2014年11月04日

けいちゃんのココロ体験(S9)

またまたお届けする、【特集】ココロ Revisited!。
第9弾は鈴木さんのココロ体験です。
鈴木さんは第7期(2011年度)のココロからだンスW.Sに参加されました。

ココロからだンスW.S 2011(#7)
Studio Performance記録
 平成24年(2012年)3月17日・18日
 東山青少年活動センター 創造活動室
スタッフ
 構成:佐藤 健大郎
 アシスタント:福井 幸代
 舞台監督:七井 悠 
 照明:川島 令子(GEKKEN staff room)
 音響:島 崇

1411041.jpg 1411042.jpg 1411043.jpg 1411044.jpg

自分のからだなのに、意外とよく知らなくて、使いこなせていない。
それが、ココロからだンスに参加して初めに感じたことです。
普段は絶対こんなに腕を伸ばさないし、
こんなに胸骨を使う事なんてないけれど、
自分のからだは思ったよりも動くのだと日々発見していました。
けれどその発見は、踊るからだには、
良い発見だけではありませんでした。
今まで生きてきた中で蓄積されたからだの癖と、
どんどん更新されていくからだが、徐々に葛藤し始めました。
加えて、人前で踊るとなると、見ている側の反応も気になり、
「本当はこう動くけど、こうやって動いた方が面白く見えるだろう」
と自分のからだに、おかしな『うそ』をつくことまで覚えていました。
もちろん、見ている側を考えることは、とても重要な事だし、
むしろ一番配慮するべき事かもしれないです。
けれど、ココロからだンスでは、狙った動きなんて、
見ている側には何も伝わらないに等しかったです。
それよりも、本気で動いている様を前面に出しているからだのほうが
何倍も魅力的で美しくて、見ている側の目にとまりました。
本気のからだを魅せることは、簡単なようですごく難しかったです。
考えたり、悩んだりするとその迷いがそのままからだに現れて、
からだって本当に正直だなと苦笑しました。
じゃあもう、からだが動きたいままに動こう、
私のからだに全部任せよう、と決めた時、
何かが吹っ切れた感じがしました。
頭で決めた動きではなく、からだが決めた動きには、
なんだかココロもおどっている気がしました。
ワークショップが終了すると、
しばらく自分が空っぽになったような感覚に陥りました。
今思うとそれは、自分のからだと同じく、
毎日のように向き合っていたメンバーが、
急に生活の中から居なくなったから、と考えます。
いつのまにか自分の「居場所」にしていたのでしょうか。
今でも、ふと#7(7期)のみんなを思い出して、
密かにココロをおどらせている自分がいます。

                         鈴木けい

---------------------------------------------------------
ココロからだンスW.S#10参加者募集中です。
説明会は11月27日(木)19時から。
ぜひエントリーしてください。
詳しくはこちらから。

---------------------------------------------------------

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック