2022年09月25日

XX文士(ハロゲンブンシ)公演、終了!

演劇ビギナーズユニット2022(#28)修了公演
XX文士(ハロゲンブンシ)「日本文学盛衰史」は
本日、ラストステージを無事に終えました。
昨日から合わせて3ステージを全員で演じきりました。

新型ウィルス感染症がまだ収束しないこともあり、
客席数の設定をコロナ禍前よりも少なくしたことで、
例年よりも早い時期に予約受付終了となりました。
キャンセル待ちで当日お待ちいただいた方もいらっしゃいましたが、
ご来場いただいた方はみなさまご覧いただくことができました。
たくさんのご来場ありがとうございました。

各ステージで、上演中、お客さまのリアクションに勇気づけられ、
終演後にも、とても温かい拍手をいただきました。
回を重ねるごとに、作品の精度を上げていこうと誓い合った
公演前日から、17人と演出・演出補、テクニカルスタッフが
一緒になって、その誓い通りにお客さまの心に響く公演ができました。

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役者のみなさま、スタッフのみなさま、お疲れさまでした。
動員は、各回予定席数満席で、258名でした。
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2022年09月24日

初日無事終了しました

演劇ビギナーズユニット2022(#28)修了公演
XX文士(ハロゲンブンシ)「日本文学盛衰史」の
初日の2ステージが無事に終了しました。

予定調和ではないのが舞台演劇です。
全員で作品を創っている瞬間を間の当たりしていただけたと思います。
2時間20分、途中休憩を挟んでお送りしましたが、
ご来場いただいたお客様からは、「長時間に感じなかった」「楽しめた」
という感想を多くいただきました。
いよいよ明日がラストステージです。
さらに進化した舞台になるように、まだまだ全力で奮闘しています。

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2022年09月20日

ビギナーズユニット2022(#28)修了公演チケット予約受付終了

演劇ビギナーズユニット2022(#28)修了公演
XX文士(ハロゲンブンシ)「日本文学盛衰史」のチケット予約について、
全ての回の予約受付が終了しました。
当日券の発行はキャンセル待ちとなります。
尚、当日券のキャンセル待ちを希望される場合は、
観劇希望日の開演1時間前から、キャンセル待ちの札を順番にお渡しします。
予約のキャンセルが出た時点での、ご入場確定となります。

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演劇ビギナーズユニット2022(#28)修了公演チケット予約について

演劇ビギナーズユニット2022(#28)修了公演
XX文士(ハロゲンブンシ)「日本文学盛衰史」のチケット予約について、
9/24(土)13:30〜の回及び9/25(日)13:00〜の回の予約受付は終了しました。
当日券の発行はキャンセル待ちとなります。
観劇をご検討の方は、9/24(土)18:00〜の回へのご予約をお願いいたします。

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2022年09月17日

演劇ビギナーズユニット2022修了公演の挟み込み

演劇ビギナーズユニット2022(#28)修了公演
✕✕(ハロゲン)文士公演「日本文学盛衰史」の挟み込みは
9月22日(木)の21時(開館時間中)までに、
250部を東山センターの事務所まで届けてください。
挟み込み作業は、主催者で行ないます。
公演は、9月24日(土)・25日(日)の3回公演です。

開館時間は、平日と土曜は午前10時から
午後9時(日祝は午後6時)まで、水曜日は休館日です。
よろしくお願いします。
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2022年09月13日

たたきが始まりました!

本日より、演劇ビギナーズユニットのたたき(大道具製作)がはじまりました。
舞台美術アドバイザーである松本謙一郎さんには、
7月のスタッフ決定後から度々講座に足を運んでいただき、
稽古の様子や会場となる創造活動室の空間をチェックしてもらいつつ、
舞台美術スタッフのメンバーや演出とミーティングを重ね、
準備を進めてきてもらいました。
数日前から、舞台イメージの図案(手書き!)が共有されていました。
いよいよ今日から実際に舞台におこしていきます。
朝10時から作業が始まり、まずは作業場を作るところからはじまりました。
創造活動室にブルーシートを敷き、作業場を確保し、必要な物品を運び入れます。
製作するものと、たたきの期間である17日までのスケジュールを確認し、
いよいよ作業に入ります。

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今日は床材(畳、フローリング)の製作が中心でした。
大道具スタッフが中心となり、みんなで分担しながら作業が進んでいます。


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2022年09月09日

衣装パレード??

