またまたお届けする、【特集】ココロ Revisited!。
第9弾は鈴木さんのココロ体験です。
鈴木さんは第7期(2011年度)のココロからだンスW.Sに参加されました。
ココロからだンスW.S 2011(#7)
Studio Performance記録
平成24年(2012年)3月17日・18日
東山青少年活動センター 創造活動室
スタッフ
構成:佐藤 健大郎
アシスタント:福井 幸代
舞台監督:七井 悠
照明:川島 令子(GEKKEN staff room)
音響:島 崇
自分のからだなのに、意外とよく知らなくて、使いこなせていない。
それが、ココロからだンスに参加して初めに感じたことです。
普段は絶対こんなに腕を伸ばさないし、
こんなに胸骨を使う事なんてないけれど、
自分のからだは思ったよりも動くのだと日々発見していました。
けれどその発見は、踊るからだには、
良い発見だけではありませんでした。
今まで生きてきた中で蓄積されたからだの癖と、
どんどん更新されていくからだが、徐々に葛藤し始めました。
加えて、人前で踊るとなると、見ている側の反応も気になり、
「本当はこう動くけど、こうやって動いた方が面白く見えるだろう」
と自分のからだに、おかしな『うそ』をつくことまで覚えていました。
もちろん、見ている側を考えることは、とても重要な事だし、
むしろ一番配慮するべき事かもしれないです。
けれど、ココロからだンスでは、狙った動きなんて、
見ている側には何も伝わらないに等しかったです。
それよりも、本気で動いている様を前面に出しているからだのほうが
何倍も魅力的で美しくて、見ている側の目にとまりました。
本気のからだを魅せることは、簡単なようですごく難しかったです。
考えたり、悩んだりするとその迷いがそのままからだに現れて、
からだって本当に正直だなと苦笑しました。
じゃあもう、からだが動きたいままに動こう、
私のからだに全部任せよう、と決めた時、
何かが吹っ切れた感じがしました。
頭で決めた動きではなく、からだが決めた動きには、
なんだかココロもおどっている気がしました。
ワークショップが終了すると、
しばらく自分が空っぽになったような感覚に陥りました。
今思うとそれは、自分のからだと同じく、
毎日のように向き合っていたメンバーが、
急に生活の中から居なくなったから、と考えます。
いつのまにか自分の「居場所」にしていたのでしょうか。
今でも、ふと#7(7期)のみんなを思い出して、
密かにココロをおどらせている自分がいます。
鈴木けい
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ココロからだンスW.S#10参加者募集中です。
説明会は11月27日(木)19時から。
ぜひエントリーしてください。
詳しくはこちらから。
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2014年11月04日
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