2024年09月21日

上映会を実施しました!

9/19に演劇ビギナーズユニット2024、
30期「呱呱の声」修了公演の上映会を行いました。
全員が集まり、1週間ぶりに会ったのですが、近況報告や前の週の
最終オリエンテーションに舞台美術アドバイザーの諏訪さんからいただいた
舞台美術で作成した机の天板を16人分のピースにした物をみんな持ってきて、
個々のピースに寄せ書きをしていました。
15人分書かないといけないので、なかなか時間もかかります。

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18時30分からは、3ステージ目(最終ステージ)を鑑賞しました。
初めて、お客さん側で見る自分たちの公演に、恥ずかしさや演じている時には
見えなかったところが見えたりと、その都度歓声が聞かれました。
「いざ観ると恥ずかしい」「こんな風にみえてるんだ。」など自分たちの作品を
戸惑いつつも、時間の経過とともに、客観的な視点で観ることができました。
練習で撮影していた映像とは違い、一度限りのその時間を、お客さんが居る中で
一体となって過ごした空間を感じながら、創りあげた実感が得られたと思います。

今回で、演劇ビギナーズユニット2024は修了です。
最後に、上映会を全員で観れたことで、今回の演劇との出会いを今後の自分に
どのようにつなげていきたいかについても考える時間になったようです。
21時になり解散の時の、全員の表情から、忘れられない、暑い、熱い3ヵ月半を
呱呱の声のメンバーとして過ごせたことに誇りをと自信をもって、
それぞれがこれからの一歩を踏み出していけそうだなと感じました。


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2024年09月13日

最終オリエンテーションでした!

修了公演を終えて、昨日(9/12)最終オリエンテーションに再集結した
演劇ビギナーズユニット30期生の「呱呱の声」のメンバーたち。
最初は、自身が振り返り用紙の質問に沿って、
講座が始まった時からのことを思い出しながら、書いていました。
時に思い出した様な表情を浮かべたり、考える姿勢になったりと
思い思いに整理する時間でした。
その後は、全員でこの3カ月半をふりかえる時間になります。
プロデューサの大熊ねこさんから、「自分の中の一番大きな【気づき】」、
新しく生まれた発見や、それまでの理解と変化したことなどについて
というお題のもと、一人ひとり時間を設けて話しました。
感じていたことをみんなに伝えながら、それを聴いた他のメンバーからは
そのことがどう映っていたのかなどの意見交換をしました。
2時間以上かかりましたが、個人としてだけでなく、呱呱の声のメンバーとして
どう感じていたか等を話したり、聞いたりする中で、
メンバーからのフィードバックをもらうことが出来ました。
ビギナーズが始まった頃のぎこちなさや、その時感じていた
他のメンバーへの印象を赤裸々に話す人、
本番2日前にチームとしてどう感じているかについて、
それぞれの声を聞く時間をもち、そこで本当の自分が自然と出た
という声も多く聴かれました。
その瞬間に自分自身が変わったと気づいた人も多かったようです。
それは、そこからの本番終了までの3日間を傍で見ていても、
個人として、「呱呱の声」として、より進化していく過程を感じました。
みんな、達成感や終わってしまったことのさみしさなど、
あり余る思いを話してくれました。
最後に、大熊ねこさんより、
「これだけのことが成しえたのだから、自信をもって生きていこう!」
というエールをいただきました。

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次回(9/19)はいよいよ最終回の上演会になります。

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2024年09月08日

呱呱の声公演、終了しました!

演劇ビギナーズユニット2024(#30)修了公演
呱呱の声「アイスクリームマン」が、本日無事に終演しました。

まだまだ暑さ厳しい中、たくさんのご来場ありがとうございました。
日々深まっていく創作、どんどん演劇の楽しさが増す中で、
俳優として本番を経るごとに変わっていく16人。
懸命に向き合う姿に、頼もしさを感じました。
それまで不安だったと思いますが、お客さんを前に、
自信を持って演じることができました。


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役者のみなさま、スタッフのみなさま、お疲れさまでした。
動員は、247名でした。


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2024年09月03日

小屋入り2日目

昨日でほぼ舞台が出来上がり、本番までいよいよという感じになってきました。
参加者は今までの疲れも残っている中で、朝から残りの仕込みの手伝いや
舞台装置の作成に使った創造工作室の片付けを行いました。
その間、創造活動室では照明班がシュートで灯りの確認と調節を行い、
舞台美術も手直しの部分を行っていました。
その後参加者は、シーン毎の気になる部分や、もっと良くなるシーンを
2部屋に分かれて、演出の村上さんと演出補佐の興梠さんと創り上げていました。
夜の講座は、舞台美術が完成して初めての場当たりでした。
音響班や照明班の人のきっかけ作りがメインになる形でしたが、
参加者からは「なんか、今から緊張するようになってきた」など
いつもの練習している空間とは全然違う、リアルな舞台に緊張した面持ちで、
いつもより声が小さくなってしまったり、移動に戸惑ってしまったりと、
これまでできていたことが緊張という壁に少し邪魔されているような感じでした。
それを体感した参加者からは「もう振り切ってやるしかない」という声が聞かれ、
思い切ってやる勢いを感じました。

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2024年09月02日

小屋入りしました!

今週末の公演に向けて、小屋入りしました。
昨日、舞台部分の床などの作業を進めていましたが、
今日はいよいよ美術の建て込みです。
朝10時から、舞台美術アドバイザーの指導のもと、
参加者もパーツを組み合わせて、造形物を完成していきます。
出来たら設置するの繰り返し。
どんどん舞台が出来上がっていくのが嬉しくて、みんな疲れているけれど
協力し合って作業を進めていました。

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照明や音響の仕込みも併用して行われ、夜にはおおよその空間ができました。
19時からは、舞台監督による、バックステージツアーが行われました。
その後は、小道具のセッティングや出はけの確認をしていました。
明日からも舞台を整える作業が続きますが、併用して稽古もしていきます。

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2024年09月01日

たたき最終日★

4日間のたたきの最終日。
朝から集合し、創ったり、塗ったり、よごしをしたりと1日中作業が続きました。
インパクトの使い方を教えてもらい、使ってみる人、
結構重要な切り抜き作業を集中してする人など
それぞれがやったことのないことに挑戦しながら取り組んでいました。

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午後からは、ボランティアが集まって、創造活動室で舞台スペースに
リノリウムを敷いたり、客席の一部を作ったりといった準備を行いました。
創造工作室では、参加者が塗りやよごし作業を続け、
あっという間に終了時間になりました。
演出の村上さんも駆けつけ、よごし作業を手伝っていました。
4日間のたたきで、参加者は長い時間一緒に作業を進めることで、
一層和気あいあいとした雰囲気が出来てきました。
いよいよ明日から仕込みが始まります。
創った大道具の組み立て等も含め、まだ作業は続きます。

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2024年08月31日

たたき3日目!

今日(8/31)でたたきは3日目、中盤に入ってきました。
創造活動室と創造工作室に分かれて、舞台づくりの作業を行っています。
創造活動室では、大道具のパーツが着々と出来上がっていて、
今日は舞台で使うカウンターの高さ調整のためにカットする作業を行い、
舞台美術アドバイザーの諏訪さんが切り上げていく所を参加者が手伝いました。
このカウンターは、23期の「夏休み」の舞台美術で作成したものを
リメイクしています。
最後のビス打ちは参加者が行い達成感を感じている様子でした。
ドアも、29期の「美しきものの伝説」で作成したものを使っています。

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創造工作室では、靴箱を一から参加者が作成していました。
参加者同士力を合わせて作成していて、時に講座の振り返りや、
役者として「こう動くから、こんな感じであったら取りやすいよね」など
現状の芝居創作についてふりかえりながら作業をしていました。
そして、「アイスクリームマン」には欠かせない、自動販売機を作成しています。
このデザインを参加者同士で考え、それを舞台美術担当の大学生が
スケッチしたものを、実際に描いています。
細部までこだわってみんなで、普段以上にコミュニケーションを取りながら
協力し合って作成することで、自分たちの手でどんどん出来上がっていく
舞台美術にワクワク感と、この後やってくる修了公演に向けて
より身の引き締まった表情が見られました。

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2024年08月30日

たたき2日目!

たたき2日目(8/30)は、前日の作業で筋肉痛の人続出…の中、
やすりかけやペンキ塗り、汚し作業や道具の組み立て、
小道具等の創作も行っていました。
前日からの同じ作業は、だんだんと要領よくできるようになり、
それぞれの得意分野が出てきたりしていました。

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熱心に汚し作業をする人、インパクト使いの才能が現れた人、
みんなが作業した最後に独り掃除をしている人。
作業をリードできている人たち。
夕方には演出補の興梠さんが、夜には演出の村上さんも到着し
小道具などの創作作業を確認しつつ、自主稽古を見に。
朝から夜まで一日中過ごすメンバーもいる中、大道具創作だけでなく
稽古にも励んで、集中した時間が過ぎています。

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2024年08月29日

たたきが始まりました!

9/7・8に修了公演を迎える、演劇ビギナーズユニット2024(#30)。
今日から、たたき=大道具制作が始まりました。
9/1までの4日間で創りあげます。

参加者の中で、中高生は学校が始まった学校もあり、
朝から集まったのは6名。ボランティアの昨年度参加者も1名加わり、
7名で制作に取り組みました。
舞台監督の下野さんからの道具の使い方レクチャーを受け、
舞台美術アドバイザーの諏訪さんからの今回の制作物について
説明があり、その後みんなで役割分担しながら、17時まで行いました。
初めて使う道具、慣れない作業の中、みんなで協力して
少しずつ形が見えてくることにワクワクしながら進めていました。

そして、18時からは講座です。
10時から来ている人は長時間の活動になりますが、
シーン稽古では、集中できていて、よくなってきているように感じました。

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2024年08月08日

演劇ビギナーズユニット2024(#30)修了公演のご案内

演劇ビギナーズユニット2024(#30)修了公演
呱呱の声「アイスクリームマン」のご案内です。

5月から始まった初心者対象の演劇セミナーの修了公演です。
今年で30回目を迎えます。
演出を担当する村上慎太郎さんと、演出補の興梠陽乃さんと
初めて出会った16人の仲間が一緒に創作しました。
ぜひご来場ください。

【日時】
9月7日(土)13:30 〜/18:00〜
9月8日(日)13:00〜

※受付は開演の1時間前、開場は開演の30分前です
※入場は前売・予約の方が優先となります。
※上演時間は2時間を予定しています。

【入場料】
予約・前売900円(日時指定でのご予約になります)
当日1,200円
※前売券は公演日の2日前まで予約受付
※当日券は数に限りがある場合があります
★尚、当日券を希望される場合は、
観劇希望日の開演1時間前から、札を順番にお渡しします。
前売・予約の方が優先でのご入場となります。


【問合せ先】
京都市東山青少年活動センター(075-541-0619)まで
開館:平日と土曜 10〜21時 日祝 10〜18時(水曜休館)

★新型コロナ感染症の状況により、内容や時間の変更、中止等に
なる場合があります。
その際はホームページによる告知及び予約いただいている方には
事前にご連絡させていただきます。

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2024年08月06日

修了公演チラシ完成!

演劇ビギナーズユニット2024(#30)修了公演 
呱呱の声、「アイスクリームマン」の公演チラシが完成しました!
今年の宣伝美術担当は大学生と高校生。
物語にちなんで、キャスト=呱呱の声のメンバーをイメージしたイラストを
描いてみたりと工夫を重ねて、創りました。正方形のポップな色づかいです。

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2024年07月15日

演劇ビギナーズユニット2024(#30)の上演作品決定!

演劇ビギナーズユニット2024(30期)の上演作品は
岩松了さんの『アイスクリームマン』に決定しました!
この脚本は、これまでに1期(1994年)と3期(1996年)に上演しました。
30年経った今の若者たちにとっても、魅力的な脚本であることに
変わりはなく、脚本候補から、熱意をもってを 選びました!
ぜひ、9月7日・8日の本番をお楽しみにしてください。


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2024年07月07日

舞台に立つための身体になるD(24BS13)

7/1は、「俳優としての演技U」ということで、
これから本格的に本番に向けての稽古に入るので、
より実践的に演技の課題に向き合ってみることで、
これからの稽古を進めるためのヒントを見つけるためのワークを行いました。
講師には、三谷昌登さん(脚本家・演出家・俳優)にお越しいただきました。
最初は、「身体を使った自己紹介」で表現しました。
ひとつひとつの表現を何気なくやるのではなく、どれだけリアルにできるかが
とても大事なこと、それを名前で表現するのは意外と難しく、
悩む場面も多く見られましたが、1人1人の動きをみながら試行錯誤して、
楽しく全員が自分の名前を動くことが出来ました。
その後行った、「拍手回し」や「ハイ!回し」や「連想回し」は
アクションそのものよりも、それを瞬時にキャッチして誰かに渡していく、
誰に伝えているかを明確にわかりやすく行う、まさに舞台に立って演技する上で
必要な瞬時の判断をし、しっかり相手に送ることで場面が成立するというのが
体験できるワークでした。
それをふまえて、テキストに取り組んでみました。
三谷さんが書かれた「時代劇」のテキストを見ながら、セリフで話してみる
という事から円になり役を指名された人がまずそのセリフを読み、
シーンをイメージしていきました。

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読み合わせの中で三谷さんから
「時代や演じる者を知らないとただ読んでいるだけでそれは芝居ではない。」
というアドバイスがあり、芝居は頭がとても重要、その場面をよりリアルにする
には時代と人物を知っている事が大前提であるということや、だからこそ
分からないことは遠慮せず、すぐ聞くことが大切だということがわかりました。
ここから、実際にシーンを使って演技をしてみました。
先ほど教えていただいたこと、その時代のこの場面はどういう感情なのか、
台本のト書きをしっかりと演じれるかがいい芝居に繋がることを意識して、
お芝居の中で頭を使う練習になったワークでした。
最後に、三谷さんから「しっかり人を見て芝居が出来ている人が多く
大切なことが自然とできている」という言葉をいただき、
参加者にとって、これから始まる本格的な稽古の進める力になりました。


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2024年07月01日

#30ユニットネーム決定!(24BS12)

今年で30回目を迎える演劇ビギナーズユニット。
時間をかけて、意見を重ねて考え、6/27にユニット名が決まりました。

毎年のように多くの言葉の中から、ここに集まった自分たちについて考え、
たくさん話し合いながら、絞り込みました。

演劇ビギナーズユニット#30のユニット名は 「呱呱の声」です。
参加者がこれから様々な形で発信していくユニット名の由来も
言葉を厳選し、考えました。

由来としては、

呱呱の声とは、赤ん坊がこの世に生をうけた時にあげるオギャアという産声を指す。
転じて、物事の「はじまり」を意味する。

私たちビギナーズユニットのメンバーが、演劇を通して新しい世界に出会う、
という意味を込めた。また、「ここ」という音からは、イマココというライブ性や、
メンバー個々の様々な思いも想起されるだろう。

この舞台の上で、私たちが新しい声を手に入れる瞬間をご覧ください!


になります。
ぜひ、このひと夏をかけて創作する「呱呱の声」の作品を楽しみにお待ちください。
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2024年06月23日

読み合わせ(24BS11)

6/20の講座は、前回決まった脚本の読み合わせを行いました。
演出補の興梠さんが主となり、みんなで台詞毎にまわしながら読みました。
台詞が疑問形「?」の場合の話し方や、感情をのせて読むことの難しさ
それぞれが読む順番が回ってくるたびに、新たな発見のある時間でした。

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読み終わった感想では
・読んでみるとストーリーがよくわかってきて楽しかった。
・役柄によって上手く読めない役や力が入りすぎた役があった。
・台詞の間のテンポが実際にわかって、脚本の世界観がつかめてきた。
・初めてなので、読んでみてから「今の台詞の感情は“それ”ではなかった」と
 気づくことも多かった。
・読んでみて、やっとそれぞれの人物像の輪郭がぼんやりと見えた。
・発音とか台詞言う時の感情とか、大きなチャレンジでした。
といった声が聞かれました。

最後まで読み切れませんでしたが、みんなで読み合わせることで
どんどん楽しくなっていくのが、感じ取れました。

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2024年06月21日

脚本決め(24BS10)

6/17は、上演脚本を決める話し合いの日でした。
説明会の時から、参加するみなさんに伝えていた『欠席できない日』です。
参加者全員で話し合いで決めるため、それぞれの思いを聴いたり
自分の考えを話したり、今回のメンバーでどういうことを大事にしたいか
どんな作品にしたいか、お客さんには何を伝えたり、発信したりしたいか
自分たちがどうなりたいかなど、たくさんの要素から、それが実現できる
誰もが「これならやってみたい」と思える脚本を3時間かけて選びました。

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「テーマ性」、「起承転結がある=話に波がある」、「演劇の訓練になる」
「時代性」、「作品の魅力がお客さんにダイレクトに伝わる」
「観終わった後の観客側として考えること」「演劇のやりがい」など、
様々な視点での意見が出てきました。
休憩をはさみ、その後の展開は
「自分が楽しめるか」から、「私たちが楽しめるか」など
1人ではなく、16人でやることを軸に話されるようになりました。
最後には、脚本でわからないところ、どうしていくか、
今見つかっていないところを考えていく、見つけていく、つかみにいくことで
みんななりの軸を一緒に見つけていこうということになりました。

演出の村上さんと演出補の興梠さんにもこの話し合いを見届けていただきました。



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2024年06月17日

脚本の読み方ワークショップA(24BS9)

前回に引き続き、6/13に「脚本の読み方ワークショップA」を
高杉征司さん(俳優)を講師に行いました。
始めに、ウォーミングアップとして「一言自己紹介」を行いました。
ルールとしては、3周自己紹介をするうちの1回は嘘を入れて話す
という事でスタートしました。
本当と嘘が入り混じった自己紹介に、どれが嘘なのか本当なのかを
ソワソワしながらみんなで盛り上っていました。
高杉さんからは、
真実と嘘が入り混じった空間がとても演劇的であり、
虚構の世界を現実の世界に用いて創りあげる、そして現実にも
大量の嘘があり、混ざり合うものだからこそ、
空想のことも本当のように話すことで、演劇的な空間を創りあげられる。
そのためにはいかに嘘を本当の様に言えるかが大切なことであり、
演じる上でとても必要な力になる
というこれから役者に取り組んでいく参加者にとって
大事なことを伝えてもらいました。
ワーク後には、「おはようございます」という
一言の言い方、心境、表情で、どうゆう場面なのか、その人達が
どのような関係性なのか、状況なのかが見えてくる。
脚本にはニュアンス的なことは、ト書きに書いてないからこそ
自然体で出来ることがとても大事であり、それが自然と出来ていることは
素晴らしいと、高杉さんから言ってもらえました。

ここからは、3つの候補脚本をテキストに、実際に身体を使いながら
体感してみるということで、グループごとに脚本の一部を自分たちで
イメージして演じてみました。
同じ台詞、同じ場面なのにグループごとに全然違うキャラクターや場面になり、
それぞれの個性がしっかり出ていました。

参加者からは、「脚本の台詞の捉え方、台詞を読むのではなく、
自然体で自身が感じるタイミングで話すことを意識すると、その脚本の世界観
というのがより良く出て来るのだと思った。」
といった感想が聞かれました。

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2024年06月16日

脚本の読み方ワークショップ@(24BS8)

第7回となる6/10は、「脚本の読み方ワークショップ@」ということで、
高杉征司さん(俳優)に講師としてお越しいただきました。
まずは、ウォーミングアップから始まりました。
2チームに分かれて、メンバーで「行きたい国」や「夏に聞きたい曲」を
話し合いで意見を出すというワークでした。
とてもテンポよく、意見が出ることで他の人との合意形成をして
回答を1つに絞る事が必要になってくる為、譲り合うのではなく、
主体性をもって話し合う事が大切という事を高杉さんからの助言のもと、
チーム毎に話し合いが始まりました。
各チーム内で先導切って話す人がスムーズに出たり、
他者の意見を聞くために話を振ったりと、テーマについて盛り上がったり、
全員が自身の意見を言える機会になっていました。
「夏に聞きたい曲」に関しては、両チームともに偶然にも、
ゆずの(夏色)でした。
参加者たちの世代ではない曲が、偶然にも両チームから出る感性や思考に
逆に驚かされました。

ここから、今回の上演作品候補の脚本3つを読み解いていくワークに入りました。
皆、読み込んでいる脚本もあれば、まだ読んでいない脚本などもあり、
解説を含め1人1人の意見や解釈の違いなどが出てきたり、
今まで1人で読んでいたより、皆で意見交換をすることで、
新たな発見ができたようです。
各脚本に対しての印象や思いが違う分、大勢の話し合いの場で、
なかなか自身が思うことを言い出しづらいという場面があったり、
他の人の話を聞くことに意識が行き過ぎてしまい、
理解することに精一杯になってしまう参加者もいましたが、
自分自身を再確認出来た時間にもなりました。

次回も高杉さんにお越しいただき「脚本の読み方ワークショップA」を行います。

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2024年06月13日

舞台に立つための身体になるC(24BS7)

前回に引き続き、6/6も、講師に俳優の中村彩乃さん(安住の地/劇団飛び道具)を
お迎えし、俳優としての演技Uを行いました。
まず初めに、身体を体操と身体の確認タイムから始まりました。
中村さんからの「自分の身体の機嫌は自分でとる!」という言葉を聞き
気持ちなどが自分自身の身体の調子に深く密接していることを
実際に身体を動かし、触れて感じていた様子でした。
ここから、ほぐした身体を使い、前回同様の視線や体の動き一つ一つから
「相手に伝える」という意識がよりできるようなワークを行いました。
そんな中で、自分では伝えているつもりが相手に伝わっていない違いに驚き、
それぞれの意識や思考の違いに触れることが出来、
さらに俳優として的確に相手に感情や思いを台詞に載せて伝えるということが
大切だと再確認できる時間になっていました。
ウォーミングアップ後は発声についてのおさらい。
前回と同じくお腹から順に頭(頭蓋骨)に響かせるように
触れて確認しながら、全身を使って声を出すことを実感していました。
前回はなかなか声が全身を通る感覚を感じれる人が少なかったのですが、
今回は参加者のほとんどが全身での発声を感じることができ、
試行錯誤を個々にしてきていることがよくわかりました。

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最後のワークは、5人1組のチームになり前回も行ったエチュードの応用編で、
お題に沿って個々に思うように場面を創って1つの写真にするというワークを
行いました。
見ている人たちに、お題をどう伝えるか、どうしたら分かりやすくなるのか
模索しながら、チームの1人1人が想像しながら、スタートの後すぐに出て
表現する人や、他の人の動き表現を観て動き出す人など様々な動きが見られ、
創り上げられた写真を見た人の捉え方の違いに新しい発見がありました。



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2024年06月10日

舞台に立つための身体になるB(24BS6)

6/3からは2回連続で、舞台に立つための身体になるシリーズの
「俳優としての演技T・U」を行います。
俳優の中村彩乃さん(安住の地/劇団飛び道具)を講師にお迎えし、
俳優としての演技Tを行いました。
作品を創作していく中で必要となる演技についての講座です。
まず演技において一番大事な「相手に伝える」ということを中心に
ゲーム形式で行いました。
最初は、少し動きながら気持ちと身体のアップから。
参加者同士盛り上がりながらお互いに伝えるという気持ちをもって
取り組んでいました。
ここからさらに演技をする上で、一歩踏み込んだワークを行い
参加者一人一人が持っている感覚や息を合わせる大切さを知ることが出来ました。
俳優が演技をする時に一番大事な発声を体の仕組みや実際に
どのように声を出すのか、演技をする際に長い時間、舞台の上で台詞を発する
必要があり、そのために声を維持する時に意識する所であったり、
発声の練習では全身の力は抜いて行うことが大切で、立って行うより、
寝たり座骨を地面に刺すように座って練習することが効果的であることを実践し
参加者はそれぞれなりに効果を少しでも感じていた様子でした。

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最後に、ペアになって、エチュード形式で演技をしました。
台詞は数字だけ。それで見ている人にどんな場面なのか、
どんな役柄なのかを読み解いてもらえるように演技をしました。
講師の中村さんとプロデューサーの大熊ねこさんによる
エチュードをまずは見てみます。
「なるほど〜」と見ている参加者からは納得の声や笑い声も聞かれました。
続いて、参加者でやってみました。
演じている人は互いに発表の場で試行錯誤しながら伝えていました。
見ている人たちも考えながら、互いの発想や感覚の違いに驚きながら
取り組んでいました。

posted by ひがせい at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ▼演劇ビギナーズユニット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする