危険なことは危ないから止めておこうではなくて、
危なくないようにやってみようということ。
それに、例えば、役者だけやりたい、
役者だけやっていればそれでいい、ではなく、
劇作もしてみる、舞台美術も考えてみる、
それをもとに舞台装置も作ってみる、
照明や音響のことにも興味をもってみる、
いろんなことに挑戦してみる、
そういう気持ちが大切だということ。
まずは触ってみるです。
倉庫の奥の調光ユニット。
200Aの電気が来ているところの主幹のスイッチ。
脚立に乗って天井のバトンにタッチ。
調光卓のフェーダーをさわって明かりづくり。
天井のバトンに見立て、
2つの脚立に渡した角材に照明を吊ってみる。
平台と箱馬で、2尺1寸高、1間四方の舞台をつくる。
これも鈴江流。ほとんど何も教えないで
いきなりやらせます。
そして、いい失敗例を見つけては、また
さらにみんなに考えさせます。
そして、できるだけたくさんの人の知恵を
借りるようにもって行きます。
しかしよく観察していれば、
2間四方の舞台が組んで置いてあるのですから、
また、照明もたくさん、すでに天井のバトンに
吊ってあるのですから、ヒントはちゃんと出しています。
そんな調子で、生徒さんたちは随分と頭を使う
2時間だっと思いますが、それだけ基本と
応用力が身についているはずです。
最後は、みんなで腹式呼吸の練習をかね、
発声練習をして初日を終了しました。
ちなみに、京都橘大学の学内広報誌担当の方々が
取材に来られていました。
【▼学校との連携プログラムの最新記事】



数名ずつ欠席はしましたが、参加者が、昨年同様とても面白かったとかなりまじに話していました。
鈴江さんのお話は、演劇関係とか文化プロデュースとかとは無関係の方がたにもとても参考になる話であり、なかなか、こんな「現場」の哲学的なトークはこうしてカラダを使った具体的な思考(錯誤を伴う試行)でしか養えないと思いました。
来年度は学科がちょっといじられますが、続けようと思っています。これからも、よろしくお願いします。小暮宣雄@京都橘大学