2月12日(火)のことだったと記憶しています。
仕込み2日目だった、立命ミュージカルサークルの照明さん、
シーン明かりの記憶操作をやり始めましたが、
明かりを作って記憶させようと、メモリーボタンを押すと
作ったシーン明かりに、フェーダを上げてもいない
別の回路に入っている明かりがプラスされて点灯しました。
どういうことなのかすぐには理解できませんでしたが、
この症状は、その後のシーン記憶の操作の度に起こりました。

すぐに、知り合いの業者に連絡を入れて訊いてみましたが、
そういう例はあまりないのでわからないということでしたが、
業者の方で調べていただいたところ、
フェーダーのガリが原因ではないかということでした。
(フェーダーの溝の部分にゴミやホコリがたまって不具合につながる)
立ミュが本番の2日前ということで、卓のメンテを決めました。
代替え用の同じ機種のライトコマンダーは木曜日には届くとのことでした。
立ミュの照明さんは、シーンの記憶作業を、
メモリーボタンを押した際に点灯する
関係のない余計な明かりを消しながら続けてもらい、
代替え機が配送された時には、
80シーンにものぼる記憶作業が完了させていました。
ここで大活躍したのが、メモリーカードです。
昨年の5月頃に電池切れで使えなくなっていたのを発見し、
電池を交換していたのが幸いしました。
記憶されたシーンデータはメモリカードで
代替え機にすべて移し替えることができ、
代替え機にシーン明かりが再現されました。
立命ミュージカルサークル本番の前日のことでした。
そして、今日(3/28)やっと調光卓のメンテが終わり、
卓が戻ってきました。
フェーダーの基盤がすべて交換となりました。
もちろん内蔵電池も交換してもらいました。
それとフェーダーのフォルダーも全部交換しました。
フォルダーは写真のものです。
(新しいものはちゃんと角が見えますが)
ひどいものは、経年の仕様で樹脂が溶けた状態になり、
ベトベトになってたものが5つほどありました。
これもすべて新しくなりました。