2023年08月07日

中高生のための、脚本の書き方ワークショップB@

今回の講座のシリーズには、実はもう一つの脚本講座があって、
8月6日は、田辺さんに続いて村上さんの登場となりました。
この日の参加者は4人の予定でしたが、体調不良などで
残念ながら結局1名となってしまいました。

村上さんの好みも田辺さんと似ているようで、
日常会話のリアリズムを大切にしているということでした。
田辺さんが語っていた「説明的な台詞を避けたい」という表現は、
村上さんでは「遠回しな言い方」という言い方で表現されていました。

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講座は、具体的に2人の対話を書いてみる試みに費やされました。
お題1:父と子の会話
お小遣いがほしいが、直接的に「お小遣い頂戴」とは言わずに、
なんとかもらえるようにするにはどうすればいいかを考え、
うんと言わせるようにもっていく作戦を立てて会話を作りました。
お題2:友人2人の会話
校庭にあったのは桜の木だったか、銀杏の木だったか、
を2人の会話を作りました。
それぞれのお題に、10分から15分をかけて、村上さんも一緒に
ペンを走らせていました。

この日のお題達成のこつとして、村上さんの説明では、
Q&A的な会話が1つの例として示されました。
会話として成り立っていない訳ではないが、
登場人物の人間性(例えば、個人の性格や抱えている問題など)や
他者との関係性が見えてこないので、これとは違う対話の形を考えること。
もう1つは、例えば、質問に対して質問で答える対話法などでした。

中高生のための演劇ワークショップでは、
8月後半の【演出】【照明・音響】ワークショップの参加者を継続募集中!
詳細やお申し込みはこちらから


posted by ひがせい at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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