いよいよ本番まであと半月ほどになり、衣装合わせを行いました。
衣装スタッフが中心となり用意した衣装が、
演出のイメージと合っているかを最終チェックします。
全員が衣装を着て一列に並び、演出に見てもらう、という方法もありますが、
今回は、登場人物が50役ほどあり、1人で何役もこなす人もいるため、
準備ができた人から演出のチェック、OKがでたら次の役の衣装へ着替えてチェック…
というように、メンバーも大忙しでしたが、
確認する側の演出や演出補も息をつく暇もなく進みました。

細かい部分の調整はありましたが、おおかた演出のOKが出ました。
今回のお芝居の衣装のポイントは、「着物」です。
普段着慣れていない分、着こなしも難しいし、何より着付けが重要です。
衣装スタッフには、着付けができるメンバーがいたので、
後日、着付けの練習会をすることになりました。
芝居のお稽古だけでなく、演劇の重要な要素である衣装についても、
最後までこだわって準備が続きそうです。


posted by ひがせい at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ▼演劇ビギナーズユニット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月01日

演劇ビギナーズユニット2022(#28)修了公演チケット予約開始!

演劇ビギナーズユニット2022(#28)修了公演
XX文士(ハロゲンブンシ)「日本文学盛衰史」の
チケット予約が本日より始まりました。

公演の詳細とE-mailでのお申込みはこちらから

予約受付の締め切りは公演日の2日前までとなっております。
お早めにご予約をお願いします。
posted by ひがせい at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ▼演劇ビギナーズユニット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月21日

演劇ビギナーズユニット2022(#28)修了公演のご案内

演劇ビギナーズユニット2022(#28)修了公演
XX文士(ハロゲンブンシ)「日本文学盛衰史」のご案内です。

6月から始まった初心者対象の演劇セミナーの修了公演です。
今年で28回目の公演。
演出を担当する岡本昌也さん(安住の地)と、
演出補の中村彩乃さん(安住の地/劇団飛び道具)と、
初めて出会った17人の仲間が一緒に創作しています。
宣伝美術の担当の参加者たちが創った公演ちらしです。

BU#28公演表 BU#28公演裏
画像をクリックすれば拡大されます!

ぜひご来場のご予定をお願いします。

【日時】
9月24日(土)@13:30/A18:00←土曜日@13:30とA18:00の回は満席となっています 
9月25日(日)B13:00←日曜日は満席となっています
※受付は開演の1時間前、開場は開演の30分前です
※入場は前売・予約の方が優先となります。
 すべての回で当日券の発行はキャンセル待ちとなります

【入場料】 前売・予約900円(日時指定でのご予約になります)
      当日1,200円
※前売・予約は公演日の2日前まで受付
※当日券は数に限りがある場合があります


【チケット予約・問合せ先】
京都市東山青少年活動センター(541-0619)
開館:平日と土曜 10〜21時 日祝 10〜18時(水曜休館)
予約受付は終了しました。

★新型コロナ感染症の状況により、内容や時間の変更、中止等になる
場合があります。
その際はホームページによる告知及び予約いただいている方には
事前にご連絡させていただきます。


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2022年07月25日

ユニットネーム&配役決定!


今回(9/24)は前回に引き続き、配役面談と並行して、
ユニットネーム決めを行いました。
ユニットネームについて、前回出た言葉を踏まえ、
自分なりに考えてきた言葉となぜその言葉を選んだかをみんなに説明しました。
多くの言葉が並ぶ中、頷いたり、質問したりしながら話し合いました。
その言葉には、脚本からのイメージや参加者みんなの思いが込められたらいいなと
いう点で納得できるところを丁寧に探しました。
演劇ビギナーズユニット#28のユニットネームは
「✕✕(ハロゲン)文士」に決定しました。
ハロゲンは第17族元素で、様々な物質を生み出すために必要なもの。
また今回の作品では、日本の文士がたくさん登場します。
17人のハロゲンの分子(文士)がいろんなものを創り出すという意味を込めて名付けられました。
後半は、スタッフミーティングの時間でした。
制作や宣伝美術、衣装・小道具の担当の人たちは
プロデューサーの大熊ねこさんから今後の進め方や役割について
説明を受けていました。
舞台美術担当と大道具担当の人たちは、舞台美術アドバイザーの松本さんから
どんな風に舞台創りを進めていくかについての説明を
ホワイトボードで図も書きながら聞いていました。
講座時間の最後には、配役も決まりました。
次回からいよいよ稽古が始まります。


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2022年07月15日

脚本決めの日(22BS12)

昨日、いよいよ今年の上演作品を決める脚本決めの日を迎えました。
3本の候補脚本から参加者全員で話し合あって1本に決めました。
最初にみんなに「どうやって決めていこう」と問いかけると、
自分なりに話し合いをするにあたって「大事にしたいこと」や
「こうしていきたい」ということを話したメンバーが数名いました。
今年の話し合いの特徴は、
「自分の主観は抜いて、好き嫌いでは語らないように」ということが
全員の総意だったことです。
もう一つは、全体を通して、前回の村上さんの講座で経験した、
合意形成の時に必要になるキーワードがいろんな場面で
語られていたことです。
議論が迷走し、立ち止まったりする場面でも、立ち返ることができる
きっかけとして生かされていたように思いました。
これからみんなで創作へと向かっていくにあたり、それぞれが感じていること
についても話す時間を丁寧に取ることができていました。
最後まで気がかりだったのが、全員が納得できるには・・・でした。
難しいことではありますが、「17人でお芝居を創りたい!」ということが
早い時間から共有されていたこともあり、今後も引き続きそのことを
大事にしながら、全員で進んでいくことが確認されました。

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演劇ビギナーズユニット2022(28期)の上演作品は
平田オリザさんの「日本文学盛衰史」に決定しました。

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2022年07月12日

舞台に立つための身体になるD(22BS11)

今回は、これまでのワークショップで体験したことをふまえ、
「創作」に挑戦してみました。

講師に村上慎太郎さん(劇作家・演出家/夕暮れ社 弱男ユニット)を迎え、
これから始まる修了公演までの創作過程を、具体的にイメージできるようにと、
3時間にぎゅっとまとめて体感する時間になりました。

3つのグループに分かれ、渡された脚本3本から、発表する作品を決めます。
初めて見る脚本なので、読み合わせから入るグループや、どんな作品なのか?
をみんなで話してみたりしながら、徐々にしぼっていきます。
話し合いも佳境に入ると、なぜその作品をやりたいと思ったのか?
みんなでやるならどの作品がいいのか?などを深堀りしていきますが、
リミットの時間も近づいてきます。
決め方は各グループに託されましたが、村上さんから1つ、
「妥協はしないでください。それぞれが納得した上で決めてください。」
と伝えられました。

脚本が決まったところで、キャスト決め。
希望は聞きますが、最終的には演出の村上さんが決めます。
そこから、発表に向けた練習に入りました。
各グループに、村上さんが演出に回りますが、
3グループあるため、1つのグループに費やす時間も限られていきます。
「演出家は1人しかいません。演出家がいない時間は、
自分たちで創っていきましょう。」という村上さんからの呼びかけ。
実際のビギナーズでも起こり得るリアルな光景でした。
短時間で仕上げることは難しかったと思いますが、台詞も覚え台本を外して発表し、
自分たちで創ったという成果が表れていました。

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最後の振り返りでは、脚本を決める時に苦労したことを共有しました。
多数派、少数派それぞれの立場が思っていたこと、
もっと深めて話したかったけれど、限られた時間でどう決めるか難しかったこと、
自分の気持ちを言語化して伝えることが大切だったこと、などが話されました。
次回の脚本決めに向けて、村上さんからは、
「みんなが納得できるように、そのためには、自分の意見や思っていることを伝える
こと。自分の思いを丁寧に伝えて、後悔のないようにしてください。」
とエールが送られました。


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2022年07月08日

脚本の読み方ワークショップA(22BS10)

前回に引きつづき、高杉征司さん(俳優/サファリP)のナビゲートで
脚本の読み方についての講座です。

3本の作品について語り合った前回を経て、
今回は実際に動きながら脚本の読み方を学んでいきました。
作品ごとに、高杉さんが選んだ1つの場面にチャレンジしてみます。
グループに分けて、メンバーで話し合いながらシーンを創る作品では、
場面や登場人物の背景を確認しながら、まずは自分たちでやってみて、
時折、高杉さんが各グループを回り、アドバイスをして仕上げていきます。
台詞の読み方や会話の大切さはもちろん、立ち位置や、いすや机の配置の仕方、
身体の使い方など、「見せ方」にも工夫できるポイントがあることが伝えられると、
活発に意見を交わしながら、場面を細かく区切りながら、といった
色々なパターンを試してみる姿が見られました。
それぞれの解釈が集まると、自分では思っても見なかった表現方法に出会えたり、
こう動けばよかったのか!ということに気づいたりと、
それぞれに新しい発見があったようです。

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「空間の把握、人物の関係性など、演じる度に続々と新情報が追加された」
「脚本を1人で読む時も声を出していたりしたけど、
 第三者がいると色々と気づくことがあった」
「他の人の演技からもたくさん影響を受けていきたい」
という感想が聞かれました。

3本ともテイストは違いますが、どの脚本の時も「一体になる」瞬間がありました。
2回の脚本講座を通して、高杉さんをはじめ、メンバー同士で互いに影響を受け合い、
1つのことに取り組む面白さを感じることができたように思います。
来週はいよいよ、脚本決めです。

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2022年07月07日

ビギナーズユニット2022、定員に達しました!

6月13日にスタートし、8回となった本日、
脚本決めの話し合いの前になんとか定員に達しました!

演劇ビギナーズユニット2022は、17名の参加者で
公演づくりに進んでいくことになりました。

いろんな場面で広報にご協力いただいた皆さまに
お礼を申し上げます。

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2022年07月05日

脚本の読み方ワークショップ@ (22BS9)

演劇ビギナーズユニットの上演演目は、3本の候補脚本の中から、
メンバーで話し合いをして上演する演目を決定します。
脚本独特の表記方法などがあり、一人で読み込むには少し難しいところも
あるため、作品への理解をより深めた上で、脚本決めの話し合いに臨めるよう、
脚本の読み方について学ぶ機会を設けています。
今回の講師は、高杉征司さん(俳優/サファリP)です。

まず、脚本を読んでみてどう思ったかを、1作品ずつ
メンバーで出しあうところから始まりました。
最初は周りを伺いながら遠慮がちに話していましたが、
高杉さんの「思ったことを率直にどうぞ。なんでもいいですよ。」の声かけから、
だんだんと活発に会話が弾んでいきました。
脚本を読んで感じた印象は人それぞれで、
どの部分でそう思ったか?についても、登場人物の台詞や、イメージした情景、
表記のされ方など、着目するポイントがたくさん出ました。
分からなかったところや疑問に思ったことも、どんどん出し合いました。
みんなから出た話(キーワード)をもとに、今度は高杉さんも交えて話します。
ここでは、脚本の構成や時代設定、作者の背景などのお話もあり、
出てきたキーワードの裏付けとなるようなエピソードも聞くことができました。
1人で読んでいた時には、考えていなかったことに気づくこともでき、
全体で共有することで、なんとなく整理することができたという人や、
自分以外の人たちが、それぞれの脚本にどういう印象を持っているかが
知れてて良かったという感想が聞かれました。

みんなで意見を交わし、一つの内容について丁寧に深めていくことは、
脚本が決まって作品を創り上げていく時にも、とても重要な作業です。
他の人の意見に耳を傾け、自分が感じたことを話す、積極的な姿勢がみられました。
次回も引き続き、高杉さんの脚本ワークショップです。

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演劇ビギナーズユニット2022、参加者追加募集中‼
1名先着順の受付で、7月10日(日)まで継続募集します(定員になり次第〆切)。

講座は始まりましたが、プログラムの最初は、公演づくりのための
準備のワークショップが続きますので、
まだまだ途中からでも安心して参加していただけます。
それまでの分の内容もしっかりシェアします。
この夏、舞台に立ってみませんか?
ぜひこの機会に参加をお考えください。

お電話(075-541-0619:水曜休館)、メールでも受け付けます。
内容の詳細やメールでのお申込みは、こちらをご覧ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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2022年06月30日

舞台に立つための身体になるC(22BS8)

舞台に立つための身体シリーズ4回目は、筒井加寿子さん(俳優/ルドルフ)が
講師となり、俳優としての演技について深めていきました。

ワークに入る前に、筒井さんと
「これまで見た演技の中で、感動したシーンや心に残ったシーン」
について語らいました。
役者の表情・視線や、少ないセリフからも役の心情や情景が見えたシーン
などが出ました。
逆に、ストーリーに共感できずに役者の演技に違和感を覚えたことや、
大げさなリアクションに真実味がなくて冷めてしまった、という話も。
みんなでディスカッションした「心が動く演技とは何か?」を中心に、
ワークを通して深めていきました。

