2012年04月17日

11アートスペース 春のイベント

11アートスペース 春のイベント 
「うきうき・きらきら・わくわく!
ダンボールをつかって、みんなの“まち”をつくっちゃおう!」

3月18日(日)、梅小路公園芝生広場。
午前中はあいにくの雨、
午後からは曇り空に変わり、
ダンボールを使ってダイナミックな、
ものづくりを楽しめるイベントを開催しました。

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知的な障がいのある青少年の余暇活動充実を目的としたアトリエ活動、
東山アートスペース。
この活動を多くの方に知ってもらうため、
障がいがある人も、ない人も、子どもも、大人も、
みんなが楽しむことができました。

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2011年11月02日

原さんの自分史朗読体験(S4)

自分史の朗読をさせていただいた
岡藤さんの伝記(自分史)を作成された
原さんの伝記作成体験です。

人の歴史を本にする。
ことばにすれば簡単です。
作業行程も、お話を聞かせていただいて、それを本にまとめる、
とこちらもことばにすれば、わりと簡単に聞こえます。
ですが、いざやってみるとこれが本当に難しい。
話を聞くこと自体は、お相手のご協力もあり、楽しい時間でもありました。
問題は話をまとめる行程にありました。「重い」のです。
それも当たり前で、自分の何倍も生きてきた人の歴史を本にするのです。
文章の量等の問題ではなく。
ただひたすらに私たち若輩が、歴史をつずってもいいのだろうか、
というプレッシャーがついて回りました。
しかし、言葉遊びですが「重い」ということは
「想い」でもあると考えたら、自然と筆は進みました。
もちろんプレッシャー自体は無くなりませんでしたが、
今できる全力を出そう、頑張っていいものを作り上げよう、
と前向きな考えに切り替えられました。
人の「想い」を本にする。
それは、大変だが楽しくもあり、今も私の中に大事な経験として根付いた、
意義のあることでした。

                                         原 幸一郎

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2011年10月23日

大藤さんの自分史朗読体験(S3)

111023.jpg『自分史の朗読』は文字で出来上がっている伝記(自分史)を
声で届けるという公演ですが、声には思いが宿るなぁ、
と感じる時間でした。
そして、届けたいものをぶれさせないこと・来場者のことを
思うことは、果てしないことだと感じました。

今回の主人公・岡藤東さんと当時、大学生だった原さんと
河野さんが作成された熱のこもった伝記(自分史)を
俳優の豊島由香さんが朗読するにあたり、
聞いて分かりやすいように改めて纏めてくださりました。
本当にこの作業には感謝しています。
また、鈴木けいさんには、東さんのお母さまが
東さんに歌われていた子守唄の歌唱と、
ご友人から東さんへの手紙の朗読に挑戦していただき、
可憐な歌声と透明感のある存在に本当に助けられました。
東さんの娘さん・美登里さんの琴の演奏も美登里さんのお人柄もあり、
共に時間を作り上げていくことが濃密に出来ました。

写真や思い出の品々、貴重な資料の展示、
本当にたくさんの方との出会いとご協力とご来場があり、
あの場が出来上がりました。
これも東さんの生き方が人と人を結んでくださったからだと感じています。
関わってくださった方々にいろんな思いを頂戴した時間でした。

それを受け止め、今後この活動をどのように続けるか?
どのような意味があるのか? を考えています。
そしてまだ考え続けて、答えを探そうとするのだけど、
また新しい問いが出てきて、考える・・・
という事を繰り返している、そんな秋です。
東山と北、両青少年活動センターのユースワーカーの皆さんにお世話になりました。
本当にありがとうございました。

ご来場いただいた皆さま、興味を持っていただいたた方々、
応援してくださった方々、周囲で支えてくださった方々、
これを読んでくださっている方々、まだ出会っていない方々・・・。
たくさんの方の有り難さを感じて、このふりかえりを終わります。
 
                                              大藤 寛子

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2011年10月17日

豊島さんの自分史朗読体験(S2)

鈴木さんにつづく自分史朗読体験の第2弾は、
豊島さんの自分史朗読体験です。
豊島さんの創作にかける熱意が、
今年の公演を成功に導いたといっても過言ではありません。


岡藤東さんと大学生2人の間で大事に作られた冊子「自分史」。
それを、あらためてひとつの空間で、
いろんな来し方を携えた方々と時間を共にする朗読公演。
その準備期間、冊子を何度も読み、ご本人のお話をうかがったり、
文章を声に出したりしているうちに
たくさんの豊かな経験をさせていただきました。

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まず、岡藤さんの鮮やかな思い出の数々、その様子は、
歴史として遠くに感じていた事柄の様々な側面を教えてくれ、
過去を今に繋がる手触りのあるものとして感じさせてくれました。
そして、初めは各々独立した出来事と思っていた事柄の間に
繋がりがあることに気がついてゆきました。
翻って、今私達が面している出来事は
将来どんなことになってゆくのだろう、
私達はそれを知らないでいるのだ、
という当たり前のようなことに気づかされて驚きました。
過去を辿りながら、気づけば自分の今を見つめ直し、
今回ご一緒した青年たちの未来にも思いを馳せているのです。
また、岡藤さんの人生からは、音楽の力や、
日常を丁寧に生きることの大切さを教えていただいたように思います。
最後に、公演当日には、同じ時代を生き抜いた方々の熱気が感じられたり、
大先輩の時間に自らをのぞき込むような面持ちの若者に出会ったりしました。

準備期間から公演まで、岡藤さんやご家族、スタッフの皆さん、
そしてお客様とともにかけがえのない時間を過ごさせていただきました。
本当にありがとうございました。

                                         豊島 由香

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2011年10月11日

鈴木さんの自分史朗読体験(S1)

9月10日と11日に行なわれた、自分史朗読公演。
これから何回かにわたって、プロジェクトメンバーの体験談をお届けします。

トップバッターは、鈴木さんの自分史朗読体験です。
鈴木さんには、戦時中、病気で入院していた東さん(自分史のご本人)を
心配して届いた、お友だちからの手紙の朗読と
東さんが小さい頃、お母さんのひざで聞いた子守唄、
雨降りお月さんをお琴の伴奏で唄っていただきました。


自分史の朗読公演に携わった約3ヶ月の日々は、
私にとって大切な日々になりました。
一冊の自分史から、たくさんの方々と出会いました。
生まれた所も育った環境も、私とは全く違う岡藤東さん。
実の祖父母の話を聞くのとはまた違ったよさがありました。
世代間の交流を通して、学校では教えてもらえない多くの事を学びました。
もしかしたらそれは、学校での学び以上に
価値のある貴重な経験だったかもしれません。

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昨年は客席から見ていた自分が、まさか
あの場に立つとは思ってもいませんでした。
2日間の公演で、舞台という場所がこんなにも難しく
大変なものかと知り、驚きました。
それに、聞いている人に声を届けるのは簡単じゃないなと。

舞台という場が全く初めての私を優しく温かく
フォローして下さった豊島さんと大藤さん。
お二人に出会えた事で、新しい世界が広がった気がします。
この全ての出会いのきっかけを提供して下さったセンターの西田さん。
貴重な体験に導いていただきました。
たくさんの出会いに感謝します。
大切な「人とのつながり」がみなさんにもできるといいなぁと思います。


                                          鈴木 けい

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2011年09月29日

小皿に絵を描こう、終了しました(11FS16)

8月30日と9月6日・13日に、「小皿に絵を描こう」を実施しました。
ペアの小鉢に「象嵌(ぞうがん)」という技法で絵付けをし、
さらに下絵付けをするというプログラムです。
作品や技法に興味を持った4名の方に参加していただきました。

