2022年07月25日

未来のわたし−劇場の仕事−2022 講座2日目

2日目の講座(7/23)は、管理課長の宮アさんより「“劇場”を知ること」について、
プログラムディレクターの小倉さんより、主催公演・イベント等の仕組みや、
現場体験をする「プレイ!シアターin Summer」についてお話しただきました。

まず、宮アさんの「“劇場”を知ること」では、
・劇場とは何か
・演劇に最小限必要な要素
・日本の演劇史の特徴
・鑑賞体験の心理/精神状態
・日本の文化施設数
・指定管理施設間の戦略的な相互作用/役割分担…
などなど、「劇場」というものを取り巻くさまざまな要素と、
それらと「劇場」の関係性について詳しく話しをしてくださいました。
最後に、宮アさんが働く上での心がけとして、
「自分が“面白い!”と感じたことを、自分の中だけで留めておくのではなく、
“面白いでしょ!?”と周りに伝えられるかどうかが大切。」
と参加者に向けて伝えてくださいました。

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後半の、劇場に求められる社会的な役割や、
実際に取り組んでいる事業や具体的な業務についてでは、
プレイ!シアターin Summerで現場体験するプログラムを例に挙げながら、
社会的な役割から事業立ち上げまでの経緯などを説明してくださいました。
「バレエやダンス等は、習い事としては人気。
しかし、各家庭の経済状況によって、それに触れられる子どもと触れられない
子どもが出てくる。その社会的な格差を緩和させる働きや、より多くの子どもたちが
文化的なことに触れて、豊かに成長してほしいという想いがある。」と、
秘められた想いを参加者へ話してくださいました。

次回は、プレイ!シアターin Summerにて、
現場体験を行うグループに分かれ、それぞれの企画担当の職員さんから、
イベントのより具体的な内容や当日の業務内容について教えていただきます。




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2022年07月16日

未来のわたし−劇場の仕事−2022がスタートしました!

今回で8回目となる「未来のわたし−劇場の仕事−」ですが、
今年も定員を超える応募がありました。
年に1回の開催ということもあり、できるだけ多くの方に体験していただけるよう、
定員数を増やすことにしました。高校生から社会人の方までが集まりました。

初回は、ロームシアター京都にて、劇場見学を中心に
講師の丸井さん(ロームシアター京都 管理係長)より
「劇場で働くということ」について、お話ししていただきました。

まずは、参加している人たちはどんな人たちがいるのかを知りあう時間。
その後、丸井さんの案内で、ロームシアター京都の各施設を歩いて見ていきました。

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劇場見学では、技術スタッフの方にもご協力いただき、
メインホールのスポットライトに照らされる体験ができたり、
緞帳の開閉を舞台側から見てみたり、貴重な時間を過ごすことができました。
その後、メインホールを講座会場に、見てきた施設で気になったことを
それぞれが撮影した写真や質問などをしてもらうことで共有しました。
続いて、劇場で働く人やセクション、仕事の役割についてのレクチャーでした。

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最後に技術スタッフの方への質問コーナーがあり、
「本番を成功させるに意識していることは?」という質問に対して、
「100回やったら、100回成功させなければならない。でも全く同じものにはならな
い。必ず成功させるという強い気持ちを持って臨む。」とお話してくださいました。
その他にも、参加者からは質問や気になることなど、積極的に質問が出ていました。


次回23日(土)は、
管理課長の宮アさんより「“劇場”を知ること」についてと、
プログラムディレクターの小倉さんより主催公演や現場体験をする
「プレイ!シアターin Summer 2022」についてお話をしていただきます。


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2021年07月17日

ロームシアター京都に行ってきました!

