2007年09月13日

陶器まつり(五条坂)、ぶらぶら9

今年はぜひ「そばちょこ」を買おうと思い、さっそく目に止まった
エノコログサとテントウムシのそばちょこを購入しましたが、
その翌日、槐(えんじゅ)というお店の前で止まってしまった。

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ほんの少しの淡いパステル絵の具で(釉薬です)
さり気なく色と模様が付けられたそばちょこ。
2つの木箱に24個のそばちょこがぎっしりと詰められて
買い手を待っている。
かなりの時間、そばちょこを手に取って眺めてみては箱へ返し、
またべつのそばちょこを手にしては返し、
かなりな時間悩んで選んだのが、このそばちょこ。
淡い青緑と黄緑の釉薬が垂れて、釉薬がかけられていない
茶褐色の部分のすぐ上にたまって、細い帯になっている。
下のごつごつとした感触とすぐその上の淡い青や緑の
対照が面白かったから、購入した(7/10)のだと思う。

工房えんじゅのホームページには、「僕の陶芸歴の中で
一番長く作り続けている そばちょこ。」と書かれていました。
槐(えんじゅ)で買うなら「そばちょこ」ということが確認でき、
フェスティンガー効果というものに悩まされることもない、という訳です。(N)

2007年09月12日

陶器まつり(五条坂)、ぶらぶら8

陶器まつり最終日(8/10)の夜。
以前に絵付けワークショップをお願いしたことのある
内藤さんのお店を再び訪ねた。
その時、3日前に訪ねた時には気がつかなかった
象の絵が、ふと目に止まった。

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7日に来た際は、一緒に出展されているお友達の
白磁のお皿の方にばかり気がいっていたせいだろうか。
(有名なクリムトの絵画のモザイクの輝きを思わせるような印象に
魅了されていた。ちなみに、抱き合う男女の女性の方のモデルは
哲学者のヴィットゲンシュタインの妹だと言われている)
人目でその絵に惹かれてしまった。
これだ。これはぜひ買おう。(9/10)

象が二頭向かい合っている真ん中に
水色の丸があり(何かよくわからない)、
その丸には何重かの線が浮き彫りになっていたり、
本当に小さな赤い斑点がポツポツと出っ張っていたりしている。
裏側には一本の花が咲いている。
そして内側には鳥が描かれている。
パステル画の絵本のようなカップ。
実に穏やかな気落ちにさせてくれる絵。
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2007年08月20日

陶器まつり(五条坂)、ぶらぶら7

kuu.jpg  昨年の陶器まつりで、どんぐりロケットのようなぐい呑みを
  購入したお店に置かれていた「うつわ クウ」という名刺。
  今年の陶器まつりでも、この名刺を置いているお店が
  いくつかあることに気がつきました。
  五条通の北側のお店は地元京都(清水焼・京焼)の
  お店で、南側は備前とか多治見とか他府県からのお店、
  という取り決めがあるような印象を持っていましたが、
  今年は少し様子が違うようです。
  五条通の北側のお店で、この「クウ」の名刺を置いている
  お店が2〜3軒あったのです。

作品を、みな一様にダークブラウンの棚板に展示して
「クウ」の名刺がうまく表現しているように
白と黒、ダークブラウンの色調、そして中にはメタリックな仕上げが
印象的な様々なかたちの器が並べられています。
そして、作品のフォルムの美しさも
共通しているように感じられました。
どのお店も雰囲気がよく似ていて、誰かがコーディネートして
いるかのように、トータルイなメージがありました。
若手陶芸作家のお店。
北側にあるのは、京都の作家さんということなのだろうか。
とにかく、従来の清水焼のお店が立ち並ぶというより、
今年の陶器まつりは若手の陶芸作家のお店が増えている
という印象を受けました。

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前置きが長くなりましたが、そんな「クウ」の名刺を置いてあった
若手作家、ONKOさんのお店で目にとまった
渋い湯飲み(8/10)を購入しました。
びっくりするほど安かったです。
不勉強で技術的なことはよくわかりませんが、
白い釉薬と不規則なひび割れのようなグレーの細かい網目が
すごく落ち着いた雰囲気を作ってます。
ひょっとしてONKOさんがご存知ではないかと、
どんぐりロケットのぐい呑みのことをお訊きしてみると、
何と、よくご存知のお友だちの作品、ということでした。
昨年のぐい呑みは、音喜多さんの作品だとわかりました。
もちろん今年もお店を出しておられるということで
お店を探してみると、見つかりました。
今年はどんぐりではなく、全く同じ色調で、
かたちは盃に変わっていました。
(盃がシルバー、高台がブラウン、と上下の色は逆)
そういえば、このONKOさんの湯飲みの高台も
何となくロケットの噴射口のようなフォルムに見えてくるから面白い。(N)

2007年08月19日

陶器まつり(五条坂)、ぶらぶら6

最近、冷麦や素麺を食べる機会が増えた。
そこで、今年はまず職場で使えるそばちょこを購入しようと決めた。

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麦かもしれない、とも思ったが、
やっぱりエノコロ草だろう。
素朴な野草をデザインした器が並ぶお店の前で立ち止まった。
こっちはタンポポ、あっちは土筆だ。
図柄はすべて浮き彫りになっている凝ったもの。
よく見ると、どの陶器も野の草ばかりが描かれている。
そして、ワンポイントのテントウムシが利いている。
赤いのはテントウムシ。
釉薬が途切れるあたりにできている
青緑の透き通るガラスのような塊が
いい対照をなしている。
器の内側の底も、青緑のガラスが溶かされている。

(エノコロ草で)猫をじゃらして遊んだ記憶はあまりないが、
茎をちぎってしまい、毛がいっぱいのところを軽く握り、
指を握ったり緩めたりしながら動かすと、手のひらから
エノコロ草が毛虫のように出てくる。
というわけで、1つ目はエノコロ草のそばちょこ(6/10)を購入しました。
いただいた名刺には、豊田市の工房みやびとあります。(N)

2007年08月08日

陶器まつり(五条坂)、ぶらぶら5

いよいよ昨日から五条坂陶器まつり2007が始まりました。
出勤途中、午前9時前頃に京都駅の改札口へ。
京都駅の地下改札口(北側)からポルタへ出るところに
陶器まつりの黄色い横断幕が吊られている。
昨年までは、こういう目だったPR方法は
採られていなかったのではないか。
少なくともJR京都駅近辺には、こんな大きな横断幕はなかった。
そして、五条通の川端から東大路までの間にも
黄色と黒のポスターやのぼりが立てられている。
今年の陶器まつりは、トータルな広報戦略で
臨まれているのが大きな特徴のように感じられる。

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9時15分頃に五条坂に到着したが、9時開店予定にもかかわらず
まだ、開店準備中の屋台店もちらほら。
なんとものんびりした京都時間が流れているようだ。
仕事帰りにさっそく気に入った1品が見つかり、迷わず購入。
例によって、また、紹介させていただく
機会もあるかと思います。(N)

2007年08月06日

陶器まつり(五条坂)、ぶらぶら4

一年振りに、陶器まつりの記事です。
いよいよ、明日(8/7)から陶器まつり
(正式には、「京都・五条坂 陶器まつり2007」と言うようです)が
始まります。
今年は2007年8月7日(火)から10日(金)の4日間開催されます。
出勤前に五条坂を上がってくると、五条通の北側でも南側でも
半数くらいのお店がもう屋台を組み始めていました。
屋台の台がもうすでに紅白の幕で化粧されている屋台。
天井と側面を涼しげなすだれで覆っている屋台。
テントをうまく利用している屋台。
昔ながらの角材や物干し竿を利用して作られている屋台。
さまざまです。
辺りからは電気ドリルや金づちの音が聞こえていました。

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先ほど(17時前)、熱風が吹き付けるような暑さの中、
もう一度五条坂をのぞいてみると、
さらにたくさんの場所で屋台作りが続けられていました。
もう屋台を組み終わって、商品も並べ終わり、
ブルーシートをかけて、明日の開店を待つお店もちらほら見えます。
商品を並べているところに気の早いお客さんが
立ち止まって、品物を眺めているお店もありました。
今年はめずらしく始まる前から何となくソワソワします。
今年も気に入った陶器に出会うと
また、たくさん買ってしまいそうな勢いです。(N)

2006年09月19日

陶器まつり(五条坂)、ぶらぶら3

これも最終日、五条通りの南側にあるお店。
ワンポイントの入った白っぽい大きなカップ(2/5)が並んでいる。
店先をのぞいてみると何やら張り紙がしてあって、
読んでみるとそのカップの使い方が1番から順に書いてある
(正確な内容と順番は忘れてしまいました)。
1.スープカップ
2.ヨーグルトを召し上がれ
3.みそ汁もこれで
4.お茶漬けをどうぞ
5.前日の残りのカレールーを入れてレンジでチン
6.かきまぜ納豆鉢
7.シリアル
のように。

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読んで感心しているうちに楽しくなってきた。
そこへ店主が出てこられて、「使い方いろいろ」のお話しや
右手で持った場合と左手で持った場合では
正面にくるワンポイントの絵柄が違うこと、
取っ手の反対側には小さな注ぎ口のようなものが作ってあって
そこにスプーンを休めて寝かせておけること、
本焼きを3回してるので、電子レンジが使えることなど
自ら話してくれる。
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2006年09月15日

陶器まつり(五条坂)、ぶらぶら2

「お安くしときますよ」と若い女性の陶芸家。
最終日(8/10)の22時をまわっていた思う。
お店では、そろそろ商品を新聞紙に包んでしまいかけている。
こちらの視線の先にある商品を見定めて
「それなら、2,000円にしときますよ」の声。

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今年5つも買ってしまった原因はこの店と出会ったからかもしれない。
どの作品からも感じられるフォルムの美しさと色のセンスのよさ。
作り手の細心な心遣いと技の見事さに感動を覚えた。

「この辺のものは片付けていいですか?」

薦められているのは、金の小さい水玉模様がたくさん
光の加減で凹凸の模様を作っている、薄い山吹色の飯椀。
高台の径がかなり小さめで逆三角形にすとーン落ちるような印象。
2つ買ってくれたら、さらにまけるという。
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2006年09月12日

陶器まつり(五条坂)、ぶらぶら1

五条坂は私の通勤経路に近いので
陶器まつりは毎年、出勤途上・仕事帰りに何度も覗いていたが、
今まで一度も買うこともなく過ぎていた。
いいなぁと思うものはあっても、買おうとまでは思ったことがなかった。

ところが、今年は勢いで5つも買ってしまった。
帰り道、いつも歩きながらの缶発泡酒なので、
一度ビアマグでゆっくり飲んでみるのもいいなぁ、という気になった。
どうせなら、センターとつながりのあるお店で買おうと思い、
お世話になっている方のお店でビアマグを探したが、
ビアマグがなかった。
かわりに鳥獣戯画のうさぎが描かれた、そば猪口が目に留まった。
でも、その時はビアマグだったもので。。
結局、すぐ近くのもう一軒の知り合いのお店でビアマグを買った。
これが最初の1/5。
最終日、鳥獣戯画が気になり、再びお店へ見に行ったが、
売れてしまって手に入らなかった。

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後日その話しをすると、譲っていただけるということで、
職員みんな買うことになりました。
これが最後の5/5。(N)