2005年12月04日

私たちの空間、発表会ご案内

私たちの空間の発表会を行ないます。
来ていただいたお客さまも一緒に楽しんでいただける内容に
すべく、現在みんなで智恵を絞っています。
お客さまは限定15名くらいを考えています。
入場希望の方はお早めにセンターまでご連絡ください。

発表会日時
12月17日(土)
15:00会場/15:30開演
時間は1時間30分くらいを予定しています。
入場無料
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今日の私たち(S8)

【12月2日の私たち】
「私たち」始まって以来、今回初めて写真がありません。
今日から、12月17日(土)の発表会に向け、創作に入りました。
そこで、まず、今までの「私たち」でやったことを
確認することから始めました。

自己紹介
ジェスチャーゲーム
色を表現する
気持ちを表現する
空き箱やダンボールを好きなように切って部屋に置く
体でひらがなを表現する
好きな場所で本を読む
順番に得意技を披露する
即興劇:ある場所を創ってみる
短い台詞のやりとりを考えて、みんなで演ってみる
部屋にあるものを使って居心地のいい空間を創ってみる
1行リレー作文(脚本)
ツージー宅に集まり1品持ち寄りの宴会
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2005年11月27日

今日の私たち(S7)

【11月25日の私たち】
短いものでもいいので、自分自身の体験やその場に居合わせた
出来事などをもとに、台詞のやりとりを書いて来てください、
という前回の宿題を、今日はみんなで配役を決め、
読み合わせをしてみました。
7人分のお話です。

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1.デートの待ち合わせに、3時間も待たせる男と女の会話。
2.飼い犬に愚痴をこぼし、ときどきは相づちをうっていた犬が
 最後はとうとう「うざい。」というやりとり。
3.清水寺の境内でのやりとり。
4.参加者全員が登場人物となっていて、満員電車の中で起こるチカン騒動。
5.「女性による女性のための"嫌われる女"2005」という催しを
 レポートしたもの。(嫌われる女性のベスト5を事例にした短い
 やりとりがあり、それをナビゲーターと解説の久土井輝教授が
 実況するというもの)
6.学際の模擬店で収益が上がり、盛り上がった勢いで大文字山に登り
 みんなでマイムマイムを踊るお話し。
7.2行だけの簡単なやりとりものの。
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posted by ひがせい at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | △私たちの空間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月26日

今日の私たち(S7のつづき)

ホワイトボードに、7人で1行ずつ(順番ではなく、思いついた順に)
お話しを書き足していって作りました。

our1125_1.jpg

女性が一人ベンチに座っている。
女「たろう、たろう……。」
女性はうつろな目で遠くを見つめている。
女「本当に愛してくれてるって言ったじゃないの……。」
犬を連れた若い男性が近づき、声をかける。
男「あのう……。」
女「たっ、たろう……。」
男「たろう?」
驚いた男はリードを離してしまう。
傍でキャッチボールをしていた親子のボールを追いかけていく犬。
男「いつもこの時間にここにおられますよね。」
女「はい…、すみませんでした。知っている人に似ていたもので……。」
  「知人を待ってるんです。」
男「いつからここで待ち続けているのですか?」
女「三年前から。」
男「ながっ。」
女「私信じてるんです。いつかきっと、たろうが帰って来てくれるって。」
犬が戻ってくる。
男、犬をかまいながら顔を赤らめる。
女「あの、名前は…、いえ、あのワンちゃん。」
男「……、たろうです。」
  「たろう帰って来ましたね。」
  「あなたの待っているたろうも戻ってくるといいですね。」
女性、(犬を見て)顔を赤らめ、
女「ワン!。」
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2005年11月25日

今日の私たち(S6)

【11月18日の私たち】
場所を作ってみる、をやってみました。
最初は独りで、順番にある場所を作りました。
見ていてその場所がわかった人は、
一緒にその場所に加わることにしました。
清水寺の舞台で、映画館で、観光客が訪れたどこかのお寺で、
ベーカリーで、などなど。
いちばん気をつけなければならないのは、
見ている人に分からせようとして、説明的な
動作はしないということです。
その場に居て自然な動作、(それがないとどこかわかりません)
その動作も自分の記憶を辿って、その場に居た時の経験から
探って表現することにしました。

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お寺を訪れた観光客だとわかり、巫女さんになって境内を掃除し始め、
「よかったら写真を撮りましょうか」と話しかける場面があったり、
もう1人の男性は住職になって登場。
無理に誰かになる必要はありません、
自分自身の体験をよく思い出してそこに居てほしいのです、
と二口さん。
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posted by ひがせい at 18:12| Comment(0) | TrackBack(0) | △私たちの空間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月15日

今日の私たち(S5)

