この日はスタッフ見せということでもありましたが、
残念ながら2名欠席での初通しとなってしまいました。
最初に、ナビゲーターの佐藤さんから
全体の構成・流れ(ソロやデュオの順番)について説明があり、
それに沿って通しが行われました。
今回の公演は、創造活動室とレッスンスタジオの2部屋を
公演会場として使用する案が考えられていて、
観客はこの2部屋を移動してパフォーマンスや映像を
見ることになります。




この日、レッスンスタジオまでは確保されていませんでしたから、
創造活動室の引き割り幕(緞帳)を閉めて区切られた
レッスンスタジオ側のエリアをレッスンスタジオに見立てて、
2つの会場を行き来しながら、パフォーマンスを行う形が試みられました。
それぞれのソロやデュエットはまだまだ未完成で、
やっていてもまだよく見えていないのが現状で、
当然のことながら、通しの出来はあまり芳しいものではありませんでした。
通し稽古終了後、重苦しい雰囲気の中、
誰が言うともなく、8人は車座になって座り、
参加者だけで今後のことについて話し始めました。
通し稽古に全員がそろわなかったということもそうですし、
自主練習の参加が少ないのはなぜか、
作品づくりについて、本番までみんなはどこまでやる気なのか聞きたい、
このままではダメだ、ナビの指示を待っているだけでは、
というような意見が出されました。
もっと言いたいことが遠慮なく言えるようにしたい、
話し合いの方向性を今後の作品づくりをどうして行くのかに定めて
まずはお互いに言いたいことを出し合いました。
話し合いは遅くまで続けられました。