2018年07月16日

ユニットネーム決め(18BS16)

6/28と7/2の2回を使って、ユニットネーム決めとスタッフ決めを行いました。
決めるにあたり、どういった点を意識してみるといいのかなどのレクチャーを聞き、
そこからは暫定で決まった制作担当の人が進行しながら参加者で決めていきました。
今年の特徴は、台本決めの時に出た、コンセプトを中心に絞りこんだことでした。
思い浮かんだ単語が、「個性」「偶然性」「等身大」「日常」に合うか、
そこからイメージする単語とどういう意味がこもっているかを伝えあいます。

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いくつか出てくる中で、これに17人というメンバーをどういう感じで
連動させていくかについても考えはじめ、ある程度の数が出たところで、
整理してみる。
そこからまた新たな単語がでてきたり、といったことを繰り返し、
みんなで吟味して決定しました。

25期のユニットネームは「シアターそらみみ」です。
お客さんにとっても、メンバーにとっても、
日常の中でふと心に聴こえてくるように思い出される、
そんな作品を創りたいという願いを「空耳」という言葉で表現しました。
日常で忘れられがちな少しの感覚を大切にしたい、という思いも込められています。


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2018年07月15日

初めての読み合わせ(18BS15)

6月25日は配役決定に向けた読み合わせでした。
脚本決めの話し合いの際、みんながどういう思いで
上演作品を選ぶかのか、演出担当の大原さんと
演出補の松岡さんにも来ていただきました。
参加者だけで決めるので、お二人は話し合いには入っていません。
今回が初めてみんなと作品について話す回となります。

初めての読み合わせということもあり、みんな緊張した様子からスタート。
読み進めるうちに、少しずつ緊張感がほぐれていく雰囲気になり
読みながら、面白かったらみんなで笑えるような場面もありました。
読んでみた感想では、「人の演技を見て、いろいろ参考になった。」
「声を出して読み合わせをしたら、関係性とか感情が理解しやすかった。」
「場面をイメージしながら読んでるとワクワクした。」
といった声が聞かれました。

ビギナーズユニットには、前年度参加者の有志がボランティアとして、
毎回の講座をサポートしています。
今日の初読み合わせを見ながら、ボランティアが感じとったことは、
*そのシーンを読んでいない人が、読んでいる人たちを見て、
自分が出ていない場面でもしっかり作品を理解しようとしている姿に、
いい集団(チーム)になると思った。
*演出家さんが最初に言ったことは、
のちのち響いてくるから覚えておいてほしい。
ということでした。
ボランティアにとっても見守りながら、
自分たちの経験を振り返る場面にもなっているようです。

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2018年07月14日

上演作品が決定しました(18BS14)

6/21に行なわれた話し合いで、
演劇ビギナーズユニット2018の上演台本が決定しました。
参加者には、できれば20:50には決定してもらいたいと伝えていました。
毎年3時間の話し合いで決まらず、その後も話し合いを続ける年も少なくありません。
今年も、それぞれの思いを話すことから始まり、
集まったメンバーでどんな芝居をしたいのか、どういうことを大事にしながら、
これからの作品創りにチャレンジするのかを話し合っていました。

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最初は自分たちのこと(初心者の集まりであること)から、
その後、観に来ていただくお客さんのことなど、いろんな視点を持って考えていました。
話し合う中で、「個性」「偶然性」「経験の有無を問わない」「等身大」を
コンセプトにしようという確認ができました。
タイムキーパーがいたり、現状確認をしたり、話し切れていない人はいないか気遣いながら
きっちり20:50に決まりました。
時間通りに決まることはビギナーズユニット史上でもわずかです。

25期が挑むのは、「知らない日々を歩く −わが町より−」です。

やりたいこと、やるべきこと、それら全てのぶつかり合い、
みんなが創る場だという思いをもつことができた日でした。
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2018年07月02日

6月18日の講座(18BS13)

当初の予定では、上演作品決定のための話し合いの日でした。
朝に起きた大阪北部地震。
交通機関もストップし、講座に来れない受講生が数名いました。
そこで、話し合いは次回に延期とし、
この日は修了公演の演出を担当する
大原さんと演出補佐の松岡さんによるワークショップに
内容を変更して実施しました。

最初に大原さんから、「今日のワークショップを通して、
大原さん自身が作品づくりにおいて大切にしていることを
ぜひ知ってもらい、みんなと共有したい」という言葉がありました。

まずは「ルート」というゲームをしました。
円になって「好きな食べ物」、「好きな動物」、
「好きなマンガ」それぞれに、自分の答えを
言いながら相手を指していきます。
誰から回ってきて誰に回すかを、
3つのお題それぞれにルートを決めます。
ルートが決まったらそれに従って、3つ同時に回し始めます。
複数の情報が同時に飛び交う中で、
相手からきた情報をしっかり受け止め、
次の人に確実に回していきますが、
ときどき止まってしまうルートが発生してしまいます。
「なんでこうなってしまうんだろう?」大原さんはみんなに問いかけます。
「1つのことに集中しちゃう」、「送ったつもりになっていた」、
みんなからの答えに、「じゃあどうしたらいいと思う?」
とさらに問いかけます。
「相手の受け取ったサインをちゃんと見る」、「目を合わす」など、
改善点がみんなから出され、それを踏まえて再チャレンジします。
そうすると見違えるほどスムーズに
ルートが回っていくようになりました。

うまく行くようになってきたので、
「好きなマンガのセリフを振り付きで」を加えたり、
円になっているのを崩して、歩きながらルートを回していくなど、
応用編にもチャレンジしました。

ここで大原さんからアドバイスとして出されたのは、
情報の多さに慌てて、身体の状態がヒートアップしてしまうより、
声量も必要以上に出さずに、もう少しクールに周りを
見渡してやってみてはどうだろう、ということでした。
やってみると重心が自然にすっと下がって、
視野が広がっているような印象を受けました。

このアドバイスが次のテキストを使ったワークにも繋がってきました。

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2018年06月18日

舞台に立つための身体になるD創作(18BS12)

6/17(日)は、一昨年度までビギナーズユニットの演出を担ってくださった、
夕暮れ社弱男ユニットの村上慎太郎さんをお招きして、
参加者が主体となって実際に短い演劇作品を創って発表しました。

ウォーミングアップでは、声をしっかり出すこと意識したゲームを行いました。

ゲームの後は早速創作するためのグループ分け。
次回の脚本決めに向けたプレにもなるようにと、3つの台本から
グループで話し合って1つに絞ります。
多数決やジャンケンではなく、話し合いで決めること、1本に絞っても、
グループ全員「自分が選んだ」といえるようにすることが決めごとでした。
台本が決まったら、キャスティングを村上さんがして、少し演出をつけますが、
基本的にグループで意見を出し合って創作していき、
最後に台本を話してみんなの前で発表しました。
初めに、村上さんから「熱い3時間にしましょう」とのかけ声がありました。

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振り返りでは、やってみてどうだったか、
それぞれのグループの決まるまでの過程を伝えあう中で、
戯曲選びの話し合いでは何が難しかったのかを明らかにしてきました。

具体的にどういうことを伝えるか、
意見が分かれた時に止まってしまうことに対してのしんどさ、
それぞれの推しポイントと推せなかったポイントははっきりしていること等、
いくつかの視点とどうやって乗り越えたかを知ることができました。

また、村上さんからは「自主練習はこんな感じになる」と、
今後につながる体験であったこと、
全員「自分が選んだと」が言えるために大事なことは、
それぞれの体験を自分のこととして捉えられるか、
時間の制限があることだと話してくださいました。

今回はプレでしたが、次は自分たちが2か月半をかけて創っていく
戯曲を決めることになります。
今日の体験が次につながると思える時間でした。

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2018年06月17日

脚本の読み方ワークショップの2回目(18BS11)

7回目は、前回に引き続き、高杉さんによる
脚本の読み方ワークショップでした。

前回は、3本の戯曲を読んでそれぞれが感じたことを
伝え合うことを中心に、活発な意見交換や
参加者から出なかった視点を踏まえ、高杉さんからの解説などがありました。

今回は、初めに演劇のインプロ的なゲームや
集中力を養うもの、テーマを決めてフリートークするなど、
演劇的フィルターをかけたワークを1時間程行いました。
フリートークで役の設定を決めてやってみた感想として、
「相手の思いもわかるからしんどかった」
「自主的に相手と反対の意見を言うのは楽だった」などの感想が聞かれました。
自分の台詞に共感できない時もあることを感じたり、
それぞれの役作りのベースが見えた時間でした。

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相手の演技を受けて、自分がレスポンスすること。
声のトーン、体の反応、距離感、外からの刺激に対して反応するといった、
役者にとって大切にしていくことについて体感できるものでした。

次に、グループに分かれて、3本の戯曲を使って、
あるシーンをキャスト決定し、脚本片手に実際に動きながらやってみました。
どの位置に階段があるのかなど、舞台設定を共有しておくこと、
声のレベルを意識することで、声の方向性が出ること、
台詞はどうとでも読める、言いにくそうに言うことができたり、
そうでないやり方もできる、どういうテンションでいくと
お客さんに伝わるかを考えるのも俳優としては大事なこと、
そもそも人が持ち合わせている生理を意識して、
人がやってることをひろうこと、といった、
創作していく時に役者にとって必要なことを体感しながら、
それぞれの戯曲の面白さを伝えていただきました。

グループごとに前に出てやるので、他のグループのアイデアを見ることができ、
より戯曲を楽しめる機会になりました。

最後に高杉さんからは、「これから本番までの稽古で、
演出の希望はあるけれど、役者であるみなさんは臆することなく、
今日のようにどんどんアイデアを出し合って取り組んでください」と、
創作を楽しむことと、公演へのエールをいただきました。

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2018年06月12日

脚本の読み方ワークショップの1回目(18BS10)

5月21日から始まった、25回目の演劇ビギナーズユニット。
すでに6回のワークショップを終え、
いよいよビギナーズ最初の山場、
上演台本決定のための話し合いが近づいてきました。

参加者にはすでに3本の戯曲がわたされています。
テイストの違う3本の戯曲です。
ただ、戯曲を読み慣れない人にとっては
戯曲を読むことはたいへん難しいことかもしれません。
そこで、俳優の高杉征司(サファリ・P)さんをお迎えして
戯曲の理解を進める対話のファシリテートをお願いしました。
上演作品決定の話し合いのため、まずそれぞれの戯曲について
理解を深めておくことが大切なのです。

高杉さんの第一声は、「今日は無責任に発言してください」。
うまく言わないといけない、とか、
ちゃんと理解してないといけない、とか
こんなことを言っていいのかな?
など、発言を難しくするようなことにはいっさい気にせず、
感じたこと、考えたことを思うままに、
どんどん発言してください、という意味です。

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例年に比べ、ちゃんと3作を読んでいる人が多く見られ、
それぞれの戯曲の特徴や面白さについて、
活発に意見興交換が行われました。

1つは、1938年に書かれたアメリカの戯曲、
実に80年前の戯曲です。
舞台が架空のまちということと、普遍的なテーマ設定。
普遍的であるが故に、感情移入しやすいが、
それが時折、ストーリーテラーによって観客の気持ちが
舞台から引き戻される、という構造。
その効果の意味について、高杉さんも解説していました。

もう1つは、「チョークと、チョークで描く壁があればできる演劇」、
とあるように、少しふう変わりな戯曲?
わかりにくい戯曲、という感想が多かったと思います。
初演された日(2011年7月)からみて、東日本大震災後の精神状況と
何か関係があるのではないか、という意見、
男女のエピソードがいくつかでてくるけれど、
役名が固有名詞ではなく、「男」や「女」で、
男も女も、それを複数の役者が順に交代で演じていくことの効果はなにか、
すごくしっくりくるセリフがある、
作ってはくずし、作ってはまたくずしの繰り返しで
上演が難しそう、などの意見がありました。

最後の1つは、千年後、他の惑星に移住する設定のストーリー。
個人ではなく、多くの人が感じることのできる幸福とは?
それに関係して、人類創世期のような、規律、タブー、
についても議論が及びました。

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2018年06月08日

舞台に立つための身体 (18BS9)

6回目(6/7)は、「舞台に立つための身体になる」ワーク4(演技V)。
前回(5/31)に引き続き、高阪勝之さんが講師でした。

今回は、「呼吸」を演技で使うということを体感することが
メインのワークでした。
演技をする際に、デフォルメするのではなく、
シンプルに自然にできるか? をやってみます。
息を止めて、吐くということを意識してやってみると、
みんな吐くのがとても難しそうでした。
ちゃんと息を止める、しっかり吐く(体の力を抜く)といった動作は、
身体の変化と感情と呼吸を連動させることでもあり、
【気持ちが動いた時に、ちゃんと呼吸が変わっているか】は
演技のダメ出しにもつながる。
台本に追われるのではなく、自分の状態や、
その時自分に起こっていることを
見つめることがとても大事だと、高阪さんは話してくださいました。

その後、グループに分かれてエチュードをやってみました。
緊張状態がキープできるような設定の中、
それぞれが他の人から受ける影響に対応しながら、
リアリティを大切にした時にその場の空気感が変わることや、
周りを見ることが重要だということを体感しました。

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最後には「受信と発信のバランスが役によって分かれていてバランスがよかった」
といった感想も、見る側だった参加者からも聞かれ、
呼吸を使って身体や感情等に着目した演技の体験ができたようでした。

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2018年06月07日

舞台に立つための身体 (18BS8)

第4回目(5/31)と6回目(本日)は
「舞台に立つための身体になる」ワーク3・4(演技U・V)です。
俳優で男肉 du Soleil所属の高阪勝之さんを講師にお迎えしました。

この回では、これから修了公演に向けて、俳優として舞台に立ち、
役を演じていくために具体的に必要なことを学んだり、
演技の楽しさを感じることができる内容で進めていただきました。

5月31日は、普段意識できていない身体への負担に気づき、
舞台上でリラックスできる一番いい姿勢を作るためのワークや、
ペアになって、1人1つの台詞しか使わないというルールで、
2人で会話をする、というワークをしました。

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体や動きでの関りと、言葉を交わしての関りから
「汲みとる」といったことが生まれ、
お互いに作用し合って関係性が構築されていることに気づいたり、
「相手がこう来るから、こうした」といった、
そこに居ることから生まれる関わり合いが無意識にできていました。
また、みんなの前でみせるのですが、1人1人が自分のしたいこと、
感じたことを演技に乗せることができていたようです。

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2018年06月04日

スタッフワークの解説(18BS7)

今回(6/4)はスタッフワークの解説を、
川上明子(舞台美術家)さんと
丸井重樹(ロームシアター京都)さんにしていただきました。

演劇ビギナーズユニットでは(参加者はもちろん
最終はみんなが役者として舞台に立ちますが)、
限られてはいますが、役者と並行して、
制作、宣伝美術、舞台美術、大道具、小道具、
衣装のうち、どれかの役割も担ってもらっています。

前半は川上さんの担当で、舞台美術を中心に、
大道具、小道具、衣装の仕事について
演劇ビギナーズユニットでの具体的な仕事内容に則して
詳しく解説していただきました。

舞台美術のお話は、「青い鳥」の文庫本から始まりました。
そこに書かれている舞台関係の情報をそろえ、
美術の案を練り、演出家とのすり合わせや、
他には照明さんや衣装さんとの関わりが必要なこと、
視覚的、あるいは具体的にみんなにわかってもらえるように、
模型をつくることも重要と、厚紙の方眼紙で作った
(青い鳥に出てくる)暖炉や柱時計、窓などのパーツを図面に配置、
最後は、2、3日前急ごしらえしていただいたという
詳細模型も見せながら、美術の役割を解説していただきました。

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後半は丸井さんの担当で、制作の仕事について
詳しく解説していただきました。
小劇場演劇の制作者を支援するサイト、fringe の
「芝居」を「公演」にするのが制作者である、
という定義から始まりました。

つまり、お客さんがいなければ公演は成り立たない、
でき上がったお芝居と観客をつなぐ役割の制作者がいなければ
公演は成り立たないということです。

丸井さんは制作者の仕事を、企画の立ち上げから上演までの
タイムスケジュールに沿って具体的に解説していきました。

もう1つは、目立つフライヤー、目を引くフライヤーについて
丸井さんが気になるフライヤーをホワイトボードに貼り、
その理由を解説して、宣伝美術の重要性を語りました。

今日の、スタッフワークについてのお2人の解説は、
もちろん、演劇講座の中でのものですが、
例えば、大学のキャリアセンターが主催する就活セミナーで、
仕事について考える機会や、職業意識を高めるための機会提供を目的に
開催されたとしても、十分通用するような内容だな、と感じました。

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2018年05月28日

舞台に立つための身体2(18BS6)

第3回目「舞台に立つための身体になる」ワーク2(身体表現)の
今日(5/28)は、ダンサーの大谷悠さんを講師にお迎えしました。

準備運動もかね、からだを動かすワークの始まりは
音楽のリズムに合わせ、手や足、首を大きく動かして
からだのバランスを少し崩しながら前進するワークでした。

この日のワークの多くの時間は“"歩く”ことに費やされました。
普段の速度で自分のスタイルで歩くことを基本に、
まっすぐにした背骨を立てたまま向こう側へ運ぶように!、や
その速度を1/2、1/4でやってみる、というような指示が出されました。
歩き方も速度も、それぞれ全く違う個性が見られました。

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その延長のワークでは、全員で室内を歩き回り、
他の誰か1人を決めて、その人との距離を意識して
縮めたり・拡げたりしながら歩いたり、
他の2人を決めて自分と3人で三角形の形態を維持して歩く、
それをさらに限定して、自分が二等辺三角形の
頂点となるようにして歩くという指示が出され、
頂点の位置を維持するためには、早足から次第に駆け足に
みんなが駆け回って移動することになりました。

次は、6人組、12人組で横一列を保って歩く、
前向きと後向きの両方を行いました。

最後は、2人組になって、手のひらで相手のからだを
スキャンする(と名づけていましたが)、つまり、
両手を広げて立ったままの相手のからだから5cm離して
手のひら、手の甲、手の側面(小指側・親指側)を使って
からだの線をなぞってゆく、というワークでした。

最初はペアの内の1人は不動のままでやっていましたが、
次のステップとしては、2人ともがスキャンする
という課題に変化させていきました。
2人ともがスキャンをしている姿は、
なんだかコンテンポラリーダンスの1シーンを
見ているような錯覚に襲われました。

今日、大谷さんがみんなに伝えたかったのことの1つは、
からだの使い方・動かし方(身のこなし)を
自分で決めた具体的なイメージでルール化して
それによってコントロールしていくと、
あるいは比較的コントロールしやすくなること、
そういうことではなかったかと思われます。

これは、舞台上でからだを意識して使う
大きなヒントになりそうなワークでした。

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2018年05月27日

舞台に立つための身体1(18BS5)

第2回目は、「舞台に立つための身体になる」ワーク1(演技1)。
自分を表現すること、それを相手に伝えること、
相手の表現を受け止めること、この3点に重点を置きながら、
“自分の身体を知る”ためのワークを行いました。
講師は、今年度のプロデューサーでもある大熊ねこさん(遊劇体)でした。

今回のワークで強く印象に残っているのは2つです。
1つは、どのワークでも話し声がほとんど聞こえなかったことです。
これは『言葉とジェスチャー(身振り)を使って表現してはいけない』
というミッションが課されたためです。

“まばたき”のみを表現方法にして、足のサイズが同じ者同士で
グループを作るワークの際には、
大きなまばたきで10センチを表現する人、
ウインクで0.5センチを表現する人など
様々な表現方法が出てきました。

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普段、相手に何かを伝えようとするとき、
ほとんどの人が言葉もしくはジェスチャー(身振り)で表現しようとします。
しかし、限られた表現方法だけでは
意思の疎通が取れていないことももちろんあり、
「相手に伝わっているか分からないから、
答え合わせまで不安だった」という感想が多くありました。

最後に行った“ウインクキラー”では、
(事前にキラーを1人決め、全員で限られた範囲の中を歩き回り、
キラーにウインクをされたら退場。退場させられる前に
キラーを見つけなければならない)
ルール上、相手の目を見ることが必要不可欠になってきます。

大熊ねこさんの学生時代の友人の中に
「このゲームが死ぬほど嫌い。分かっているのに何故できないのか・・・」と
相手の目を見ることがどうしてもできない人がいたそうです。
「人の目を見るということでこんなに苦しむ人が
いるのかと気付かされた。」と大熊ねこさんは話します。
参加者からも「ゲームに参加したいけど、
目を見ることが怖かった。」という声がありました。

2つ目は、静まり返っていた空間が答え合わせの瞬間、
合っていても間違っていても、「わー!」と
一気に笑い声に包まれていたことです。
“伝える”ことの難しさと“伝わる”ことの喜びを
みんなが感じているように見えました。

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2018年05月22日

先輩たちの体験談(18BS4)

第1回目の後半は、過去の参加者の体験を
お話していただくコーナーです。
(阪本さんにも一緒に聞いていただきました)

お招きしたのは、21期参加者のマスターと
23期参加者のやぎとしんちゃんでした。
3人にお話いただいた主な内容(質問)は、
参加したきっかけ、どういう体験だったか、
その体験が今の自分にどうつながっているか、
と、あなたにとってビギナーズとは、でした。

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最後の質問は、事前打ち合わせの際には
伏せられていたものだったようで、
その質問がされた時は、3人ともちょっと驚いたような
表情を見せましたが、それでも即座に、
「家族」、「青春」、「積極性」と答えました。

これら3つのワードは確かにビギナーズを
うまく言い表していると感じました。

3人から共通してでてきたことばは、
ひととの関係についてでした。
集団創作なので、すり合わせの作業がたいへんなこともあったが、
自分が受け入れてもらっているという体験がちょっとでもあると、
遠慮せずに言ってみよう、思ったことはことばにして伝えよう、
一歩踏み出す勇気を持って、自分から相手に伝えようとするようになった、と。
そして、それが今の自分にもつながっていることのようでした。

ちなみに、以前に書いていただいた、マスターとやぎの体験談は
こちらでもご覧いただくことができます。

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ビギナーズユニット2018、定員に達しました!(18BS3)

5月14日の説明会終了後、参加を保留・キャンセルする方があり、
第1回目が始まるまで、参加者を継続募集してきましたが、
第1回目終了後に参加者が確定し、17名の定員に達しました。

広報にご協力いただいた方々にお礼を申し上げます。

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2018年05月21日

いよいよ始まりました、今年のビギナーズ(18BS2)

25年目(25回目)を迎える演劇ビギナーズユニット。
今年もいよいよ始まりました。

第1回目は恒例となった、演劇体験談を聞く回です。
本日お招きしたのは、烏丸ストロークロックの阪本麻紀さん。
阪本さんは近年、俳優活動とともに、小中高生を対象にした
表現教育の指導にも携わっておられます。

阪本さんは、第1回目ということで、みんなの緊張をほぐすこと、
そして、少しお互いのことを知る作業から本題に入っていきました。

阪本さんの演劇体験談で印象的だったのは、
今までに何度か決断を迫られるような場面に出会った時に
やはり演劇がやりたい、演劇が好きだということを
再確認させられ、演劇を選んできた、ということでした。

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その始まりは、高校時代の生徒会のお芝居で演じた時の楽しさで、
その後、演劇部に入り、先輩たちが抜けて1人きりになった時、
どうしても舞台に立ちたいと相手役を見つけて、
初舞台の2人芝居で地区大会・県大会で優勝した経験、がベースになり、
ピアノを習っていたけれども、音楽の道には進まず
舞台芸術専攻のある大学に進んだこと、
そして、就活の時にも、ある企業の最終面接にまで進んだ際、
面接者から「演劇をやめるんですね」と訊かれた時、
答えにつまってしまって、結局、面接を辞退して帰ってきたこと。
そういう決断がいくつもあって、今も演劇を続けている、
演劇をしていてよかった、ということでした。

後半は、これも第1回目の恒例ですが、
演劇ビギナーズユニットの過去の参加者の体験談を
聞くコーナーへと続きます。

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2018年05月17日

【重要】ビギナーズユニット、参加者追加募集のお知らせ2

先日(5/14)、参加者説明会を実施しましたが、
その際、参加を保留していた方から
本日キャンセルの連絡が複数入りました。

今後も、キャンセル待ちの方々に順に連絡し、
個別の説明会を開いていきますが、
それでも欠員がでることは確実になりました。

そこで、追加募集は男女を問わず若干名
先着順の受付で、5月20日(日)の17時まで
継続します(定員になり次第〆切)。

お電話(075-541-0619)、メールでも受け付けます。
メールでのお申し込みはこちらから。
※スケジュール等の詳細もこちらでご確認ください。

演劇ビギナーズユニット2018、
いよいよ、5月21日(月)から始まります。
ぜひ、この機会に参加をお考えください。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2018年05月14日

【重要】ビギナーズユニット、参加者追加募集のお知らせ

演劇ビギナーズユニット2018、参加者を追加募集します!!
追加募集させていただくのは、男性参加者若干名です。
参加を希望される方は、至急
お電話(075-541-0619:水曜休館)かメールでご応募ください。
このプログラムは5月21日(月)から始まりますので、
応募があるまで、当面は、5月20日(日)の17時まで受付けます。
参加者は先着順で受付け、応募があり次第締め切ります。

応募状況の更新はブログでお知らせしますので、お見逃しなく。
次回の更新は、5/17(木)になる予定です。

連絡いただいた方には、個別でプログラム説明をさせていただきます。
内容の詳細やメールでのお申込みは、こちらをご覧ください。

お申込みをお待ちしています。

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演劇ビギナーズユニット2018の説明会(18BS1)

今年25年目を迎える演劇ビギナーズユニット。
いよいよ開催日が迫って来ました。

3005131.jpg

今日(5/14)はその実施に向け、説明会を実施しています。
出席者は16名。

施設の紹介や運営団体についての説明のあと、
プロデューサーとなったパンダさんから
参加の際の注意事項についてのお話があり、
その後、プログラムの日程や内容について
詳しい説明が行われています。

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2018年05月08日

25周年記念パネル展、展示方法改善!

演劇ビギナーズユニット25周年記念パネル展を
4月の10日から開催していますが、
1ヶ月近くを経過して、パネルがそり始めたため、
壁面との接着面がはずれ、パネルの落下が相次ました。
落ちたパネルを元に戻して壁に貼り付けても
また落下し、落下するパネルの数も増えました。
そこで、パネル展示の仕方を根本的に改めました。

3005081.jpg 3005082.jpg

両年テープと養生テープを使って
パネルを壁に直接貼り付ける方法を改め、
角材で木枠を作ってそれにパネルをピン留めし、
木枠自体を吊り下げる展示方法にしました。

これで接着面が少なくなり、パネルが落下する
心配はなくなったと思います。

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ちなみに、演劇ビギナーズユニット2018の
参加者申込み〆切りが5月10日(木)と目前に迫ってきました。
25周年記念の今年、参加を考えてみてはいかがでしょう。


どうぞよろしくお願いいたします。
申し込みはこちらからできます。
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posted by Higashiyama Center at 18:31| Comment(0) | ▼演劇ビギナーズユニット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月28日

締め切りまで2週間きりました!

現在参加者募集している、演劇ビギナーズユニット2018(#25)。
申込受付は5月10日(木)21時までとなっています
まだお申し込みでない方はぜひお早目にお申し込みください。
参加を迷っている方は、迷われている内容を
メールや電話でお知らせいただければ、お返事します。

300428.jpgひと夏限りの集中した創作活動
初めて出会う人たちとの共同作業
何より、演劇をしたい
舞台にたってみたい
そんなみなさんの想いに
演劇ビギナーズユニットは応えます!


「演ってみたい!」と思った自分を大切に、
この機会に一歩踏み出してみませんか?


                           昨年の公演から
                                         

募集内容など詳しくはこちら

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