本日の【未来のわたし−劇場の仕事−】の講座は、
会場をロームシアター京都に移して、実施しました。

まずは、普段はなかなか見ることができない劇場の舞台裏や
楽屋口などを見学しました。
その後は、ロームシアター京都 事業担当の小倉さんより、
8/14(土)・15(日)に開催される『プレイ!シアター in Summer』について、
企画にまつわるエピソードをふまえて、お話しいただいました。
イベント当日は、スタッフとして参加者も携わることになるので、
どんなイベントが催されるのか、どんな人が来場するのか、
参加者は、イメージを膨らませていきます。
また、劇場の仕事について小倉さんは、
「何か舞台を観たいと思っても、チケットを事前に購入することが
一つのハードルになっている。それのハードルを下げるため、
より多くの方にロームシアター京都へ足を運んでもらうため、
このようなイベントを企画・開催することも私たちの仕事です。」
と話されていました。

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後半は、管理課長の宮アさんより、「劇場講座 基礎編」ということで
“劇場”という場所には、どんな空間や設備があって、どのような目的があって、
どんな人がいるのか、劇場に関する基礎的な知識を学び、
加えて、劇場に溢れるワクワクする魅力を教えてもらいました。
最後に、宮崎さんは劇場での仕事について、
「華やかな世界だが、私たちはそれを支えるのが仕事。
大変なことの方が多く、憧れているだけの人には最初に『やめとき』と言っています。
そのうえで、なぜ働きたいと思ったのかを聞き、『それならやってみたら』という
やりとりをすることもあります」と、話されていました。
参加者たちは、真剣な表情で宮アさんのことばに耳を傾けていました。

次回からは、グループに分かれて劇場で働いている方へインタビューを行います。

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2021年07月11日

未来のわたしー劇場の仕事ー2021始まりました!

昨日から、今年度の【未来のわたし−劇場の仕事−】が始まりました。
今年も定員を超える応募がありました。
年に1回の開催ということもあって、定員を増やしてご参加いただきました。

初回と最終回は東山青少年活動センターが会場です。
初めて出会う人たちと、これから劇場の仕事体験もするので、
まずはお互いを少し知るワークをいくつか行い、その後、今回のスケジュールに
入っている、仕事現場見学&インタビューに向けて、模擬インタビュー体験。
グループに分かれて、テーマに沿ってインタビューを行いました。
全員の前で聴いたことを発表することで、他のグループの人にも
その人についての情報が共有されていきました。
休憩をはさんで、今日の講座の「劇場で働くということ」について、
講師の丸井重樹さん(ロームシアター京都管理係長)よりレクチャーがありました。
ご自身が学生時代から今の劇場の仕事に就くまでについてもお話しいただきました。

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参加者の中には、ロームシアター京都のステージに立ったことがある人や
観劇に行ったことがある人もいました。
劇場スタッフはお客さんから見えないところで劇場運営をするために
働いている人もいること、スタッフの役割分担や業務内容など詳しく
教えていただきました。
最後には、劇場スタッフは総勢何人?と、たくさんの役割の方が
関わっていることを知ったからこその質問もありました。
次回は、会場をロームシアター京都に移し、より「劇場」を知る機会になります。

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2019年03月09日

未来のわたし−劇場の仕事−後期/演劇編 ふりかえり(2/16)

10・11日に行われた木ノ下歌舞伎公演も無事に終了し、
未来のわたし 後期/演劇編もこの講座で最終回となりました。
まずは、これまでの写真をスライドで見ながら、
ふりかえりシートに「印象的だったこと」
「他の受講生から刺激を受けたこと」を書き出していきました。

高校生からは、「大学生の人が、演劇サークルで公演を創り上げていく楽しさを
語られているときにすごくキラキラしていて、私も携わりたいと思った。」と、
先輩の素敵な姿を見て、自身の将来像を思い描く様子が伺えました。

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後半は、2グループに分かれて、「講座を通して発見したこと」を
模造紙を使って出し合いました。
「公演だけではなく、地域活性まで取り組まれている」
「とにかく動くことが大事」
演劇が好きという気持ちは共通でも、携わり方が各々で異なるので、
様々な発見があったことを教えてくれました。
また、「このプログラムをやっている青少年活動センターもステキ!」と、
この講座をきっかけにセンターを知った参加者からうれしい声もありました。

「未来の“わたし”に向けて活かしたいこと」については、
「自分が本当にやりたいと思えて、
後悔しない選択ができたらいいと思うし、
悩みながらも色々な選択肢の中で
自分の気持ちに正直に生きていけたらいいなと思った」
「自分の好きなことややりがいのあることを
仕事に出来るって良いことだなと思った。
未来の“わたし”も好きなことを仕事にできるように、
今、自分が好きなことやしたいことは何かということを
もっとしっかり考えていこうと思った」と感想をもらいました。

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2019年01月28日

未来のわたし−劇場の仕事−後期/演劇編3回目(1/25)

第3回目の講師は、ロームシアター京都で管理担当として
貸館や庶務の業務をされている丸井重樹さんでした。
これまで「京都芸術センター」や
「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」
の立ち上げに関わり、当協会事業の
「演劇ビギナーズユニット」では
プロデューサーとして計13年間携わってくださいました。
ご自身でもコントユニット「THE GO AND MO’S」
として活動されています。

前半は、管理担当の仕事紹介と、
「これまで観た中で最もワクワクした舞台芸術作品は?」
というテーマで参加者同士による他己紹介を行いました。
3人ずつのグループに分かれ、テーマに沿って話し合い、
最後に相手の紹介を発表します。
15分間の話し合いでは、最もワクワクした舞台
について熱い語り合いが行われました。
この他己紹介で丸井さんが伝えたかったことは、
「自分が思っているよりも相手には伝わっていない」ということです。
「俳優・演出・音響・照明等、演劇には様々な役職があり、
各々が『こうしたい』『こうしてほしい』という想いを持っている。
それを伝えるには習慣的なコミュニケーションが欠かせない」と、
グループワークを通じて参加者が実感できる形で話されました。

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後半は、ロームシアター京都の劇場見学ツアーです。
京都市内で最大級の劇場であるメインホールと、
参加者がスタッフとして携わる
木下歌舞伎公演で使用するサウスホールを見て回りました。
見学では、丸井さんこだわりの改修部分や隠された舞台の機能等、
貴重なエピソードを伺うことができました。
また、劇場内はセキュリティ等の関係で、
迷路のように入り組んでおり、
参加者がイメージしやすいよう
公演当日のスタッフの動きを説明しながら、
案内してくださいました。

質問タイムでは、「専属の技術スタッフはいるか」
「なぜこの仕事を続けているか」等の
質問に答えていただきました。
丸井さんは「ムチャかなと思ってもとりあえず
聞いてみるスタンスがいいと思う。
(参加者は)この仕事に興味のある人が多いので、
知りたいことはバンバン聞いて。」
と参加者に伝えてくださいました。

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2019年01月25日

未来のわたし–劇場の仕事–後期/演劇編2回目(1/21)

第2回目は、場所をロームシアター京都に移しての実施でした。
講師は、ロームシアター京都で管理課長をされている宮崎刀史紀さん。
劇場が持つ魅力を最大限に引き出すために日々尽力されています。

“劇場”について知り尽くしている宮崎さんに、
まずは「“劇場”とは何か?」という問いから、
日本の劇場と世界の劇場、演劇の4要素、7大芸術、
「芝居」「劇」の言葉の成り立ち、
日本の劇場史などについて
詳しく教えていただきました。

基礎知識を学んだあとは、いよいよ劇場の魅力に迫っていきます。
宮崎さんは、劇場の魅力を“劇場にある10のワクワク”として
参加者たちに紹介してくださいました。

その1つ“「劇場に行く楽しみ」にワクワク”では、
「“劇場に行く楽しみ”って何ですか?」
という参加者への問いかけからスタート。
・非日常の空間が広がっている
・刺激的で新しい考えが生まれる
・独特の緊張感や本番のピリピリ感を体感できる
・演出や舞台装置に感動する
など、参加者から様々な“楽しみ”が出されました。

舞台装置に感動という話の際には、宮崎さん自身も、
観劇した際に演出や舞台装置を見て
「あれはどうなっているのか」
「自分の劇場でもやってみたい」
という気持ちが今の仕事につながっていると話されました。

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また、施設運営の根拠となる法律「文化芸術基本法」や「劇場法」の紹介では、
人は生まれながらにして文化芸術に触れる権利を持っていること、
文化芸術は人を豊かにできると認められていること、
劇場のある地域に住みたいと思ってもらえるように
京都でも芸術に触れられる機会を作る必要があることなど、
短時間で紹介するには難しい内容も分かりやすく丁寧にお話しいただきました。

