ふりかえりということで、次の2つのワークを行ないました。
1つ目は、からだが、指の動き(リーダー)に引っ張られて
動く、というワークと、服を着るワークの2つでした。
最初のワークでは、リーダーとなる指を最初は人差し指、
次は親指、というようにかえてやってみました。
さらに次には、左右の指もかえてみました。
指によって動きがかわる、例えば、親指がリーダーだと体が回転する、など
リーダーの指がどの指になるかによって
からだの動きもかわることがわかりました。



このワークでは、指に引っ張られた結果、
足が同じ方向に踏み出されることになるのですが、
次は少し複雑にして、今度は、その足の動きを指が引っ張る方向とは
逆の方向に引っ張られていると意識して、やってみました。
このからだが違う方向に引っ張られるという感覚は、
ムーブメントにしていく上で、たいへん大切な要素なのです。
さらに今度は、指の動きを点の移動と意識してみたり、
線を描くような動きと考えてみたりしてやってみました。
2つ目の服を着るワークでは、参加者が一着ずつ
自分の衣類(上着の他に、靴下や手袋も)を提供、
まずは、それをよく観察してから、それぞれを着る(動作)、
参加者それぞれが、それぞれの服を着る(動作)、
その後、今度はそれぞれの衣類を実際に着てみて、
服からの情報を増やして、それをもとに着る(動作)
を行ないました。
服を着るは、人に見せるということも意識してやりました。
(その動作中は音楽もながしました)
実際に服を着るよう、再現することに意識を向ける、
人に見せることに意識を向ける、動きそのものも
意識することで動きがかわってくる、
そんな中での、意識を向ける先、転換が
必要だということを体験しました。