【11月11日の私たち】
前回につづき、得意芸を披露する、です。
残っていたMさん。
テーブルを用意して、そこに自分で描いた絵を
並べて行く。
やがて、説明が始まる。
「クラシック音楽をほとんど聞いたことがなかったが、
そして自分でも絵を描くが、あまり絵画に感動した経験がない。
そこで、部屋の照明を変えてみると、雰囲気ががらりと
変り、何か違って感じられるのを体感してください。」
ということで、蛍光灯の明りを消して、
オレンジっぽい電球のシャンデリアだけの明りに。
黒い陰が天井や壁一杯に広がり、ゆらゆら揺れる。
そこで、クラシック音楽を流し、自由に絵を見たり、
音を楽しみました。
蛍光灯の明りで全部が見えてしまう空間より、
余計なものが見えない空間の方が、
確かに集中して見よう、聞こうとするので
かなり味わいが違うことを発見しました。

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後半は、チアリーディングをもう少しつっこんで
やってみることにしました。
スタンツチームと時々のりのりで出て来て観客を盛り上げる役
に分かれての練習です。
スタンツチーム
4人が縦一列に整列。前の2人が左右に分かれて膝を
曲げ、突き出した膝頭同士をぴったりとくっつける。
3人目は4人目のアシスト(3人目の腰を両手で持ち上げながら)でジャンプ。
そして前2人の足の太ももの辺りに乗ってポーズ。
きまれば、Go Easters!(東山なのでEastersに決定)と
叫びながらはけて行く。
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2005年11月13日

今日の私たち(S4)

【11月4日の私たち】
今日はそれぞれの得意芸を披露し合いました。
Dさんは百面相。
独りでやってるだけでは面白くないので、
2人組になってお互いにお題を出し合って
やってみました。
他の人の表情も見てみたいということで、
今度は2チームに分かれて、「満ち足りて最高に幸せな気分」とか
「お湯だと思って飛び込んだのに水だったときの顔」など次々に
お題を相手チームにぶつけて交替でやってみました。
「あれ、絶対ウソや」という声も飛び出し、
結構楽しめました。

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想像することが好きで、よくお話しを作っていたというKさん。
いつ、どこで、誰が、誰と、何を、どうした、という質問に
それぞれの答えがわからないようにして答えていき、
結果をホワイトボードに書いてみて、
つながりの悪いところは、適当に語尾をちょっと変えたりして、
黙ってしばらく考えているKさん。
突然、「見えました」と言って、
ショートストーリーを語り出しました。

ラジオドラマを創ってみたかったというHさん。
目をつぶって聞いてくださいという指示で、
みんな床のカーペットにごろり。
映画音楽を中心に選曲したBGMを自ら流しながら、
料理番組「レバニラ炒め〜愛の劇場編」が始まりました。
今日はレバニラ炒めの作り方。
でも、ニラ男とレバ子の恋愛風に仕上がっていて、
わくわくドキドキ。
語りのうまさに音響効果が加わって想像力が
かき立てられ、ラジオの楽しさが蘇りました。
ちなみに最後、次回は「親子丼〜スタウォーズ編」という予告が。
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2005年11月01日

今日の私たち(S3)

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【10月28日の私たち】
前回の色に続いて、今回の1枚の絵シリーズは、
形容詞(寂しいと羨ましい)を取り上げ、
例によって2チームに分かれて、当てっこをしました。
前回の色の表現の時に、空間配置のことや
誰に焦点が当るように表現するか、
そして、残ったメンバーはそれを補完するような表現を
どう創るか、もっとこうした方がわかりやすい、など
色々とみんなで考えたことが、今回はうまく生かされ、
お互いにすぐに正解が出ました。
羨ましいチームは、前景にメロンパンを両手で持ってほうばる人。
斜め後方にいる2人が指をくわえて、その人へ視線を送る図
として表現されました。

この日のメインイベントは、自分の好きな場所で、好きな本を
読む、でした。
読んだ本の順番と場所です。
1.風の歌を聴け(村上春樹):ミーティングBで(照明を消してランプの灯りで)
2.海馬−脳は眠れない(池谷裕二・糸井重里):ロビーの丸テーブルを囲んで
3.人生は一度だけ(唯川恵):地下駐車場で
4.白いガクラン(しりあがり寿):総合庁舎入口のバイクに座って
5.遠野物語(柳田国男):2階から3階への階段で
6.観光ガイドブック清水寺・地主神社:ミーティングBで

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2005年10月22日

今日の私たち(S2のつづき)

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【10月21日の私たち】のつづき
最後は、会場となっている部屋を、
今日の私たちの空間にしてみました。
まず、全員が部屋を出て、1人ずつ交替で部屋に入ります。
部屋に入った人は、部屋にあるものを使って、1つだけ変化をつける。
次の人は前の人の変化を残して自分の変化を足していく、というものです。
1番の人から順番に部屋に入り、部屋を出てくるまで
みんな座って廊下で待つ。
順番が来て、扉を開けるなり、わーっと声を上げて部屋に入っていく者。
なかなか出て来ないので、遅いなぁ、考えてるなぁという声。
全員が終わり、みんなで部屋に入ってみました。
中は電気が消えて真っ暗。
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posted by ひがせい at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | △私たちの空間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月21日

今日の私たち(S2)

今日の私たちの空間は、もうすぐ2才になる、辻野さんの娘さん、
かなこちゃんが特別ゲストです。
みんなが拍手をすると、それに合わせて
かなこちゃんも、一緒に拍手してくれました。

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【10月21日の私たち】
ジップ・ザップ・ゾップというゲーム。
輪になって、右隣の人へ振る時は、ジップ。左隣へはザップ。
左右隣以外の人に振る時は、その人を両手で指差してゾップと言います。
指された人は、即座にジップ(ザップ、あるいはゾップ)と言って
左右両隣か、それ以外の人に次々に振っていきます。

次は、2チームに分かれて、何色を表現しているか、当てっこしました。
女性チームは赤と白がお題でした。
赤は、テーブルに向かい合って座った1組のお客さんに、
ソムリエがワインを注いでいるところと、
もう1人がグラスを回してワインの香りを楽しんでいるところで
表現されました。
赤という答えが出ましたが、でもワインは赤だけじゃないから、
その辺をもう少し明確にすることが大切、と二口さん。
白は、前景は1人で、腰に手をやって飲物を飲んでいる仕草。
後方の2人は乳牛の乳絞りの図でした。
でも、なぜ牛乳を飲む時は、手が腰にくるのか。
風呂上りに飲む牛乳のイメージ。
テレビドラマかコマーシャルからの刷り込みか、
考え出すと、ちょっと不思議になりました。
男性チームは、黄色のお題を信号機で表現したり(明確でないところの
事情は、女性チームの赤に通じるものがあります)、
お葬式の場を作って、を表そうとしました。
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posted by ひがせい at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | △私たちの空間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月17日

今日の私たち(S1)

「私たちの空間」が始まりました。
これからその様子を、時々レポートしようと思います。

(人によって随分違うので)ちょっと曖昧かもしれませんが、
居心地のいい空間を探し始めています。
さしあたり、「私たち」(ナビゲーターのお2人と、ここで初めて
出会った参加者の方々7人です)の居心地のよさを
念頭に置いて進めています‥‥。
でも、まずは1人1人が居心地いいこと、これが重要なんですが、
必ずしもそれが「私たち」の居心地のよさになるとは
限りません。この辺が難しいところです。
やがて、この居心地のよさを「私たち」からもう少し拡げた空間
(発表会での観客の方々も含めた「私たち」の空間)にして
考えてみたいと思います。
そうした試みから、今度は逆に、1人1人の居心地よさが
再び浮かび上って来るのではないか、という期待を込めて‥‥。

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【10月14日の私たち】
2組に分かれて、ひらがなを表現してみました。
ジェスチャーゲームをしました。
もちろんメンバー同士のコミュニケーションを促進するためです。
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2005年09月21日

「私たちの空間」参加者募集中です

私たちの空間」、ちょっと変ったネーミングのプログラムですが、
このプログラムは、「居心地のいい空間とは、どういうものか」、
逆に言うと、「その場にいることが苦痛でない空間とは」について
体験的に学んでみよう、というものです。

前半は、演劇創作で使われるワークやコミュニケーションゲーム
などをしながら、お互いのことを知り合うことから始め、
どうすれば、その場の空間が居心地よくなるのか、そのヒントを探ってみます。
後半は、参加者それぞれの特技や興味のあることを出し合い、
最終日の発表会に向け、その内容を実際にやりながら、形にして行きます。
最後に、発表会をするのは、観客(外から見ている人)も含めて、
居心地のいい空間を創造するにはどうすればいいか、という視点も
必要だと思うからです。

ourspace.jpg

[日時] 10月7日から12月9日までの毎週金曜日:18:30−21:00
     12月3日・10日の土曜日:15:00−18:00
     12月16日(金):発表準備日 18:30−21:00
     12月17日(土):発表会 10:00-21:00
9月30日:説明会 18:30−

[参加資格] 京都市に在住か在勤・在学の13歳から30歳までの青少年
[定員] 10名
[参加費] 10,000円(全14回)
       高校生以下は7,000円
[ナビゲーター] 辻野恵子さん、二口大学さん
[申込み・問合せ] センターまで(075-541-0619)
posted by ひがせい at 13:19| Comment(0) | TrackBack(0) | △私たちの空間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする