昨年の10月から始まった、創作ダンス連続ワークショップ。
ステージサポートプランのおススメ企画として、
対象は、中学校の体育の先生や児童館・学童職員の方々で、
ダンサーと一緒に、創作ダンスの授業や仕事に役立つような
ワークの開発を行うのが主旨で実施しています。
今回は、その3回目の報告です。
参加者のお1人が腰を痛めてしまい、
イスに座ってできるワーク、ゆびヨガから。
ゆびのマッサージですが、侮ることなかれ、
全身に効くようです。
小学校の先生がおられるので、1時限目授業の前に
さっとできる目覚めのヨガの紹介も。
今回から整形外科のお医者さんが加わりましたが、
休憩時間には、腰を痛めている参加者や
ダンサーのからだのケアについて、
いろいろとアドバイスをしていただきました。
教育関係者とダンサー以外に、ひとのからだと接する
お仕事をされている様々な職業の方々が加わることで
このワークショップの場が、さらに豊かになるように感じました。
ペアのまね(鏡面のように)ダンスでは、
お互いの(適正な)距離をさぐって、定めることから始めました。
ひととの距離があまりに近いと緊張感が増す、
全体像が見えない(特に下半身の動き)、
などの意見が出されました。
まねダンスは学校でも簡単にできるワークの1つで、
形をまねるだけでなく、自分のからだのコントロール感覚を養い、
同時にイマジネーションも育てることができる、と隅地さん。
他にもいろいろと試して、
それぞれに参加者の意見を聞きながら、
ワークを進めました。
お互いの距離が近いバージョン、遠いバージョン。
リーダー・フォロアーを決めてやるバージョンと、
リーダーを決めないでやるバージョン。
対面で定点(動かない)でやるバージョンから、移動してもいいバージョン。
まねないで、逆に違うことをするバージョンなどなど。
最後は4人で、ひし形の隊形を保って、
先頭が順番入れ替わりながら円を描いて歩いていく、
という高度なワークを行いました。
2013年02月18日
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