今年は創活番ボランティアの方々にたくさん来ていただき、
仕込みからバラシのお手伝い、音・照のオペも担っていただき、
大活躍でした。
終了後、ボランティアにとっては大先輩にあたる、
京都役者落語の会のメンバーと、感想交流を行い、
普段なかなか会うことのできない演劇人たちに、
訊いてみたいと思っていたことを質問していました。
今年の落語会の最大のトピックは、
岡嶋さんが初めてトリを取ったことでしょう。
東山フェスタの1プログラムとして2005年に始まって以来、
トリはずっとエディーさんが務めていて、
これは揺るぎないものと思っていましたが・・・。
岡嶋さんの役割はずっとトップバッターで、
会場を温める短い話ばかりだったのですが、
そろそろこの辺で長い話をしてみてはという、
上層部からの圧力で、トリを取ることになりました、
いわゆるトリハラに遭いまして、という枕にして
トリを取るに至った経緯を語っていました。
本編では、母親が息子を問い詰める場での、
親子の情感の表現がすばらしかった。
枕で興味深かったのはエディさん。
今回演る看板の一(ピン)は、関東でも上方でも演られるネタだが、
関西代表の米朝さんの看板の一の枕を調べて紹介し、
でも、ちょっと下品だから、関東風にします、
ということで、関東風で始まりました。
二口さんの枕は、このネタを家で練習していて、
終わった時に、やたら疲れるなと思ったら話が長い、
リハでも40分弱かかって、エディさんからもっとコンパクトに、
と言われても、今更短くはできません、でした。
今回、新たなお客さんも来られましたが、
このところの入場者数の減少も課題の1つで、
合わせて五丁目寄席の将来展望も、みんなで話し合われました。
2023年08月13日
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