今年初めてのワークは、昨年やったワークの
ふりかえりということで、次の2つのワークを行ないました。
1つ目は、からだが、指の動き(リーダー)に引っ張られて
動く、というワークと、服を着るワークの2つでした。
最初のワークでは、リーダーとなる指を最初は人差し指、
次は親指、というようにかえてやってみました。
さらに次には、左右の指もかえてみました。
指によって動きがかわる、例えば、親指がリーダーだと体が回転する、など
リーダーの指がどの指になるかによって
からだの動きもかわることがわかりました。
このワークでは、指に引っ張られた結果、
足が同じ方向に踏み出されることになるのですが、
次は少し複雑にして、今度は、その足の動きを指が引っ張る方向とは
逆の方向に引っ張られていると意識して、やってみました。
このからだが違う方向に引っ張られるという感覚は、
ムーブメントにしていく上で、たいへん大切な要素なのです。
さらに今度は、指の動きを点の移動と意識してみたり、
線を描くような動きと考えてみたりしてやってみました。
2つ目の服を着るワークでは、参加者が一着ずつ
自分の衣類(上着の他に、靴下や手袋も)を提供、
まずは、それをよく観察してから、それぞれを着る(動作)、
参加者それぞれが、それぞれの服を着る(動作)、
その後、今度はそれぞれの衣類を実際に着てみて、
服からの情報を増やして、それをもとに着る(動作)
を行ないました。
服を着るは、人に見せるということも意識してやりました。
(その動作中は音楽もながしました)
実際に服を着るよう、再現することに意識を向ける、
人に見せることに意識を向ける、動きそのものも
意識することで動きがかわってくる、
そんな中での、意識を向ける先、転換が
必要だということを体験しました。
2015年01月10日
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