最後に宮崎さんは、
「僕はこの仕事に就きたいという人がいたら、やめた方がいいと言います。
でも、そう言われてやめるくらいだったら、やらない方がいい。」
と劇場の魅力だけでなく、それに伴った大変さの部分も参加者たちに伝えてくださいました。

posted by ひがせい at 19:41| Comment(0) | ▼未来のわたし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月20日

未来のわたし−劇場の仕事−後期/演劇編1回目(1/19)

今夏に続いて、ロームシアター京都と京都市ユースサービス協会の連携事業、
「未来のわたし-劇場の仕事- 後期/演劇編」が昨日からスタートしました。

演劇編には11名の応募がありました。
高校生から社会人まで幅広い層から参加があり、
・学生劇団に所属していて裏方の仕事に興味があった。
・大学3回生で就職を考える時期だから参加した。
など、自己紹介ではそれぞれの参加動機を話してくれました。

1回目の講師は、
ロームシアター京都のプログラムディレクター橋本裕介さんです。
舞台芸術の世界と出会ったきっかけから、
ご自身が劇場の仕事に就くことになった経緯、
ロームシアター京都の成り立ちについて、
いくつか逸話を挟みながら話してくださいました。

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印象的だったのは、学生劇団員時代に出会った宮司さんとのお話です。
公演場所に神社を貸してもらえないかと交渉に行った際の
宮司さんとのやり取りを紹介してくださいました。
宮司さんは、手ぶらで交渉に来た橋本さんに、
企画書の必要性・書くべきこと・公演に際しての近隣住民への説明など、
様々なことを訓えてくださったそうです。
この出来事は、自分たちを知らない人にどうすれば理解してもらえるのか、
また、地域の方の存在の大切さを考えるきっかけになったと
橋本さんは話されていました。
ロームシアター京都の劇場コンセプトについてもお話しいただきましたが、
“京都に新しい『劇場文化』をつくる”というコンセプトに込められた
「京都に住む人々の暮らしの感覚と芸術が相互につながる」
という橋本さんの想いに通じる原点のように感じました。

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2018年12月22日

追加募集中‼ 「未来のわたし―劇場の仕事―」

昨日で締切りにしていた、「未来のわたし―劇場の仕事―」。
まだ定員に達してないので、継続して募集することになりました。
申込締切は1月10日(木)必着(WEBフォーム申込みの場合23:59まで)
迷っていた方、ぜひこの機会にご参加してください。

日程や詳細内容、申込はこちら


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2018年11月10日

未来のわたし−劇場の仕事−後期参加者募集開始!

ロームシアター京都と京都市ユースサービス協会の連携事業として、
昨年および今夏に引き続き「未来のわたし-劇場の仕事-」を実施します。

ロームシアター京都は、2016年のリニューアルオープン以来、
国内外の一流のアーティストによる音楽、演劇、ダンスなどを
たくさん上演してきました。
さまざまな作品が上演される劇場では、
観客席から見える出演者たちだけではない、
いろいろな仕事があり、多くの人たちが働いています。
この講座では、そんな劇場の創造の現場を紹介し、
体験してもらいます。
今回、舞台作品の創作そして本番の現場を研修の場に選びました。
京都を拠点に世界で高く評価されている「木ノ下歌舞伎」という
劇団とロームシアター京都がともにつくる新作です。
この講座をきっかけに、劇場で働く、「未来のわたしの姿」の
イメージを膨らませてみませんか?

後期/演劇編

■日程:2019年1月19日〜2月16日

1月19日(土)14:00〜16:30 講座@「劇場の役割、劇場の仕事T」 
1月21日(月)18:30〜21:00 講座A「劇場の仕事U」
1月25日(金)18:30〜21:00 講座B「劇場の仕事V、バックステージツアー」
1月26日(土)14:00〜16:30 講座C「劇場の仕事W、創作の現場」
2月 7日(木)〜9日(土)17:00〜21:00(予定)D「リハーサル見学」
(いずれか1日以上)
2月10日 (日)〜11日(月・祝)E本番案内業務、本番鑑賞(いずれか1日以上)
2月16日(土)14:00〜16:00 Fふりかえり・まとめ
※上記の他、希望者には講座外で制作補佐業務を体験いただきます。

■会場:ロームシアター京都、京都市東山青少年活動センター

■対象:創造活動(音楽、演劇等)および
それを支える仕事(技術スタッフ、プロデューサー等)に
興味関心のある、京都市在住、在学、在勤の15歳(中学生不可)〜30歳の方
※本講座は初心者向けですのでお気軽にご応募ください。

■参加条件:@〜Fの全7回中、5回以上参加でき
講座Cおよび最終回のふりかえりに必ず参加し、
D(2月7日〜9日)の期間に1日以上、
E(2月10日、11日のどちらか)に参加できる方。

■講師:橋本裕介(ロームシアター京都プログラムディレクター・事業担当課長)、
宮ア刀史紀(ロームシアター京都管理課長)、丸井重樹(ロームシアター京都)、
武田知也(ロームシアター京都)

■定員:20名(応募者多数の場合、書類選考させていただきます)

■参加費:2,000円(保険代込)

■申込方法:
(インターネット)このページ下にある応募フォームより応募
(郵送・持参)配布中のチラシにある応募フォームに必要事項を記入の上、
京都市東山青少年活動センターにて受付。

〒605-0862 京都市東山区清水5丁目130番地の6(東山区総合庁舎内2階)
京都市東山青少年活動センター「未来のわたし-劇場の仕事-」係 宛
持参の場合、平日10時〜21時(水曜除く)および日・祝10時〜18時に受付。

■申込締切:12月21日(金)⇒平成31年 1月10日(木)必着
(WEBフォーム申込みの場合23:59まで)

■お問合せ:
申込みに関して ⇒京都市東山青少年活動センター TEL: 075-541-0619
講座内容に関して⇒ロームシアター京都 TEL:075-771-6051

主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、
公益財団法人京都市ユースサービス協会、京都市

※応募フォームはこちらから

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2018年08月13日

ノースホールでの公演のお手伝い

先月から始まっている、前期の「未来のわたし」。
今期は14名の方々に参加していただいています。

昨日(8/12)は、ロームシアター京都で公演中だった、
「アクラム・カーン振付/チョット・デッシュ」の
本番、2回のお手伝いをさせていただきました。

お手伝いをさせていただいた主な内容は、
チケットのもぎりと公演パンフレットの配布、
それから、公演終了後のバラシの補助、
他に、イベントちらしの封入作業や、
公演終了後のポスターの張り替え作業などでした。

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公演のバラシには、大勢のスタッフが関わっておられて、
公演終了後、90分ほどでほぼ全部がバラされました。
受講生たちは、客席のバラシ作業の補助、
隣の客席の椅子同士を固定してあったマジックテープはがし、
椅子とクッションの撤去作業、客席ぐみに使われていた、
バラされた単管や筋交い、ボルトや金具などの収納、
暗幕をたたむ作業のお手伝いなどをさせていただきました。

受講生の一人は、こういう機会がないと、
ロームシアター京都のバックヤードに入って
現場で働く裏方スタッフの方々の姿を
直接目にすることはできない。
貴重な体験の機会が得られていると、
語ってくれました。

本日の予定が終了したので、みんな帰ろうとすると、
そこへ、今日の公演に出演されていたダンサーと
もう1人の方が駆け寄ってきて、
お手伝いありがとう、と感謝の気持ちを込めて
参加者1人1人と握手を交わしていただきました。

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2018年07月06日

継続募集中!!「未来のわたし―劇場の仕事―前期夏休み編」

7月2日で締切りにしていた、「未来のわたし―劇場の仕事―前期夏休み編」。
まだ定員に達してないので、継続して募集しています。
申込締切は7月15日(日)必着(WEBフォーム申込みの場合23:59まで)
迷っていた方、ぜひこの機会にご参加してください。

詳しくはこちら
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2018年05月17日

未来のわたし-劇場のしごと-、参加者募集中

ロームシアター京都は2016年にリニューアルオープンした劇場です。
そこではオープン以来、国内外の一流のアーティストによる音楽、
演劇、ダンスなどがたくさん上演されています。
実は、多彩なステージが上演される劇場では、
観客席から見える出演者たちだけではない、
いろいろな仕事があり、多くの人たちが働いています。
この講座では、そんな劇場の創造の現場を紹介し、体験してもらいます。
昨年に続いて、前期は夏休み編、後期は演劇編として実施します。
ロームシアター京都がシリーズ化しているプログラム「プレイ!シアター」と
「レパートリーの創造」を題材に、参加者ひとりひとりの関心や
将来像に寄り添いながら、 「劇場の仕事」をひも解きます。
この講座をきっかけに、劇場で働く、「未来のわたしの姿」の
イメージを膨らませてみませんか?

前期/夏休み編『プレイ!シアター in Summer』
■日程
 7月17日(火)18:00〜21:00
  @講座「劇場の仕事/ロームシアター京都とは」
 7月21日(土)14:00〜17:00
  A講座「夏休み企画『プレイ!シアター in Summer』について」&交流会
 7月 31日(火)18:30〜21:00
  B講座「劇場の舞台機構について」
 8月 7日(火)18:30〜21:00
  C講座「こども向け企画について」ゲスト:ユリイカ百貨店(予定)
 8月10日(金)17:00〜21:00
  D(予定)「リハーサル見学」
 8月 11日(土)〜15日(水)
  E『プレイ!シアター in Summer』本番業務、本番鑑賞@ロームシアター京都
 8月 28日(火)18:30〜20:30
  Fふりかえり・まとめ
  ※上記の他、希望者には講座外で制作補佐業務を体験いただきます。

■申込方法
(インターネット)こちらの応募フォームより応募
(郵送・持参)配布中のチラシにある応募フォームに必要事項を記入の上、
 京都市東山青少年活動センターにて受付。

※さらに詳しい情報は、続きを読むをご覧ください。

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※画像をクリックしてください。拡大されます。

続きを読む
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2017年09月14日

未来のわたし−劇場の仕事−後期演劇編が始まりました!

この事業は、2016年度に開館した劇場『ロームシアター京都』と
若者の自主活動を応援する『京都市ユースサービス協会』の連携事業です。
・表現活動に携わる仕事に就きたいけど、どうしたらなれるんだろう?
・劇場で働く人ってどんな人?
そんな若者の声をもとに立ち上がりました。

後期は演劇編として京都を拠点に活動する木下歌舞伎さんの公演の裏側に迫ります。

高校生や大学生、自ら劇団を立ち上げている方など、
17名の方から申込みがありました。初回は13名が参加。
まずは自己紹介で顔合わせをしました。
・高校生の時に観た舞台をきっかけに劇場の広報に携わる仕事がしたいと
 思うようになった。
・いま大学4回生で、春からは劇場で働くことが決まっている。
 実際にどんな仕事か見聞きしておきたい。
・お世話になった街に、自分がやってきた演劇で恩返しがしたい。
・中学生の時に観た舞台に衝撃を受け、舞台の構成を考える演出家になりたいと
 思った。演技の経験も劇場の勉強もしたことがない。
 この講座や参加者の人たちと交流して学びたい。
・高校でやっていた吹奏楽部舞台で、劇場の人にすごくお世話になった。
 自分も裏方の仕事をしたいと思うようになった。
など、いろんな思いでこの場に集まってくれたことがわかりました。

その後、ロームシアター京都の武田さんから、
裏方・表方と言われる劇場の仕事について概説いただきました。
制作や技術、管理部門などなど、いろんなお仕事があります。

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続いて、今回体験でお世話になる『木下歌舞伎』について学びました。
京都で立ち上がった木下歌舞伎は、補綴・監修を主宰の木下さんが担い、
演目に合わせて演出家を変えて公演をされています。
“原作に忠実であり、現代社会と歌舞伎の世界とどうつなげるかチャレンジしている”と
映像を観ながら解説していただきました。
結成10周年を迎えた木下歌舞伎、この度のロームシアター京都での公演に関して、
劇場の作品となるよう、時代や世代を超える地域で作品共有できるレパートリーを
目指しているとのことでした。

後半はロームシアター京都で事業制作チーム課長の橋本さんに自己紹介、
なぜこの仕事に就いたのかをお話いただきました。
学生時代「演劇の公演をしたい!」という思いで活動の場を広げてきた中で、
表現できる場があることについて、徐々に素晴らしいことだと気づいたそうです。
「社会に対して何か還元できるものがあるのではないか」・・・とその環境に
対して関心をもつようになり、現在の仕事へとつながったとのことでした。
最後に『京都に新しい劇場文化を作る』という新たなコンセプトを掲げた
ロームシアター京都について説明いただきました。

3時間という長い初回ではありましたが、真剣な眼差しで聴き入る受講者のみなさん。
次回は参加者間の交流がメインとなります。
どんな出会いや思いが生まれるか、楽しみです!

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2017年08月29日

継続募集中! 「未来のわたし―劇場の仕事―」

昨日で締切りにしていた,「未来のわたし―劇場の仕事―」。
まだ定員に達してないので,継続して募集することになりました。
申込締切は9月4日(月)必着(WEBフォーム申込みの場合23:59まで)
迷っていた方、ぜひこの機会にご参加してください。

後期/演劇編「木ノ下歌舞伎」
■日程
2017年9月12日(火)18:30〜21:00? 講座@「劇場の仕事」
     16日(土)14:00〜17:00 講座A「国際フェスティバルについて」&交流会
     19日(火)18:30〜21:00 講座B? 直前レクチャー
26日(火)18:30〜21:00 講座C「創作の現場」 ゲスト 木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰)
10月4日(水)17:00〜21:00(予定)「リハーサル見学」
5日(木)〜9日(月・祝) 本番案内業務、本番鑑賞
    17日(火)18:30〜20:30 ふりかえり・まとめ
■会場:ロームシアター京都、京都市東山青少年活動センター
■対象
創造活動(音楽、演劇等)およびそれを支える仕事(技術スタッフ、プロデューサー等)に興味関心のある、京都市在住、在学、在勤の15歳〜30歳の方(中学生不可)
※本講座は初心者向けですのでお気軽にご応募ください。
■参加条件:全7回中5回以上参加でき、かつ講座Aおよび最終回のふりかえり
10月5日〜9日の期間に1日以上参加できる方
■講師
蔭山陽太(ロームシアター京都支配人)
滑川武(ロームシアター京都技術課長
橋本裕介(ロームシアター京都プログラム・ディレクター)ほか
■定員:20名(応募者多数の場合、書類選考させていただきます)
■参加費:2,000円(保険代込)
■申込方法:
(インターネット)応募フォームより応募
(郵送・持参)京都市東山青少年活動センターにて受付
〒605-0862 京都市東山区清水5丁目130番地の6(東山区総合庁舎内2階)
京都市東山青少年活動センター
「未来のわたし―劇場の仕事―」係宛

持参の場合、平日10時〜21時(水曜日除く)及び日・祝10時〜18時に受付します。
■申込締切:9月4日(月)必着(WEBフォーム申込みの場合23:59まで)

■お問合せ
申込みに関して ⇒京都市東山青少年活動センター TEL: 075-541-0619
講座内容に関して⇒ロームシアター京都 TEL:075-771-6051
■主催
ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、
公益財団法人京都市ユースサービス協会、京都市

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posted by ひがせい at 21:16| Comment(0) | ▼未来のわたし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月25日

未来のわたし−劇場の仕事−2回目

5/23は、前回の最後に参加者からの質問に
1回目の講師、ロームシアター京都プログラムディレクターの
橋本裕介さんが答えるところからスタートしました。

出ていた質問には、
「どうやって企画書を通すか?」
「作品の蓄積やレパートリーをもつために、工房的なものも考えている?」
「劇場にこれから必要な存在は?」
といった、日頃の悩みもあれば、
劇場について疑問に思ったことも挙がっていました。

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続いて、講師の京都市交響楽団チーフマネージャー柴田智靖さんに
ご自身の仕事について、内容やその仕事に就くことになった経緯等、
エピソードを交えてお話しいただきました。

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プロデューサー的な仕事をしていること、
地方自治体直営で、全国唯一のオーケストラであること、
実際には、ソフト面のマネジメントをしているのが中心の仕事であること
「京都市交響楽団とは何ぞや?」をいつも考えてやっていること
87人の楽団員を把握していないといけないこと
等の楽しみと苦労の両面をお話しいただきました。

特に参加者のみなさんが興味を持って聞いていたのが、
柴田さんの経緯のお話で、様々な人との出会い、失敗、達成感、
役割を持った人たちとの共同作業を経験したこと、
新しいジャンルを取り入れることで、敷居を下げることにつながり、
それがオーケストラって面白いにつながったことなどでした。

最後には、現場がどんな風に回っているかをよく見る。
本番を観た時に、「自分が制作ならこうする」
「自分がでいないことと感動したものを意識する」。
今あるものを上手に壊して、あたかも新しいものを作ったようにすることでいい。
昔の人、目の前の人がやったことをよく見る。
そういったことを経て、おいしいところだけ拾ってくっつけたらいいものができる。
そういった経験を積んでいってもらえたらというエールをいただきました。

posted by ひがせい at 14:25| Comment(0) | ▼未来のわたし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月20日

未来のわたし−劇場の仕事−1回目

5/16から始まった、「未来のわたし−劇場の仕事−」。
応募者は13名でした。
高校生から社会人までで、それぞれ違った環境で過ごしている方たちです。
この季節、夕日がとっても綺麗に見れる、自慢の部屋でスタートです。

初めに、青少年活動センターやユースサービス協会、ロームシアター京都や
事業概要について説明をしました。

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1回目は、ロームシアター京都プログラムディレクターの橋本裕介さんと、
同じくロームシアター京都舞台技術課長の滑川武さんに「劇場の仕事」について
それぞれの経験や考え等エピソードを交えてお話しいただきました。

橋本さんには、学生時代に出会った、ダンスの公演チラシをきっかけに劇場に
観に行ったことから、そのダンスグループの取り組みを通して、
ものさしがない状態から,自分たちのものさしで居場所を作り広げていくことに
魅力を感じたこと
、広い意味での芸術が持っているものに驚き、
模範や正解ではない世界に衝撃を受けたこと、この仕事に就いたのかといったこと
までを丁寧にお話しいただきました。
印象的だったのは、ロームシアター京都で「新しい劇場文化をつくる」という
取り組みについてでした。
劇場文化とは…劇場で得たことが、いろんな人の生活に息づいていくこと。
つまりは、劇場で行われたこと、体験したことが皆さんの生活に影響を及ぼしていく
ということだそうです。
ロームシアターで、文化芸術の創造を軸にして劇場自体がアーティストと一緒に
作っていく、見巧者を育てて(増やして)いきたいという想いを
聞かせていただきました。


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後半は、全員の顔が見えるようなテーブルの配置を変えて、スタート。
滑川さんより、ご自身の長期にわたる様々な体験や、舞台技術の仕事について
プロフィール紹介とともにお話しいただきました。
特に興味をひかれたのは、いい劇場と悪い劇場のお話でした。
以前は、全国の劇場を使う側として公演をしていたけれど、今は劇場として
受け入れる立場になった。
大事なのは、スタッフが使う側の思いをどこまでくみ取れるかであり、
これが技術の仕事だと。
もちろん劇場には禁止事項がたくさんあるので、できないこともあるけれど、
できる範囲の中で効果的な方法を提案すること、劇場のスタッフや技術担当者は、
経験があまりない利用者の方々に対して、感覚と理解度が大事
だとのことでした。
また、舞台技術に特化した講座をやっていきたいとの想いも
聞かせていただきました。

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最後に、全員が簡単な自己紹介と今日のお話を聞い質問があれば聞くことに。
質問に対しては、終了時間になっていたので、次回の初めにお答えするということで
1回目が無事終了しました。
posted by ひがせい at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ▼未来のわたし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする