2022年06月17日

舞台に立つための身体になる@(22BS4)

2回目の講座から、演じることに向けたワークが始まりました。
舞台に立つことをテーマに、さまざまな角度から身体表現について考え、
実践してみる6回シリーズのワークショップが今日からスタート。
1回目は、プロデューサーでもある大熊ねこさん(俳優/遊劇体)が講師となり、
「演技とコミュニケーション」について、実際に身体を動かしながらワークをしました。

まずは、自己紹介ゲームから。
前回の講座で他己紹介をしましたが、はじめましての人もいたので、
とにかく名前を覚える!ことを目標に、たくさん名前を呼び合いました。
ゲーム形式ではありますが、相手を認識し、しっかりと目線を送り、
相手に伝わるように名前を呼ぶ、という丁寧なやり取りは、
一緒に舞台で演技をする時にとても重要になってくることが講師から話されました。

後半は、ジェスチャーやまばたきなど言葉を使わずに
相手に伝えることを意識するワークです。
同じ事柄でも、自分の伝え方と相手の伝え方に少しずつ違いがあり、
うまく伝わらない事もありました。
でもその違いに気づくことで、表現に幅が広がり、
また受け取る側も、相手が伝えたいことをくみ取ろうとする気持ちが高まりました。
「言葉だけが人に伝える手段ではないのだなと思いました」や
「相手へ伝えること、相手を感じること、広い視野を持つこと」を
感じた参加者もいました。

伝わらないかもしれないと思ってあきらめることもできるし、
伝わらないことを恐れて何もできないこともあります。
それは、対個人だけでなく、舞台をつくる上では、対お客さんでもあります。
伝えることは、実はとても勇気がいることかもしれません。
受け取ってくれる相手を信じ、一歩踏み出した先にある、
新しい瞬間を感じていけるグループになればと、
大熊ねこさんも期待を寄せていました。

ワーク中も、互いに感想を言い合いながら楽しんでいる様子で、
お互いに知り合おうという雰囲気が感じられた時間になりました。

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演劇ビギナーズユニット2022、参加者追加募集中‼
2名先着順の受付で、6月19日(日)まで継続募集します(定員になり次第〆切)。

講座は始まりましたが、プログラムの最初は、公演づくりのための
準備のワークショップが続きますので、
まだまだ途中からでも安心して参加していただけます。
それまでの分の内容もしっかりシェアします。
この夏、舞台に立ってみませんか?
ぜひこの機会に参加をお考えください。

お電話(075-541-0619:水曜休館)、メールでも受け付けます。
内容の詳細やメールでのお申込みは、こちらをご覧ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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posted by ひがせい at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ▼演劇ビギナーズユニット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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