終えたばかりの、10期参加者の体験談が続く【特集】ココロ Revisited!。
第14弾は清水さんのココロ体験です。
清水さんは第10期(2014年度)のココロからだンスW.Sに参加されました。
ココロからだンスW.S 2014(#10)
Studio Performance記録
平成26年(2014年)3月20日〜22日(3回公演)
東山青少年活動センター 創造活動室
スタッフ
構成:佐藤 健大郎
アシスタント:福井 幸代
舞台監督:北方 こだち
照明:石田 達拡
音響:道野 友希菜
ココロからだンスW.S(以下、ココロ)はどんな体験だったか??
一言でいうと、恋する体験でした。
人はもちろん、自分の身体、呼吸、ダンスというもの・・・を
ずーっと、ながめていました。
ココロが終わったいま、あの時間を想うと
切なさで胸がいっぱいになります。
真剣に向き合う=恋をしている、そんな時間だったのかなと思います。



こんな風に思えるようになったのは本当に終盤で、
全体で通し練習が始まった頃から。
メンバーとスタッフのみなさんが、本気で何かを
作り上げようとする姿勢を目の当たりにし、
ズシンとお腹の奥の方を突かれたのを覚えています。
言われたことを繰り返すだけでなく、「どうしたらもっと!!」と、
クリエーションをし続けている姿に、衝撃を受けました。
そして、公演間近のある日の通し練習にて。
一人ずつソロパフォーマンスをしていくシーンの中、
本気で表現をしているメンバーと、
全力でステージを創ろうとしている佐藤さん(ナビゲーター)・・・
本気のぶつかり合い!
だれも正解を持っている訳でなくて、でも創りたいものがあって。
そこにまっすぐ向き合っている、そんな彼らの本気の立ち振る舞いに比べ
自分はどれだけ? 中途半端に気を使い、遠慮して、
その場をしのごうとしている?・・・、
もう何も言えませんでした・・・。
だけど、自分が欲しているのは、
この本気の想いなんじゃないの? って。
大事なのは、テクニック云々でなく、
本気で何かを創ろうとしている姿勢や、
一生懸命になっているその時間を大切にしようとする想い。
そう、それが欲しいんです!!
ココロの体験は「さがしものは、これだよね!」って、
ちっちゃい声で教えてくれた体験のように感じています。
清水 将光