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日常で起こる場面を、動きだけで表現してみるワークをいくつかやってみました。
体験・経験したことがある場合もあり、イメージしやすい面もありますが、
逆にわざとらしくなってしまったり、不自然になってしまったりします。
演技となると、ついつい「説明」してしまうが「伝える」ために
どうしたらいいか、という筒井さんの問いかけに、みんなは深く考えます。
観客が思わず同調してしまう演技、リアリティがあるお芝居を見せることに、
「プロセス」という言葉がヒントとして出ました。
それをふまえ、今度は短い会話のテキストを使って芝居を創ります。
筒井さんからまず、なぜ脚本があるのかが確認されました。
脚本や台詞があることで、言うことや展開が分かった上でお芝居をすることになり、
演じることに不自由さを感じることもあるかもしれません。
ただ、台詞があることで出てくる個性や即興性、またはくせのない自分を
見つけるチャンスと捉えることもできます。
何度もくり返し演じ、その都度演じて・観て思ったことをみんなで振り返り、
たくさん考えた時間でした。
「1つの台詞、1つの動きにいくらでも思考を巡らし、実践してフィードバックする
楽しさを体感できた」という感想がありました。

筒井さんには、公演に向けた稽古に入る前にもワークショップをしていただきます。
その頃には脚本も配役も決まっています。
今回のワークを経て、筒井さんも再会を楽しみにしています。

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2022年06月28日

舞台に立つための身体になるB(22BS7)

自分自身の身体にじっくり向き合った前回(6/20)に引き続き、
今回も身体にフォーカスをあてたワークショップです。
今回は、「俳優」の身体の使い方について学ぶとともに、
演技の楽しさにも少し触れました。
講師は高阪勝之さん(俳優/男肉 du Soleil)。
所属する男肉 du Soleilでは、様々なダンスパフォーマンスも演じており、
俳優でもありダンサーでもある高阪さんは、多彩な身体の使い方を知る方です。

初めに自己紹介のワークをして、前半は、曲に合わせて動いてみるワークから。
ダンスのような、でも自由に、身体を開放させるように
音楽に合わせたりしながら、心地よく体を動かしていきました。
体勢や動かし方のヒントや状況設定が講師からその都度伝えられ、
いつもとは違った動きで、少しずつ身体の可動範囲が変わっていきました。

後半は、テーマやストーリーに合わせて身体を使って表現するワークです。
まずは、4〜5人で1つのお題を身体だけで表現してみるワークをし、少し発展させ、
ある一連の場面を、なるべく言葉を使わずにグループで創り上げます。
セリフや動きが決まっていない中で、その場で起こることに身体がどう反応するか、
状況によって身体が変化する感覚を、少しずつ体験することができたようです。
最後は2人ペアになり、決められた2つのセリフでお芝居を創ってみました。
設定や場面、2人の関係性などを、限られた台詞で伝えるにはどうすればよいか?
距離感を工夫するペアや、設定になりきった動きをする人もいました。
8組とも設定が被らなかったことに驚きましたが、少ない台詞でも、
何通りもの表現ができることにも気づくことができました。

演技をする上での身体の使い方について考える機会となった今回は、
「リアルをイメージして身体を動かすのは、想像力と瞬発力が必要だと思った」
「台詞以外で、どのくらいお客さんに登場人物の情報や関係性を理解してもらうかが勝負だと感じた」
「今回のワークで間(台本に書かれていない部分)での演技の楽しさが分かった」
などの感想がありました。

高阪さんからは、「台詞以外の部分を膨らませることで表現できることがある。
台本には書かれていない部分を表現するためには、身体の使い方がポイントになる。
身体をうまく使うことで、より演じることが楽しくなる。」と、役者ができる
舞台上での表現について、今回のワークを踏まえ伝えていただきました。

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演劇ビギナーズユニット2022、参加者追加募集中‼
1名先着順の受付で、6月30日(木)まで継続募集します(定員になり次第〆切)。

講座は始まりましたが、プログラムの最初は、公演づくりのための
準備のワークショップが続きますので、
まだまだ途中からでも安心して参加していただけます。
それまでの分の内容もしっかりシェアします。
この夏、舞台に立ってみませんか?
ぜひこの機会に参加をお考えください。

