2014年01月31日

演劇から学ぶ働くためのコミュニケーションワーク11月

今年度は8名の参加者が集まりました。
1回から3回(11/5、12、19)

今年度も、毎年恒例になった感のある、タオルバレーから始まりました。
タオルを二回結び丸めたものをボールにしてバレーをするのですが、
これがなかなか難しいのです。
タオルの結び目を手でとらえないとうまくタオルが飛びません。
もしくは変な方向に飛んで行ってしまいます。こつは手を大きく使うこと。
だからこその予想外に飛ぶタオルが緊張感を生んで、ハラハラするバレーでした。

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体が温まったらストレッチ。
ゆっくり時間をかけて体をほぐしていきます。
このタオルバレーとストレッチはこの講座の共通部分としていつも行っています。
「表現は体から」です。

休憩をはさんで、第1回目は自己紹介とジェスチャーゲーム。
言葉を使わずに伝えることを体を使って感じて考えます。
また、答える方も相手が何を発信しているかをゲームの感覚で考えました。

第2回目ではパートナーを組んで相手を人形に見立てて
体を動かしてポーズを作る表現するジェスチャーゲーム。
ここでも言葉は使えません。
1回目は触って人形を動かし、2回目は体を触らずに動かすルールが加わり、
より相手に伝える要素が増えていきました。
「どうしたら相手に動かしたいイメージが伝わるのか」試行錯誤です。
それでもうまく人形が動いてくれなくて最後のふりかえりは動かす役、
人形の役、答える役全員が感じた事を出し合ってふりかえりが盛り上がりました。

第3回目は舞台表現(ないものをあるように見せる)の概念を教わりながら、
縄を使わずに全員で大縄跳びを飛びました。
縄を回す人の動作を見ながら、みんなで縄を飛ぶ動作を重ねていくと
自然と縄が見えてきました。
その後、3人で3枚の動きを作ってジェスチャーゲームを行いました。
3人3枚という役割と物語性の自由度が増した分、
ジェスチャーで表すテーマも難しくなりました。
3人でどうしたらテーマが伝わるかを考えることが求められるように。
表現できるものが多くなった分ふりかえりで明かされる表現の意図が
「そうだったのか」と感心することが多く、
表現をふりかえる作業が楽しくなっていきました。

12月に入ってこれからまだ使っていない「声」が入って、
より演劇に近づいて、コミュニケーションを考えていく予定です。

posted by ひがせい at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ▼仕事関連事業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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