昨年の10月から始まった、知的な障がいのある
青少年のための余暇活動を目的とした、
ダンサーやボランティアと一緒に
からだをつかってあそんでみるプログラム
(表現活動へのお誘い〜からだではなそう〜)が
今年も4月から6月まで月1回、3回連続で実施します。
これまでに参加されたことのない方を対象に、
4月14日(土)に体験プログラムを行ないました。
参加者は2名でした。
一人はとてもお話好きで、ナビゲーターやボランティアと
話しながら、相手と向かい合って、
お互いの距離感や空気感からわきあがるものを
身体で表してみました。
1対1から2対1になり、言葉を使わずに相手を
動かしてみるということに挑戦しました。
指を使って相手を動かしてみたり、
相手のまねをしたり、とても集中して楽しんでいました。
もう一人は、寝転がったところから、
からだを使ってナビゲーターやボランティアと
じっくりコミュニケーションをとっていきました。
初めは他の人と触れるのも嫌がって(恥ずかしがって)いましたが、
同じ姿勢で横に寝転がって、もう一人の参加者が動いているのを
横目でちらちら見たりしていました。
そのうち自分から他の人の手に自分の手を
当ててみたり、からませてみたり。
ナビゲーターやボランティアが触れることにもなれ、
少しずつ時間をかけて、他者との距離を縮めていきました。
最後には一緒に歩いたり、シールを使って、
他の人の動きをまねたりしながら、微笑んでいました。
今回は参加者が少なく、ナビゲーターやボランティアも
初めて出会った人とじっくりと向き合って、
からだではなしができたと話していました。
2007年04月22日
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