学校でのダンス教育を考えるフォーラムを開催。
中学・高校や大学の先生などを中心に
40名ほどの参加がありました。
最初は、京都造形芸術大学教授の熊倉さんの
講演「ダンスは学びにあふれている!」があり、
続いて、DANCD AND MEDIA JAPAN の飯名さんによる、
ダンスリーフ(ダンス教育素材集)の使い方の概要説明、
さらに、ダンス授業における、一定のテーマに沿った
教材の選択・組み合わせ方の例なども説明されました。
その後、ダンスリーフの開発に協力した
セレノグラフィカのお二人のナビゲージョンで
ダンスリーフからピックアップされたいくつかのワークが
参加者を対象にデモンストレーションとして行なわれました。



全員でのワーク体験終了後は、全員輪になって座り、
ダンス教育の現状や問題点などについての意見交換を行ないました。
現場の先生への質問では、ダンスを教える側がどのようにして
学校に入っていったらいいのか、総合的な学習の時間の活用か、
実際は、体育祭のためのダンス指導で終わる場合が多いようだが、
というような質問が投げかけられたり、
ダンスリーフには書かれていないが、評価については
どのような考えを持っているかなど、活発な意見が出されました。
参加いただいた先生からは、「様々な課題意識を持つ現場の教員や
ダンス教育関係者、文化関係者の皆さんが集っていて、
ここから新たな実践が広がっていくような感じがしました」
という報告をいただきました。