2015年10月25日

サキのビギナーズ体験(S45)

続けてお届けする、【特集】Beginners' Unit Revisited!。
第45弾は宮前さんのビギナーズ体験談です。
宮前さんは21期(2014年)のビギナーズ受講生で、
村上慎太郎さん(夕暮れ社 弱男ユニット)演出の、
劇団サイハテ公演「ナツヤスミ語辞典」(成井豊作)に
役者として出演されました。

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私がビギナーズユニットを始めようと思った理由は、実に正に失恋だった。

好きだった人が好きなように、生きている人だった。
私はその人と出会うまで、このくらいの年齢だったら
こんな社会的な位置で、このくらいお金を持っていて・・・、
そんな体裁ばかり頭の上から下までベールで覆われて生きていた。
だけど、彼と出会って、夢を追ってまわりは関係ないことを知った。

私は高校生のときに演劇部員だった。
その部活は部員人数も少ないこともあったか、
もっとこんな風にしたらいいんじゃないかという意見を自由に言えた。
そしてその意見を誰も拒否せず、受け容れてくれた。
それが本当に嬉しくて、楽しかった。
芸術に正解不正確が無いことを知れたし、
何も無いところからみんなで形創ることが楽しくて仕方なかった。

いつかまた演劇ができたら・・・。
私も自由に好きなことして生きたい・・・。

そんなことを思っていた矢先のビギナーズユニットだった。
連絡した際にはスタッフの方が去年申し込みをしていた
私の名前を覚えてくれていたこと、
急なキャンセルが出て欠員になっていたので、
申し込めばすぐに参加が決定したことも
始まる前からちょっと運命を感じていた。

初回。私は社会人で、遅刻して行った。
遅刻してちょっと気が動転していたところもあったせいか、
とっても明るく私らしく自己紹介できた。
あとでその印象が強烈で、覚えていてくれている子がいて、私に教えてくれた。
「自分を出す能力すごいな。壁無さすぎ。オープン。この人すごいな」
そう思ってくれたらしい。

ワークショップが始まると、「私がしたかったんはこれやな」と思えた。
演劇のワークショップで特に楽しかったのは、
身体で表現するワークショップだった。
みんなで一つのものを造形していく過程はみんなの個性も見れて楽しかった。
一番笑っていたように思う。

後半から、芝居の稽古。大変だった。
自分と同じシーンの人と合わせて練習するにも
お互いに都合で合わなかったり、このシーンが出来てないから、
自分がしたいシーンより優先して他の子のシーンをしたり・・・。
これがチームワークというか、集団なのかな、と学んだ。
All for one この学びは結構大きかったかなと思う。
自分勝手な自分に気づいた。

#21のサイハテメンバーは本当に好きな子ばかりです。
『でした』じゃない。『です』なんです、現在進行形。
今だって時たま会うけど、ほんま嫌いなところが無いのです。
こんなことありますか。私はあまり経験のないことです。
みんなが家族のように思える。ほんまに好きな人ばかり。

あの時、ビギナーズユニットに申し込んで本当によかったな、と心から思える。
サイハテの一員になれて心から幸せです。
自分から歩み出さなければ出会えなかったみんなに出会えて、
「あの時の私よくやった!」という感じです。(笑)

ビギナーズをやり始める前より自分がもっと好きになれました。
みんなと接していくうちに私を知れて、自分に自信がつきました。
人と人とがギクシャクする最大の理由は相手を知らないことだと私は思うから、
自分を知っていて、私はこういう人間です、と言えたら
良好に過ごせるんじゃないかと思っていて。
だからサイハテのみんなにたくさん私を教えてもらって感謝です。
本当にありがとう。

私は仕事終わりに参加していたことが多かった。
仲間の子に「仕事を言い訳にしないサキさんは凄い」
と言われたことがあったけど、全然そんなことない。
好きなこと、やりたいことのためなら、全然苦じゃないことも学べた。

社会人になったって自分の行動次第でたくさんの出会い、
学びがあることを知れた人生最高の夏でした。

                           宮前 咲子

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