お電話(075-541-0619:水曜休館)、メールでも受け付けます。
内容の詳細やメールでのお申込みは、こちらをご覧ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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2022年06月24日

舞台に立つための身体になるA(22BS6)

からだに着目したワークショップの2回目は、
ダンサーの遠藤リョウノスケさんを講師に招き、
自分の身体と向き合い、表現するためのきっかけを探る時間でした。

まずは、自分の呼吸や空間に耳や目を傾け、部屋の中を自由に歩き回ります。
周りの様子や自分の身体の変化を観察しながら、
徐々に身体を起こしていきました。

身体が温まったところで、2人ペアになり、
互いの歩き方を観察しフードバックし合いました。
そのフィードバックをふまえ、観察する側が思う「普通の歩き方」を
ペアの相手に「振りつけ」ます。
相手の特徴をよく観察し、なるべく言葉を使わず相手の歩き方を
振りつけるようなイメージでと遠藤さんが言葉がけをすると、
相手の身体に触れて伝える人、隣を一緒に歩いて伝える人など、
それぞれの方法で振りをつけていきました。
ここで話題にあがったのは、普通やナチュラルをどう考えたか、
基準などはあるのか?ということでした。
振りをつける時点で自分が思う普通ではなく、その人自身の
歩き方こそナチュラルでそこを引き出そうとした人もいれば、
知らず知らずのうちに、ペアで共通の認識が生まれていたかも
と話す人もいました。
自分や相手の歩き方のくせに気づき、
「歩き方にその人の経験が表れていると思うから、
相手を知るためには歩き方を観察してみるのも1つかも」
という感想もありました。

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引き続きペアで、お互いに向き合い相手の動きをまねるワークをし、
それを1人でも、目の前に鏡があることを想像しながら、
鏡の中の自分をまねてみました。
目の前に相手がいるときの自分と、自分しかいないときの自分では、
身体の感覚や意識が向くところが異なっているように見えました。
・「感情や思考で身体の動きが変化していって、
 身体表現ではあるが心を表現している気分になった」
・「舞台ではお客さんがいるため、自分の位置を客観視することは
 とても重要だと思った」
・「自分が思う身体のかたち、相手から見えるかたち、自分がやりたい
 かたちの差をどうしたら埋めていけるか、考えるきっかけになった」
といった感想があり、いろいろな発見や気づきがあったようです。
遠藤さんからは、「今の自分の身体って何なんだろう?ということや、
自分が面白いと思う身体の在り方を見出せると、舞台上でも強みになるのでは」
という言葉がありました。

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演劇ビギナーズユニット2022、参加者追加募集中‼
1名先着順の受付で、6月30日(木)まで継続募集します(定員になり次第〆切)。

講座は始まりましたが、プログラムの最初は、公演づくりのための
準備のワークショップが続きますので、
まだまだ途中からでも安心して参加していただけます。
それまでの分の内容もしっかりシェアします。
この夏、舞台に立ってみませんか?
ぜひこの機会に参加をお考えください。

お電話(075-541-0619:水曜休館)、メールでも受け付けます。
内容の詳細やメールでのお申込みは、こちらをご覧ください。
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2022年06月21日

裏方についてのレクチャー(22BS5)

演劇ビギナーズユニットでは、修了公演で役者として舞台に立ちますが、
舞台の裏側=スタッフワークも担います。
舞台を創り上げるにあたり、どんな仕事があるのか?
それぞれの役割がどう関わり合って完成するのか?などを、
まずは基礎知識として学ぶため、第3回目の講座は、
演劇制作者である丸井重樹さんを迎え、スタッフワークについて学びました。

今回の舞台美術アドバイザーの松本謙一郎さんも来てくださって、
講座を見ていただきました。

スタッフワークの講座の前に、今回もアイスブレイクから。
今の気分、住んでいる場所などを、創活の空間を使って表すワークや、
他己紹介のワークをしました。
自分だけでは完結せず、他人を観察し知ろうとすることが
キーポイントとなるワークで、演劇づくりに繋がることでもありました。

