2015年03月30日

パンダさんのココロ体験(S10)

続けてお届けする、【特集】ココロ Revisited!。
第10弾はパンダさんのココロ体験です。
パンダさんは第7期(2011年度)のココロからだンスW.Sに参加されました。

ココロからだンスW.S 2011(#7)
Studio Performance記録
 平成24年(2012年)3月17日・18日
 東山青少年活動センター 創造活動室
スタッフ
 構成:佐藤 健大郎
 アシスタント:福井 幸代
 舞台監督:七井 悠 
 照明:川島 令子(GEKKEN staff room)
 音響:島 崇

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 もともと「ココロからだンス」のファンでした。
 毎年修了公演で、出演者の皆さんが、そこに自分で選んで立っている、
迷いも覚悟もすべてさらされて舞台上で息づいている姿に
大いなる刺激を受けていました。
 ある年、「日程さえ合えば、観るだけじゃなく受講してみませんか?」
とご案内を頂き、はたと思いました。
そう言われてみれば、外から観て感想を言っているだけじゃなくて、
実際にど真ん中に飛び込んでみないとこの企画の
本当の良さは語れないんじゃないか。
 日頃から私は演劇活動をしていましたが、その当時は、
演技そのものについて客観的に考えたり、
そこから発展して表現活動が内包しているコミュニケーションについて
語る機会が増えてきた時期で、
その折にはどうしても身体について言及することが
避けられないことに気付きはじめていました。
そんな私が身体のことを、コミュニケーションについてを
どれだけわかっているのか、
自分はなんぼのもんやねん、を確かめるため、受講を決めました。
 そうしてはじまった私のココロからだンスの日々は、
まさに「こういうの待っていた!」と思える時間でした。
それはもちろん後から思えることです。
受講している当時は、カラダは思うように動かないし、
頭で考えてしまうために何度も行き場所を失ったり、
メンバーとの意志疎通に限界を感じたり、うまくいかないことだらけでした。
けれど、この場では年齢も経験も学歴も職業も関係なく、
自分の身ひとつで空間と、メンバーと向き合うことができました。
私たちに与えられた舞台上の空間では、社会生活で知らぬ間に身についている
愛想笑いも社交辞令も大人の配慮も遠慮もいらない。
それらは舞台上ではすなわち『嘘』として、その空間でその瞬間に生きることを
阻止してしまうかもしれないということを実感しました。

 私にとってこの気付きは、その後の演劇活動でも、ワークショップなどで
いろんな方々に接するときにも常に心に置き続ける、宝物になりました。
それはココロからだンスに関わっているすべての皆さんが、
少しでも私たちが素直にそこにいられるように、
あらゆる角度から受け入れてくださったおかげだと思っています。
本当に感謝の念に堪えません。
 ともに舞台を創った7期のメンバーは、それぞれに進む道が変わっても
遠く離れてもいつまでもわがココロの同志だと、恥ずかしげもなくそう言えます。
これからもなにかに迷ったときは、ココロからだンスで得た体感や
心の感触を探ろうとするのだろうと思います。
私にとってココロからだンスでの経験は
これからも実り続ける畑を私に与えてくれたといえるでしょう。

                             大熊ねこ

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