どの学校も、リハーサルの時と比べると、
場面転換、暗転中の板付き、音・照のきっかけなど、
問題なく、数段レベルが上がっているように感じました。
公演終了後は、審査員講評と表彰式を実施しました。
審査員を務めたのは、大原渉平さん(劇団しようよ/俳優)と
川瀬亜依さん(ダンサー)。
お二人には、よかったところやアドバイスなどを、
各校それぞれにコメントしていただきました。
大原さんは、セリフの言い方や空間の使い方などを、
実際に例を出して動きを付けながら分かりやすく、
時に生徒に問いかけをしながら伝えていました。
一方、川瀬さんは、ダンサーの視点で、
役者の身体の使い方や、見え方/見せ方などを話していました。
講評の最後には、生徒からの質問も活発に飛び、
普段の稽古や自分たちだけでは気づかない部分に、
大きくうなずきながら聞く姿が印象的でした。



表彰式では、最優秀賞に同志社国際、優秀賞に洛星、音羽、優良賞に洛北、
奨励賞に京都女子、修学院、松原、立命館という結果になりました。
4・5月まではコロナの影響で部活動ができず、
稽古時間も十分ではなかったかもしれませんが、
限られた時間でよい作品に仕上げようとする姿が感じられました。
コロナ禍といういつもとは違う環境での開催でしたが、無事に2日間が終了。
生徒の皆さん、先生方、そしてテクニカル面をはじめ場内で
全面的にサポートしてくれた創活番(ボランティア)の皆さん、お疲れ様でした。