2016年04月22日

寺田さんのダンス体験(S9)

14か月ぶりにお届けするDance Performance Work Revisited!。
シリーズ第9弾は、石橋を叩いて、しばらく眺めてやっぱり引き返す、
慎重居士の寺田みさこさんのダンス体験です。
寺田さんは1994年から2004年まで11年間、
Dance Performance Work の講師を務めていただきました。
この3月で11年続いたココロからだンスW.Sが終了しましたが、
寺田さんが講師を務めたdance Performance Work は
ココロからだンスの前に実施したダンス事業ですから、
なんと事業が終了して11年後に書かれた体験談ということになります。
少し長くなりますので、3回か4回に分けてお届けします。


DPW(ダンスパフォーマンス・ワーク)が始まったのは1994年。
あれから四半世紀近くもの時が流れたのかと思うと、
それだけで少し頭がクラクラしてきました。
DPWはその後11年続き、その翌年からは
佐藤健大郎さんが講師を勤め、
『ココロからだンスW.S』と名を変えて更に11年、
そして遂に、今年2016年3月に行われた
『ココロからだンス』の発表公演を最後に、
22年に渡って続けられてきたダンス事業に終止符が打たれました。

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   DPW#11(2005年)        DPW#9(2003年)       DPW#8(2002年)

さてたった今、私は、『ココロからだンス』の
最後の公演について説明するにあたって、
ほとんど意識することもなく「発表公演」という言葉を選んでいました。
ちなみに『ココロからだンス』のチラシには
「スタジオパフォーマンス」と表記されていますし、
DPW時代にも、それと似た様な言い方をしていた気がします。
なのに、なぜ私はこの言葉を選択したのか?
そもそも「発表公演」とはどんなものなのか?
について少し書いてみたいと思います。
例えばクラシックバレエに代表されるような、
特に日本では習い事として発展してきたダンスの世界では、
「発表会」と「公演」は、表面上明確に区別されます。
この2つの違いをごく簡単に(少々乱暴に)定義してみます。
まず発表会は、素人が日頃の練習の成果を披露するための機会で、
その目的は本人が上手く踊ることと、それを観た近親者が喜ぶこと、
つまり他者が想定されていない閉じられた場です。
それに対して公演は、玄人が自分の表現を、
―それが内包する世界観などを含め、
広く他者へ向けて発信する開かれた場である、
ということが言えるかと思います。
そこで改めてDPWのスタジオパフォーマンスについて考えてみたとき、
ちょうどこの中間辺り、つまり発表公演とは、
素人が、作品或いは自身の世界観を、
広く他者へ向けて、より上手く発信するために、
練習を重ねた成果を披露する場である、
と言えるかもしれない。・・・と、ここまで書いて、
定義することへの関心が失せてきたので、少し角度を変えてみます。

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