2007年12月02日

玉城さんのビギナーズ体験(S26)

しばらく続くノマド(演劇ビギナーズユニット14期)のBeginners' Unit Revisited!
第26弾は玉城さんのビギナーズ体験です。
玉城さんは14期(2007年)のビギナーズ受講生で、
あごうさとしさん演出の「湖のまるいほし」(鈴江敏郎作)に
役者として出演されました。

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これを書くにあたり、センターのブログで活動を振り返っていると、
あらためて、あの頃がすばらしく輝いた日々に思え、
自然と笑顔になっていることに気づきました。
実際に舞台を観たことは数回しかなく、
まったく未知の世界といっていい演劇。
年齢も性格も何もかもがバラバラな個性豊かなメンバーとの講座は
毎回が新鮮で非常に楽しいものでした。
しかし、これだけの人数で「舞台」という一つのことを
成し遂げる難しさを痛感したのも事実です。
稽古に人が集まらない、思うように進まない、そんな日々が続きました。
この状況を何とかしたいと思っても、
自分の考えが全く通用しない、相手に思いが伝わらない。
自分の考えは根本から間違っているのかと悩むこともありました。
でも、そんな時も一緒に悩み、なんとかしようとする
メンバーの存在が非常に大きな支えでした。
夜遅くまで泣きながら、思いをぶつけ合ったこともあります。
しかし、そこから全体の空気は少しずつ確実に変わり始めました。

全員の思いが一つになったとまでは言えませんが、
メンバーがお互いに向き合い始めたのです。
互いのことを少しずつ理解し合ううちに、相手の考えを知り、
誰かの考えが間違っているとかそういうことではなくて、
それぞれいろんな考えを持っているのだと感じました。
そこで改めてわかったみんなの共通の思い、
それは「この一度きりの舞台をみんなで素晴らしいものにしたい」ということでした。
この講座を振り返ると、とことん思い悩んだ分だけ
自分も成長できたと心の底から感じています。
うまくいかなくても、あきらめてはいけない。
自分の考えを曲げたり、人の考えを否定したりしてはいけない。
いろんな人との関わりの中で、いろんな意味で自分の幅を広げることができました。
仲間と共に苦悩しながら駆け抜けたあの時間、
そして多くの方々の協力があったからこそ成し得たあの舞台を、
忘れることはないでしょう。

                                  玉城 大祐
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