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象嵌とは素焼き前の作品に線を彫り、
その中に絵の具を流しこむ技法で、
線を細かく描けることが特徴です。
参加にあたって、コウモリや蝶々、猫など
それぞれ描きたいデザインを考えて来てもらいました。
みなさんこだわりのあるなかなか凝ったデザインで
個性が伺えました。
いざ始めてみると、みなさん初めてとは思えない手つきで、
彫る・絵の具を入れる・下絵付け・施釉と、
スムーズに完成しました。

中でも線を彫る工程では、乾いた土が削れる
感覚を楽しんでいる様子で、
特に集中して作業されていました。

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ラベル:象嵌
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2011年09月22日

アートスペース夏イベント アロマキャンドルを作ろう(11FS15)

8月21日、サンドブラストのキャンドルホルダーと貝殻に
アロマキャンドルを流し込む、アロマキャンドル作りを行いました。
東山アートスペースとは、知的な障がいのある
青少年の余暇活動充実を目的としたアトリエ活動です。
夏のイベントでは、障がいや年齢かかわらず
誰もが一緒に楽しめるものとして実施しました。

プログラムを進めるのは、アートスペースで
活動しているボランティアスタッフ14名。
参加者は総勢45名。
小学生から60歳代までたくさんの方が参加してくださいました。

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まずは小さなガラスのコップに〇や☆型のシール、
マスキングテープで模様を貼りつけます。
その後はサンドブラストという機械で、砂を吹き付けて削り、
シールを貼ったところが透明になります。
多くの参加者は初めての経験ということで、大興奮!
小さな窓から覗き込みながら作業をしました。

次にサンドブラストで作ったキャンドルホルダーと
貝殻にアロマキャンドルを流し込みます。
溶かしたロウにクレヨンを溶かして着色し、
好きな匂いのアロマキャンドルを作りました。
参加者は、障がいがあってもなくても1人1人のペースがあって、
興味・関心もそれぞれ違います。
アートスペースのボランティアスタッフは
その人のペースにに合わせて作り方を指導しました。

参加者からは、
「綺麗なキャンドルができて嬉しかった」
「初めての経験ができた」
などの感想とともに、
「スタッフがていねいに教えてくれて嬉しかった」
「学生さんとお話ができて楽しかった」
というような、スタッフに対する感想も多く聞かれました。

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2011年09月18日

木のおもちゃを作ろう〜カチカチ♪カスタネット〜の報告(11FS14)

8月27日、木のおもちゃを作ろう〜カチカチ♪カスタネット〜を
親子での参加者を対象に行いました。

カスタネット作りは8月23日に行ったコマ作りよりも
工程が多く、作業が複雑になります。
子どもだけでなく、親御さんにも手伝っていただき、
一緒に木工を楽しんでいただきたく、
親子でのプログラムを企画しました。

まずは土台となる丸材に印を付けて、
ゴムを通す穴をボール盤で2か所あけます。
それからのこぎりで2つに切りますが、
のこぎりの説明は大人も子どもも興味津々。
ナビゲーターの山本雪乃さんからアドバイスを受けながら、
楽しい作業になりました。

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続いてやすりでツルツルに削り、
カスタネットの口が開くように、
斜めに角度を付けてやすりをかけます。
音がよく鳴るように、口を開いた内側に歯を付けて、
ゴムを通して完成。
最後に木のチップを挟んで耳を付けたり、
顔を描いたりと好きなように装飾して、
可愛いカスタネットを作りました。

参加者からは、
「子どもと一緒にできて面白かった」
「のこぎりを使うのが難しかったけど、楽しかった」
「可愛いカスタネットができてうれしい」
などの感想がきかれました。

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2011年09月17日

木のおもちゃを作ろう〜くるくるコマ〜の報告(11FS13)

8月23日、木のおもちゃを作ろう
〜くるくるコマ〜を実施しました。
ナビゲーターは木工作家の山本雪乃さんでした。

1人1つずつの木の丸材を手渡され、
切るところの印を付けてから、のこぎりで半分に切ります。
参加者のほとんどは小学3年生から6年生。
のこぎりを初めて使うという方がほとんどでした。
まずは工作室の木工机に木をしっかり固定します。
山本さんからのこぎりの種類、刃の説明を聞き、
緊張の面持ちでのこぎりを握りました。
今回の一番の見せ場ということもあり、みんな表情は真剣。
2人組で、1人がのこぎりで切り、
もう1人が前からまっすぐ切れているか、
確認しながら切りました。

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のこぎりの後は、綺麗にやすりをかけ、中心を測り、
キリで印を付けて、ボール盤で穴をあけます。
ボール盤も人気の道具。
家ではめったにない道具でもあり、
参加者は一瞬で綺麗な穴があくボール盤の魅力に
目を輝かせていました。

最後に芯になる棒を切り、
中心にさし、色を塗って完成です。
出来上がった参加者から、くるくるコマを回して遊びました。
回してみると、塗った色が混ざり、違ったように見えます。
色の変わる様子や、中心の取り方による
回り方の違いを楽しみました。

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2011年09月11日

自分史朗読、本日楽日です

2部構成、2日で読み切りという形で公演している
自分史朗読公演〜あの人からわたしへ わたしからあなたへ〜。
初日、自分史の前半部分の朗読が無事終了しました。

第1部は、自分史の主人公である、
岡藤東さんの娘さん(菊津華美登里さん)による
お琴の演奏から始まりました。
お琴のスタンダード曲にポップス、
最後は、お琴で伴奏しながら自ら唄われる歌曲でした。

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2部への転換で、置き道具の設置を忘れ、
そのまま本番に突入してしまうという大きなミスを
何とか自然な形でリカバリーして、事無きを得ました。

60分という長時間の朗読でしたが、
途中、舞台奥に吊り下げられた写真や余話の紹介、
また、2人目の役者が、海軍兵学校の写真集を紹介したり
友達からの手紙の朗読を朗読したり
戦時中のイロハかるたの紹介でみたび出てくることで変化をつけ、
退屈しないような工夫が凝らされていました。

初日は、東さんの誕生から17歳までの前半部分が朗読されました。
エピソードとしては、その間の戦争、勤労動員、
強制疎開、東京大空襲、サイパン玉砕、敗戦、進駐軍のことなど
激動の少女時代が語られました。
第2部の本日は、前半部分の概要紹介から始め、
いよいよ京都時代の後半生が語られます。

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2011年09月10日

自分史朗読公演の仕込み

昨日(9/9)の朝から、自分史朗読公演の
仕込みが始まりました。
仕込みは、自分史朗読プロジェクトUのメンバーの他、
創活番ボランティアと朗読公演の翌週の週末に公演を行なう
フク団ヒデキのメンバー3人にご協力いただきました。

遮光は予備暗幕をかける、簡易なものにとどめ、
平台と箱馬で4間幅、奥行き1間半の舞台を作ったほか、
パンチカーペットを敷いて、お琴の演奏で唱歌を唄う場と
岡藤さんの自分史にちなんだ品々の展示スペース作り、
少しお昼を過ぎましたが、照明のシュートまでを行ない、
休憩となりました。

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午後からは、正面の舞台奥には、岡藤さんの幼少期から
現在に至るまでの写真を吊り下げたあと、
しばらく朗読の練習を行ないました。

夕方からは照明の明かりづくりと
きっかけ合せが行われました。

展示コーナーに、は岡藤さんに関わる写真や絵画、海軍兵学校の写真集、
京都市学校歴史博物館からお借りしてきた
昭和初期の教科書などが展示されています。

本日と翌日曜日で、岡藤さんの自分史の前編・後編を
読み上げる連続公演です。
ぜひ、足をお運びください。

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2011年09月09日

自分史朗読公演の挟み込み

自分史朗読公演の挟み込みは
9月9日(金)の21時までに、
80部を東山センターの事務所まで届けてください。
挟み込み作業は、センターの方で行ないます。
公演は、9月10日・11日の2回公演です。



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2011年09月06日

自分史朗読公演のご案内

自分史の朗読〜あの人からわたしへ わたしからあなたへ〜

110906.jpg伝記作成ボランティアがご高齢の方から
お話をうかがって作成した自分史。
ボランティアだけではもったいない。
みなさんにもおすそわけ。
お琴の演奏と岡藤さんの自分史
(土曜は前半部分を、日曜はそれに続く後半)を
役者が朗読します。
終演後、茶話会を開きます。

【日時】9月10日(土)19:00/11日(日)13:00
     ※開場は開演の30分前
【入場料】前売500円 2日通し券800円(前売のみ) 当日800円
【出演】菊津華美登里(お琴演奏)
     豊島由香、鈴木けい(自分史朗読)
【チケット予約・問合せ先】京都市東山青少年活動センター
                 E-maiはこちらから

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2011年08月26日

劇団6.89、10周年記念公演終了(11FS12)

2002年2月16日、「スペースアワー」で
センターの創造活動室で旗揚げした劇団6.89。
東山フェスタ2011での公演「美女と野獣と赤い馬」で
10周年を迎えました。

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劇団6.89は旗揚げ当時から首尾一貫して
シチュエーションコメディーを追求してきました。
(これは、客席からの笑い声、という反応イコール
お芝居がちゃんとできている、お客さんに届いている、
ということのバロメーターとして巧みに使われている)
今回の10周年記念公演は、東山区民を始め、
10年前から劇団6.89をご覧いただいているお客さん、
しかも年齢層も幅広い方々にご来場いただきました。
入場者数は222名でした。

今回は、「おはよう朝日です」や「ズームイン!! SUPER」
など、大阪を中心に活躍するタレント、リポーターである、
小塚舞子さんや東京の劇団、Dangerous Box のCHOさんらを
ゲストに迎えての公演でした。
劇団6.89は、東山センターでの公演の後、
東京公演に旅立っていきました。

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2011年08月25日

〇からみえるフルーツのかたち、終了しました(11FS11)

8月7日(日)に実施した3つのプログラムの報告の最後は
「〇からみえるフルーツのかたち」です。

ナビゲーターは荒島さとこさん。
まず、あまり意識して見ることのない
フルーツの断面について考えてみました。
イチゴやメロン、ぶどう、ももなど、
絵に描きながらみんなで考えます。
タテやヨコ、ナナメなど切り方によって印象がかわります。
あっそうやったそうやった、それ知ってる、
はじめて見たなどの声。

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次に、いろんな切り口から様々なモノを描いていきます。
使うのはタイトル通り〇だけです。
ラミネーターフィルムの内両に、
大小、色など様々な〇形のシールを貼っていきます。
大きな〇をハサミで切ったり半円にしたり、
小さなシールを並べて線にしたりと、描き方は工夫次第です。
また、内側2面に描くため、ラミネートしたときに、
反対側のシールが影のようになり、表情が豊かになります。
並べてかたちを作ると同時に重ねた状態の、
両方を考えながら作っていかなければなりません。

みんなシールを貼るのは得意な様子で、
いいペースでぺたぺたと貼っていきました。
シールを細かく切ったり、ペンで柄をたしたり
重ね方を工夫するなど、多彩に装飾を加えていました。

茶色のシールのまわりに黄色のカットしたシールを貼ってひまわり、
緑と赤をずらして貼ってスイカなど、
工夫された楽しい作品が
フィルムの上にたくさん描かれていました。

最後にラミネーターにかければ完成です。
ラミネーターから作品が出てくるのを
ジッと覗き込むなど、完成が待ち遠しい様子。
でき上がった作品を見て、かわいくできた、
描いた柄にシールが影みたいに重なっいてきれい、
おもしろいのがでできたなど大好評でした。

でき上がった作品はブックカバーや下敷き、
しおりとして使えますよ。

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2011年08月24日

ZTON学園 夏期教室!!、修了(11FS10)

劇団ZTONの東山フェス2011参加プログラム、
ZTON学園 夏期教室!!、無事、修了しました。

このプログラムは、高校演劇で定番となっている
戯曲(七人の部長)の上演と、
夏休み中の中・高校生を対象とした
演劇ワークショップ(演劇の持つ力、表現する力や
伝える力などを教育的なプログクラムとして実施)を
合わせて実施するという、ステージサポートプランの
チャレンジ枠のプログラムとしても
たいへん有意義なものであったと感じました。

さらに、人気の殺陣(たて)ワークショップと
七人の部長をZTON風にアレンジした七人の武将も
同時に上演され、公演入場者数は312名、
ワークショップ参加者は61人でした。

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公演終了後、うれしいことに、劇団ZTONから大入り袋をいただきました。
リニューアルオープン以来、創造活動室での公演で
いただいた大入り袋は、事務所後ろの
スケジュールボードの上の壁に並べてピンでとめて残しています。
劇団ZTONの前にいただいた大入り袋は、ほぼ1年前の9月3日・4日の公演、
東山フェスタ参加の自分史朗読公演でした。
劇団ZTONの大入り袋も、大切に残しておきます。

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2011年08月23日

泥染めのハンカチ(11FS9)

8月2日(火)ハンカチの泥染を行いました。
ナビゲーターは画家の一柳綾乃さん。
泥染とは、奄美大島で生み出された糸を泥を使って染める技法です。
テーチ木の煮汁をもみ込んだ糸を田んぼの泥に漬け込むと、
煮汁に含まれるタンニンが、
泥の中の鉄分と反応して独特の黒色に染まります。

まずはハンカチに模様作りからはじめました。
紙に模様を描き、クリアファイルのような透明用紙を重ね、
カッターで型を切り抜きます。
蝶々やお花、サメやお魚、カタツムリ、鳥、家紋など、
みんなそれぞれこだわりの模様を切り抜きました。
小学校低学年の参加者のなかには、
カッターを使うのが初めてという子どもも。
カッターのもち方、刃の向きなど、
個別にアドバイスをもらいながら、慎重に作業を行いました。

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次はいよいよ、型をハンカチに重ねて、型の上から泥を塗っていきます。
ひんやり、どろっとした泥の感触に、
「きもちいい!」
「きもちわるーい!」と歓声があがります。
型の上から泥をのせるだけではなく、
指や筆で直接ハンカチに描いても大丈夫です。

最後に新聞紙、サランラップでくるんで、
色を定着させるために蒸し、
洗い流して完成です。
工作室にロープをはって、みんなのハンカチを吊るして、
最後はそれぞれのハンカチの観賞会。
参加者からは、
「カッターを使うのが難しかった」
「泥で染めるのははじめてで、おもしろかった」
「お友だちができて楽しかった!」
などの声がきかれました。

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2011年08月22日

谷田有似さんの切り絵作品展、開催中です

8月20日(土)より、切り絵芸術家、谷田有似さんの
作品展が始まりました。

太陽に向かうカラスをイメージした、
「朝陽」と名付けられた中国留学時代の大作。
フェスタのちらしに使われた、「つきひ」。
ヒガシガシの表紙となっている、
「はなうさぎ」(2011年春号)や「水想〜mizuomoi1〜」(2011年夏号)、
「出会い」(2011年秋号)も(今年度のヒガシガシの表紙は、
谷田さんの作品を使わせていただいています。)

今回の展示は、初期の作品から中国留学時代を経て
現在に至るまでの13点の作品を展示し、
その間のうつりかわり、成長がわかる展示内容となっています。

谷田さんの切り絵は黒一色ではなく、
いろんな色に染められた紙を同じように切り絵にし、
それを2枚、3枚と重ねて仕上げられていますので、
やさしく穏やかで、やわらかい雰囲気をかもし出しています。

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つきひ〜谷田有似作品展〜
ハサミを使い、薄い紙を切る。
この中国でならった切り絵の技法に独自の手法でアレンジしています。
中国で切った作品から、現在のものまでを展示します。
【日 時】8月20日(土)〜8月30日(火) 開館時間内(最終日は午後17時まで)
      東山青少年活動センターロビーにて展示します。
      ※入場無料
【出展者】谷田有似さん(切り絵芸術家)

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2011年08月21日

自分史朗読プレ公演@北センター(11FS9)

昨日(8/20)、自分史朗読プレ公演が
北青少年活動センターの多目的ホールで行われました。
このプレ公演では、9月の東山センターでの公演(10日・11日)に先立ち、
河股さんと岡藤さん(抜粋)の2冊の自分史を朗読させていただきました。
北センターの会場には、一昨年と昨年の伝記作成プロジェクトで
伝記作成にご協力をいただいたご高齢の方7人と
そのお知り合いを中心に、24人の方々に集まっていただきました。

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河股さんの自分史は詩的な表現を多く取り入れ、
ことばのリズム感も大切にしながら、
河股さんの人となり、人生がコンパクトに
まとめられたものです。
一方、岡藤さんの自分史は大作であるため、
今回は出生から女学校入学までを抜粋でお届けしました。

役者が発する(朗読の)ことばから、
それを受け取る側のイメージがどんどん広がる、
そして、役者の朗読という行為が、
聞く人の想像力に助けられ補完されていく、
そんな場になっていたと思います。

朗読後の、岡藤さんのその後の人生の略歴紹介では、
正面スクリーンに、伊勢神宮への修学旅行の写真と
ご主人と2人で撮影された結婚写真が
プロジェクターで投影されました。

会場には岡藤さんのご両親の肖像画や
河股さんの俳句の短冊などが展示されていましたが、
公演終了後、それらの品々を興味深くご覧になる
ご高齢の方の姿も見られました。


110821.jpg自分史の朗読〜あの人からわたしへ わたしからあなたへ〜
伝記作成ボランティアがご高齢の方から
お話をうかがって作成した自分史。
ボランティアだけではもったいない。
みなさんにもおすそわけ。

お琴の演奏と岡藤さんの自分史(土曜は前半部分を、
日曜はそれに続く後半)を役者が朗読します。
終演後、茶話会を開きます。
【日時】9月10日(土)19:00/11日(日)13:00
    ※開場は開演の30分前
【入場料】前売500円 2日通し券800円(前売のみ) 当日800円
【出  演】菊津華美登里(お琴演奏)
       豊島由香、鈴木けい(自分史朗読)
【チケット予約・問合せ先】京都市東山青少年活動センター
                 E-mai予約はこちらから

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2011年08月20日

マジパンの報告(11FS8)

8月7日(日)、「ドイツ菓子のマジパン細工体験」。
小学生から大人まで12名の参加で実施しました。

はじめにナビゲーターの宮下あゆみこさんから、
「マジパン」についてお話がありました。
ドイツではマジパンがお菓子としてとても人気があり、
プレゼントなどにも好んで使われているなど、
マジパンのことにちょっと詳しくなれたのではないでしょうか。

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さて、いざスタート。
はじめに砂糖やココナッツの粉などで生地を作ります。
そして、でき上がった薄いクリーム色の生地に
色粉やココア、抹茶などで色をつけていきます。
今回は生地だけの色も合わせて6色から作りました。
色同士を混ぜることもできるので、色々な色の生地ができました。
準備はこれでOK。
皆さんお楽しみの形作りに入ります。
粘土の要領で、自由に色を組み合わせて作れるので
楽しく簡単に作品を作ることができます。
薄く延ばした板を組み合わせてお花を作ったり、和菓子を作ったり、
人気者の黄色いねずみや毒々しい色のきのこなど個性が光りました。

最後に完成した作品を並べて作品の発表会をしました。
この作品かわいい、色合いがキレイ、
おいしそう、など口々に感想が聞かれました。
皆さん大満足のプログラムになりました。

完成した作品はフィルムをかけてそのままお持ち帰り。
食べることもできますが、もったいなくて
食べることができない方も多いのではないでしょうか?
作品の行方が気になるマジパン作りでした。

posted by ひがせい at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ▼東山フェスタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする