講座の前半は幻灯劇場の藤井颯太郎さんを講師にお招きし、
演劇との出会いやこれまでの経歴、演劇の魅力についてお話いただきました。
演劇をやってよかったと思うことについてお話の中で、印象的だったのは、
「自分一人では辿りつけない場所へ行くことができる」というお話でした。
これから演劇を始める参加者には、演劇への1つのイメージにもなりました。
参加者はみんな真剣な表情で聞き入っており、質問タイムに入ると、
「どこから演劇のアイデアを得ているのですか?」
「話し上手になる方法や、話の組み立て方は?」
「好きな音楽は何ですか?」
「決まったルートがない中でどうやって演劇を続けたらいいですか?」
「働きながら演劇はできますか?」
「やめたいと思ったことはありますか?」
など、次々に質問が出てきました。

後半は、過去のビギナーズユニット参加者3名から体験談をお話いただきました。
27期生のたまきさんと29期生のたつやさんとひょりさんでした。
参加した年は違いましたが、演出家は同じ、岡本昌也さんだったので、それぞれから語られるお稽古や本番前のお話には、何かしら共通する点もありました。
印象に残っていることでは、脚本決めをはじめ、言語化の難しさを感じた場面の話、ビギナーズユニットの参加をきっかけに前向きになれた話など。
ビギナーズユニットがもつ、それぞれにとっての参加後の可能性へつながる体験談でした。
そして、演劇をやってみたいという17人が集まり、それぞれの価値観で補い合いながらできたというお話。
参加者からの質問では、「17人で演劇をやる感覚について」や「上演脚本はどんな感じのものだったのか」といったことが聞かれていました。
今年もみんなで補い合いながら公演を迎えられたら良いなと感じられる回でした。



