9月のアトリエCは、前回体験で参加してくれた
2人のメンバーが仲間入りし、17人での活動になりました。
以前からずっと陶芸を続けているYくんは、
ろくろの上に土の土台をのせ、土を細長く伸ばし、
積み上げていくという方法で器をつくります。
6月・7月の活動で作った作品は素焼きを行い、釉かけをおこないました。
今回用意した釉薬は、白鳳(白マット)と天目(茶色)ですしたが、
いくつかの作品のうち3つほどは、撥水剤をほぼ全面に塗り、
その隙間に少しだけ釉薬が施してあるものもありました。
Yくんと同じく、Kくんもまた、陶芸にはこだわります。
ロボットが好きなKくんは、これまで、
続けてきた陶器のロボットづくりに加え、
とてもていねいな器づくりにも取り組みました。
何度も手を水で湿らせ、土を撫で、仕上げまでとてもていねいです。
釉かけでは、二色の釉薬を筆で何度も何度も塗り重ねるという方法で
おこないました。
9月の活動終了後、本焼きをして出来上がった作品は、
Yくんの作品は積み重ねた土と土の間に釉溜まりができ、
色の濃淡がとてもきれいに。
Kくんの作品は釉薬の何層もの重なりが混じりあい、
深みのある独特の色合いに。
どちらも味わい深い作品に仕上がりました。
2013年11月09日
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