表現活動へのお誘いAグループ4回目の活動となりました。
今回前半はまず、ゴムひもを使っての輪つなぎ。
互いにゴムひもの端をもって動くのですが、
歩くたびに人とゴムとを絡ませながら、
引っ張り合いながらの活動となりました。
ただ人にゴムが絡んでいるようにみえるのですが、
そこから様々なことが見えてきました。
たとえば、ゴムの端と端を確認すれば、
普段ならば一緒に活動しないメンバー同士がゴムでつながって、
微妙な力加減で引っ張り合い、相手とのつながっている。
また、色んな人のゴムひもが絡まっている人もいれば、
1人だけと繋がってる人もいる。
いつもならば目にできない、人と人の関係性が
ゴムによって可視化できているように感じました。
後半は写真ダンス。
カメラで動きをコマ撮りをしていくのですが、
この活動は撮影よりもそれを再生した時こそ
面白みが出たように感じます。
普段ならばピックアップされない小さな小さな指づかい、
いつもならば積極的には活動しない方の大ぶりの動き、
照れ屋な方の照れてる動きなど。
撮影の際には何気ないもの当たり前だと思って撮ったものが、
再生するたびに鮮やかに浮かび上がってくるようでした。
私たちが気づいていない参加者の方の動きや
表情を改めて知ったように感じる活動でした。
後期の表現活度も残すところあと1回となりましたが、
今回の活動を通して、参加者自身も参加者の方同士の関係性も、
まだまだ気付いていないことばかりだと感じました。
最後の1回でどのような発見ができるのか楽しみです。


