1回目の講師、ロームシアター京都プログラムディレクターの
橋本裕介さんが答えるところからスタートしました。
出ていた質問には、
「どうやって企画書を通すか?」
「作品の蓄積やレパートリーをもつために、工房的なものも考えている?」
「劇場にこれから必要な存在は?」
といった、日頃の悩みもあれば、
劇場について疑問に思ったことも挙がっていました。

続いて、講師の京都市交響楽団チーフマネージャー柴田智靖さんに
ご自身の仕事について、内容やその仕事に就くことになった経緯等、
エピソードを交えてお話しいただきました。

プロデューサー的な仕事をしていること、
地方自治体直営で、全国唯一のオーケストラであること、
実際には、ソフト面のマネジメントをしているのが中心の仕事であること
「京都市交響楽団とは何ぞや?」をいつも考えてやっていること
87人の楽団員を把握していないといけないこと
等の楽しみと苦労の両面をお話しいただきました。
特に参加者のみなさんが興味を持って聞いていたのが、
柴田さんの経緯のお話で、様々な人との出会い、失敗、達成感、
役割を持った人たちとの共同作業を経験したこと、
新しいジャンルを取り入れることで、敷居を下げることにつながり、
それがオーケストラって面白いにつながったことなどでした。
最後には、現場がどんな風に回っているかをよく見る。
本番を観た時に、「自分が制作ならこうする」
「自分がでいないことと感動したものを意識する」。
今あるものを上手に壊して、あたかも新しいものを作ったようにすることでいい。
昔の人、目の前の人がやったことをよく見る。
そういったことを経て、おいしいところだけ拾ってくっつけたらいいものができる。
そういった経験を積んでいってもらえたらというエールをいただきました。


