2017年05月25日

未来のわたし−劇場の仕事−2回目

5/23は、前回の最後に参加者からの質問に
1回目の講師、ロームシアター京都プログラムディレクターの
橋本裕介さんが答えるところからスタートしました。

出ていた質問には、
「どうやって企画書を通すか?」
「作品の蓄積やレパートリーをもつために、工房的なものも考えている?」
「劇場にこれから必要な存在は?」
といった、日頃の悩みもあれば、
劇場について疑問に思ったことも挙がっていました。

170525_1.jpg 170525_2.jpg

続いて、講師の京都市交響楽団チーフマネージャー柴田智靖さんに
ご自身の仕事について、内容やその仕事に就くことになった経緯等、
エピソードを交えてお話しいただきました。

170525_3.jpg 170525_4.jpg 170525_5.jpg

プロデューサー的な仕事をしていること、
地方自治体直営で、全国唯一のオーケストラであること、
実際には、ソフト面のマネジメントをしているのが中心の仕事であること
「京都市交響楽団とは何ぞや?」をいつも考えてやっていること
87人の楽団員を把握していないといけないこと
等の楽しみと苦労の両面をお話しいただきました。

特に参加者のみなさんが興味を持って聞いていたのが、
柴田さんの経緯のお話で、様々な人との出会い、失敗、達成感、
役割を持った人たちとの共同作業を経験したこと、
新しいジャンルを取り入れることで、敷居を下げることにつながり、
それがオーケストラって面白いにつながったことなどでした。

最後には、現場がどんな風に回っているかをよく見る。
本番を観た時に、「自分が制作ならこうする」
「自分がでいないことと感動したものを意識する」。
今あるものを上手に壊して、あたかも新しいものを作ったようにすることでいい。
昔の人、目の前の人がやったことをよく見る。
そういったことを経て、おいしいところだけ拾ってくっつけたらいいものができる。
そういった経験を積んでいってもらえたらというエールをいただきました。

posted by Higashiyama Center at 14:25| Comment(0) | 未来のわたし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月20日

未来のわたし−劇場の仕事−1回目

5/16から始まった、「未来のわたし−劇場の仕事−」。
応募者は13名でした。
高校生から社会人までで、それぞれ違った環境で過ごしている方たちです。
この季節、夕日がとっても綺麗に見れる、自慢の部屋でスタートです。

初めに、青少年活動センターやユースサービス協会、ロームシアター京都や
事業概要について説明をしました。

170520.jpg 170520_1.jpg 170520_2.jpg

1回目は、ロームシアター京都プログラムディレクターの橋本裕介さんと、
同じくロームシアター京都舞台技術課長の滑川武さんに「劇場の仕事」について
それぞれの経験や考え等エピソードを交えてお話しいただきました。

橋本さんには、学生時代に出会った、ダンスの公演チラシをきっかけに劇場に
観に行ったことから、そのダンスグループの取り組みを通して、
ものさしがない状態から,自分たちのものさしで居場所を作り広げていくことに
魅力を感じたこと
、広い意味での芸術が持っているものに驚き、
模範や正解ではない世界に衝撃を受けたこと、この仕事に就いたのかといったこと
までを丁寧にお話しいただきました。
印象的だったのは、ロームシアター京都で「新しい劇場文化をつくる」という
取り組みについてでした。
劇場文化とは…劇場で得たことが、いろんな人の生活に息づいていくこと。
つまりは、劇場で行われたこと、体験したことが皆さんの生活に影響を及ぼしていく
ということだそうです。
ロームシアターで、文化芸術の創造を軸にして劇場自体がアーティストと一緒に
作っていく、見巧者を育てて(増やして)いきたいという想いを
聞かせていただきました。


170520_7.jpg 170520_4.jpg 170520_3.jpg

後半は、全員の顔が見えるようなテーブルの配置を変えて、スタート。
滑川さんより、ご自身の長期にわたる様々な体験や、舞台技術の仕事について
プロフィール紹介とともにお話しいただきました。
特に興味をひかれたのは、いい劇場と悪い劇場のお話でした。
以前は、全国の劇場を使う側として公演をしていたけれど、今は劇場として
受け入れる立場になった。
大事なのは、スタッフが使う側の思いをどこまでくみ取れるかであり、
これが技術の仕事だと。
もちろん劇場には禁止事項がたくさんあるので、できないこともあるけれど、
できる範囲の中で効果的な方法を提案すること、劇場のスタッフや技術担当者は、
経験があまりない利用者の方々に対して、感覚と理解度が大事
だとのことでした。
また、舞台技術に特化した講座をやっていきたいとの想いも
聞かせていただきました。

170520_8.jpg 170520_5.jpg 170520_6.jpg

最後に、全員が簡単な自己紹介と今日のお話を聞い質問があれば聞くことに。
質問に対しては、終了時間になっていたので、次回の初めにお答えするということで
1回目が無事終了しました。
posted by Higashiyama Center at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 未来のわたし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする