今年初めのダンススタディーズ1。
20日ぶりに集まりました。
年末に、年明けのワークに向けて持ってきてもらいたいもの、
考えてきてもらいたいことについての説明がナビゲーターからありました。
1)『複数人が写っている写真を1人最低1枚持ってくる』
2)足筆(足を使って描いてみる)
・描くものは?・それはどのくらいの大きさ?・足のどこで描く?
・どんなテンポで描く? 以上を決めて、つまり振付してみてください。
といったものです。
早速、A4の紙に、それぞれ思うように一筆書きをしてもらい
書いた絵を部屋に歩いて描くワークを行いました。
途中、「どこ歩いているかわからなくなりました。」とナビゲーターに相談。
円が多く、重なっている箇所も多かったので図形を把握するのが難しかったようで
ナビゲーターと一緒に考え、1度歩いてみることで自分だけで取り組めるように。
別の人は、図形が複雑だったこともあり、紙の真ん中に線を引いてわかりやすく
工夫していました。横歩きや後ろ歩きも取り入れていて、独特の動きが面白い。
動きを覚えると、メリハリのあるきびきびした歩き方になっている人など、
それぞれでワークを消化していました。
そこに、今の動きのどこかに考えてもらってきた動きを取り入れました。
するとまた少し違った感じの動きになる人もいました。

続いて、持ってきた写真を見せ合います。
それぞれどんな写真か説明してから、写真に写っている人のポーズを(位置関係も)
再現するワークを行いました。
今日は参加者が8名だったので、7名写っている写真を再現することに。
写真の持ち主は再現には参加せず、どのようにポーズをとればよいか指示します。
走っている写真だったので、躍動感を出すのが難しいとの声が多く聞かれました。
「ランナーの気持ちにならないとわかない。」と言い実際に走ってみる人。
一緒に写真を見てじっくりポーズを分析する人。
いろいろと指示が出る中、ポーズが完成し、写真を撮ってどのように仕上がったか
全員で確認すると、「おもしろい。」「楽しい。」と言った感想が聞かれます。
次に、今とったポーズにどのような動きで入るかを考え、。ポーズが決まると、
写真の持ち主が全く関係のない人の話をする。話が終了するとポーズも終了。
録画した動画を見て、「シュール」「おもしろい」とみんなで話していました。

ふり返りでは、「写真だけだと距離感が分かり難く、再現するのが難しかった。」
「少し角度を変えるだけでも、それっぽくなることが分かった。」
「思ったより楽しかった。」
「最初の方にやった足首を動かすワークが最後のポーズのワークに活かせていた。」
という感想が聞かれました。
「こうしたらいいと思うことがあっても、なかなかうまく伝えられなかった。」と
演出すること、指示することの難しさを話していました。
これから自分たちで創作していくイメージを持てる機会になったようです。