2006年12月24日

Q.どんな調光卓ですか?

.照明を操作するメインの調光卓は
  松下電工のパステルミニです。
  パステルミニはコンソールタイプもありますが、
  センターのものは組み込みタイプで、音響装置(ミキサー、
  CDプレーヤー、MDプレーヤー、イコライザー、アンプなど)
  と同じワゴンに組み込まれています。
  パステルミニのフェーダーは24本、シーン記憶数は30です。
  ただし、センターのコンセントボックスは20回路なので
  24フェーダーあっても、実際には20フェーダーしか使えません。
  そして、この卓は固定パッチです(コンセントボックスNo.1と
  調光卓のフェーダーNo.1が1対1の対応をしているという意味で、
  この関係を組み替えたり、複数のコンセントボックスの回路を
  1つのフェーダーに仮想で組み替えて操作したりすることはできまん)。

  シーン毎の明かりを作って、それらを順に
  1から10のボタン(×3ページ=30シーン)に記憶させておけば、
  実際の照明操作としては、ボタンを順番に押すだけで
  それぞれのシーンの明かりが再現されます。
  後は、次のシーンの明かりにどのように移行するか
  その移行時間を設定します。
  移行時間が0秒で次のシーンの明かりが真っ暗なら暗転、
  5秒を設定すると、5秒間で、現シーンの明かりがフェイドアウト
  しながら次のシーンの明かりがフェイドインしてくる、
  ということになります。

  pastel.JPG lightco.JPG
        Pastel mini        Light Commander12/2

  パステルミニの調子が急におかしくなった時のため、
  予備卓としてMAライティング社のライトコマンダー12/2
  置いています。
  この卓は12本のフェーダーが2段になっています。
  フェーダーは12本しかありませんので、13番から20番の回路に
  つないである照明はどうして操作するかというと、
  スイッチで切り替えることによって、同じフェーダーを
  13番から24番のフェーダーとして使うことによって操作します。
  つまり、1番のフェーダーは切り替えて13番のフェーダー、
  N番のフェーダーはN+12番のフェーダーになるということです。
  (この点だけが少し使いにくいところでしょう)
  
  この卓の特徴はパッチができることと120シーンまで
  記憶させることができる、チェイス(次々と点滅させたい灯体を
  選んでチカチカと明滅させること)ができるという点です。
  また上下2段のフェーダーをまったく同じものとして
  上段と下段のフェーダーを交互に操作しながら照明操作を
  すること(プリセットモード)もできます。
  通常は上段のプリセットフェーダーでシーン毎の明かりを作り、
  下段のメモリフェーダーに記憶させて使います。
  本番では主に下段のメモリフェーダーを順に操作して
  シーンの明かりを順に再現していきます。
  パステルミニと大きく違うところは、クロスフェードが
  手動でできるところで、生の舞台の間に合わせて(打ち合わせ
  通りに行かないこともしばしばあります)
  照明さんが即座に対応することができるところです。
  また、調光卓と調光装置とはDMX信号でやり取りをしているので、
  今はやりのムービングライトも使えますよ。
posted by ひがせい at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | FAQ(照明編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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