若者の自主活動を応援する『京都市ユースサービス協会』の連携事業です。
・表現活動に携わる仕事に就きたいけど、どうしたらなれるんだろう?
・劇場で働く人ってどんな人?
そんな若者の声をもとに立ち上がりました。
後期は演劇編として京都を拠点に活動する木下歌舞伎さんの公演の裏側に迫ります。
高校生や大学生、自ら劇団を立ち上げている方など、
17名の方から申込みがありました。初回は13名が参加。
まずは自己紹介で顔合わせをしました。
・高校生の時に観た舞台をきっかけに劇場の広報に携わる仕事がしたいと
思うようになった。
・いま大学4回生で、春からは劇場で働くことが決まっている。
実際にどんな仕事か見聞きしておきたい。
・お世話になった街に、自分がやってきた演劇で恩返しがしたい。
・中学生の時に観た舞台に衝撃を受け、舞台の構成を考える演出家になりたいと
思った。演技の経験も劇場の勉強もしたことがない。
この講座や参加者の人たちと交流して学びたい。
・高校でやっていた吹奏楽部舞台で、劇場の人にすごくお世話になった。
自分も裏方の仕事をしたいと思うようになった。
など、いろんな思いでこの場に集まってくれたことがわかりました。
その後、ロームシアター京都の武田さんから、
裏方・表方と言われる劇場の仕事について概説いただきました。
制作や技術、管理部門などなど、いろんなお仕事があります。

続いて、今回体験でお世話になる『木下歌舞伎』について学びました。
京都で立ち上がった木下歌舞伎は、補綴・監修を主宰の木下さんが担い、
演目に合わせて演出家を変えて公演をされています。
“原作に忠実であり、現代社会と歌舞伎の世界とどうつなげるかチャレンジしている”と
映像を観ながら解説していただきました。
結成10周年を迎えた木下歌舞伎、この度のロームシアター京都での公演に関して、
劇場の作品となるよう、時代や世代を超える地域で作品共有できるレパートリーを
目指しているとのことでした。
後半はロームシアター京都で事業制作チーム課長の橋本さんに自己紹介、
なぜこの仕事に就いたのかをお話いただきました。
学生時代「演劇の公演をしたい!」という思いで活動の場を広げてきた中で、
表現できる場があることについて、徐々に素晴らしいことだと気づいたそうです。
「社会に対して何か還元できるものがあるのではないか」・・・とその環境に
対して関心をもつようになり、現在の仕事へとつながったとのことでした。
最後に『京都に新しい劇場文化を作る』という新たなコンセプトを掲げた
ロームシアター京都について説明いただきました。
3時間という長い初回ではありましたが、真剣な眼差しで聴き入る受講者のみなさん。
次回は参加者間の交流がメインとなります。
どんな出会いや思いが生まれるか、楽しみです!


