5月の17日から26年度の表現活動がはじまりました。
Aコースでは新規の参加者を2名迎え、
継続のメンバーも一度シャッフルされて、
新たなAコースで開催を迎えました。
ナビゲーターとアシスタントは今年度も変わらない4人。
初回のナビゲーターは砂連尾さん、アシスタントに伊藤さんのペア。
少し緊張した雰囲気を含みながら、ゆっくりと始まりました。
今回はメンバーの調子に合わせ、2つのプログラムを行ないました。
まず前半は、体を合わせる動き。
お互いの体の一部をくっつけたり離したりを
ゆっくり、お互いにやりあったり、
メンバーを交換しながら歩き回ったり、を続けました。
合わせる部分は手や頭、背中など。
難しかったら体をずらして、
時にはだれか一人に集中してくっつけました。
後半は、"何もしないこと"、でした。
何かをして感じる空気感ではなくて、
誰もが何もしない、何もしなくてもそこにいる、
呼吸やひとがたたずんでいる空気を一緒に味わっていきます。
本当にまったりした時間が流れました。
声も発せず、メンバーの呼吸や、
動いたときの服のこすれる音だけがずーっと流れていきます。
メンバーが、ボランティアが、何もせず
そこにたたずみながら場の空気を醸し出します。
そんな空気をお互いが感じながら
時間だけがゆっくりと流れていきました。
寝転がったり、寝そべった足を壁に投げかけたり。
中にはうとうとしてしまうメンバーも。
また、時間がゆっくりと流れている場だからこそ
そこに声を投げかけたくなるメンバーもいたり。
場の動きがメンバーの関係を表していきます。
お互いの距離感や息づかいを感じて
これからのAコースを始める、そんな初回になりました。
次回は6月21日になります。
2014年06月10日
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