2023年08月13日

令和5年の五丁目寄席、無事終了!

今年は創活番ボランティアの方々にたくさん来ていただき、
仕込みからバラシのお手伝い、音・照のオペも担っていただき、
大活躍でした。
終了後、ボランティアにとっては大先輩にあたる、
京都役者落語の会のメンバーと、感想交流を行い、
普段なかなか会うことのできない演劇人たちに、
訊いてみたいと思っていたことを質問していました。

230813.jpg

今年の落語会の最大のトピックは、
岡嶋さんが初めてトリを取ったことでしょう。
東山フェスタの1プログラムとして2005年に始まって以来、
トリはずっとエディーさんが務めていて、
これは揺るぎないものと思っていましたが・・・。

岡嶋さんの役割はずっとトップバッターで、
会場を温める短い話ばかりだったのですが、
そろそろこの辺で長い話をしてみてはという、
上層部からの圧力で、トリを取ることになりました、
いわゆるトリハラに遭いまして、という枕にして
トリを取るに至った経緯を語っていました。
本編では、母親が息子を問い詰める場での、
親子の情感の表現がすばらしかった。

枕で興味深かったのはエディさん。
今回演る看板の一(ピン)は、関東でも上方でも演られるネタだが、
関西代表の米朝さんの看板の一の枕を調べて紹介し、
でも、ちょっと下品だから、関東風にします、
ということで、関東風で始まりました。

二口さんの枕は、このネタを家で練習していて、
終わった時に、やたら疲れるなと思ったら話が長い、
リハでも40分弱かかって、エディさんからもっとコンパクトに、
と言われても、今更短くはできません、でした。

今回、新たなお客さんも来られましたが、
このところの入場者数の減少も課題の1つで、
合わせて五丁目寄席の将来展望も、みんなで話し合われました。

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