場が和んだところで、本題のスタッフワークについて。
舞台をつくる要素や役割をみんなで確認しながら、
テクニカルスタッフの仕事、制作者、広報について、
さまざまな資料や、丸井さんが実際に現場で見てきたこと、
ご自身が経験してきたことを交えてお話をしていただきました。
それぞれに専門性があり、こだわりやスタッフとして
成し遂げたいことがあるのはもちろんですが、
関わる全ての人で1つの舞台芸術を創り上げるには、
必要な情報を共有し、調整しながら連携し合う、
円滑なコミュニケーションが欠かせないことが話されました。
ビギナーズでは、参加者全員がいくつかの裏方スタッフも担うので、
メンバー間で協力をし合うよう、言及されました。

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普段から観劇をしている人や舞台やパフォーマンスの現場に
携わった経験がある人何人かいますが、
「こんなにたくさんの人が携わっているとは!」と驚いた人や
知っているつもりでも、深く知ることで新たな発見があった
という感想も聞かれました。
今日得た知識や学びは、今後のスタッフワークの実践に活かされていきます。

今日から新たに参加者が1名加わりました!
追加募集人数はあと1名です。ぜひ、ご参加ください。
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演劇ビギナーズユニット2022、参加者追加募集中‼
1名先着順の受付で、6月30日(木)まで継続募集します(定員になり次第〆切)。

講座は始まりましたが、プログラムの最初は、公演づくりのための
準備のワークショップが続きますので、
まだまだ途中からでも安心して参加していただけます。
それまでの分の内容もしっかりシェアします。
この夏、舞台に立ってみませんか?
ぜひこの機会に参加をお考えください。

お電話(075-541-0619:水曜休館)、メールでも受け付けます。
内容の詳細やメールでのお申込みは、こちらをご覧ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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posted by ひがせい at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ▼演劇ビギナーズユニット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月17日

舞台に立つための身体になる@(22BS4)

2回目の講座から、演じることに向けたワークが始まりました。
舞台に立つことをテーマに、さまざまな角度から身体表現について考え、
実践してみる6回シリーズのワークショップが今日からスタート。
1回目は、プロデューサーでもある大熊ねこさん(俳優/遊劇体)が講師となり、
「演技とコミュニケーション」について、実際に身体を動かしながらワークをしました。

まずは、自己紹介ゲームから。
前回の講座で他己紹介をしましたが、はじめましての人もいたので、
とにかく名前を覚える!ことを目標に、たくさん名前を呼び合いました。
ゲーム形式ではありますが、相手を認識し、しっかりと目線を送り、
相手に伝わるように名前を呼ぶ、という丁寧なやり取りは、
一緒に舞台で演技をする時にとても重要になってくることが講師から話されました。

後半は、ジェスチャーやまばたきなど言葉を使わずに
相手に伝えることを意識するワークです。
同じ事柄でも、自分の伝え方と相手の伝え方に少しずつ違いがあり、
うまく伝わらない事もありました。
でもその違いに気づくことで、表現に幅が広がり、
また受け取る側も、相手が伝えたいことをくみ取ろうとする気持ちが高まりました。
「言葉だけが人に伝える手段ではないのだなと思いました」や
「相手へ伝えること、相手を感じること、広い視野を持つこと」を
感じた参加者もいました。

伝わらないかもしれないと思ってあきらめることもできるし、
伝わらないことを恐れて何もできないこともあります。
それは、対個人だけでなく、舞台をつくる上では、対お客さんでもあります。
伝えることは、実はとても勇気がいることかもしれません。
受け取ってくれる相手を信じ、一歩踏み出した先にある、
新しい瞬間を感じていけるグループになればと、
大熊ねこさんも期待を寄せていました。

ワーク中も、互いに感想を言い合いながら楽しんでいる様子で、
お互いに知り合おうという雰囲気が感じられた時間になりました。

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演劇ビギナーズユニット2022、参加者追加募集中‼
2名先着順の受付で、6月19日(日)まで継続募集します(定員になり次第〆切)。

講座は始まりましたが、プログラムの最初は、公演づくりのための
準備のワークショップが続きますので、
まだまだ途中からでも安心して参加していただけます。
それまでの分の内容もしっかりシェアします。
この夏、舞台に立ってみませんか?
ぜひこの機会に参加をお考えください。

お電話(075-541-0619:水曜休館)、メールでも受け付けます。
内容の詳細やメールでのお申込みは、こちらをご覧ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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posted by ひがせい at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ▼演劇ビギナーズユニット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする