外パフォ2日目。
今日の会場は、センターから歩いて10分程のところにある長屋の一室。
この部屋は、今は居住されている方がなく、大屋さんの熊倉さんのアイデアで
ギャラリーとしても使われることがあるそうです。
センターロビーに集合した20人程のお客さんは、ダンスマラソンの旗を手にした、
クリエイターズの案内で、2列に並んで、センターから長屋へと向かいました。
細い路地を入ると、9軒ほどのお住まいが路地をはさんで
両側に並んでいます。二階に並んで掛けられた簾を見ている時、
両側から迫っている片方の屋根から、1匹の猫が路地の反対側の屋根へ
ひょいと飛び移る姿が目に入りました。
会場に貸していただいた長屋は、築90年だそうで、床は板間に替えられ、
南と西のガラス戸はすべて取り払われ、天井には黒い大きな梁が、
そして、うなぎの寝床のような奥行きはありませんがが、
通りに面した部分には、京都らしい格子がはまっていました。
板間の中央には木のテーブル、路地側の格子の端には椅子が置かれたシンプルな空間。
白いドレスを着たしげやんは、何時の間に仕込んだのか
(さっきまでしゃべっていたのに)、深紅のバラを口から出し躍り始めました。
そしてテーブルにも花びらが散らされ、
あまり外光の入らない落ち着いた深みのある空間で、
今日はゆったりとした動きです。
後半は椅子に座ったり立ったりしながら、手や足の動きも激しさを増す反復の動きに
バリエーションを加えていくパフォーマンスでした。
時折、路地を通られる方々も、立ち止まってパフォーマンスに
見入っておられる姿も印象に残りました。
大家さんの熊倉さんにお礼を申し上げると、この長屋に若い人(20代から30代の人が
多いそうです)が住むようになってから、
すごく活気が出て、うれしいというお話しをされ、
若い人が頑張ってるからぜひ見ていってくださいと
押野さんと藤岡さんを紹介されました。
そこで、お二人の工房兼ギャラリーのお宅にお邪魔することになりました。
押野さんは、ハンドメイドの革製品(バッグ、ステーショナリー、インテリアグッズなど)
を製作されていて、表の部屋には、古い京町屋によく似合う色合いの、
センスのいい製品が並べられていて、道具や染料のことまでお話しくださいました。
押野さんのホームページはこちら。
大島紬を素材にハンチングを作っておられる藤岡さんはお留守でしたが、
ご両親がぜひにとおっしゃるので、作品を見せていただきました。
この長屋には、ヒガシガシ春号の「東山再発見!」で紹介させていただいた、
デザインユニット「だるま商店」の島さんと安西さんのお住まいもあります。
細い路地が住民の方々の共有の空間になっていて、情報交換の場、助け合いの場として
しっかりと機能していて、気持ちよく生活ができる場を創っている、そんな
和やかな感じのする、気持ちのいい長屋でした。
【△ダンスマラソンVol.4の最新記事】


