回は、この「削り」の工程をします。
と言うと、みなさん不安そうな表情でしたが、
そんな経験が出来ることもこのワークショップの魅力の一つです。
2012年10月22日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック